大きな疲れが来る前にできること
「洗い物をしたくない」という感覚を大事にしているこの頃。
夕飯を終え、シンクに溜まった食器にそんなことを感じたら、夜の作業は早々に切り上げてさっさと寝る。
残りの作業は翌朝に早起きでもしてやればいい。と、そんなようなテンションで床に就く。
日頃からやっている行いも、氣分が乗らない日がたまにある。
きっと、そんな些細な感覚が、微弱な「疲れ」の知らせなのではないかと、最近になって思うのである。
これまでの私には大きな疲れが来ることがよくあった。
2〜3週間ばかし根詰めて作業した果ての翌朝、
「あれ、なんか今日ダメだ」
みたいな日が唐突に訪れるのである。
やらなければいけないことはたくさんあるのに、氣持ちがついていかない。
机に向かいたくない。布団から出たくない。どうしようもない。
みたいな1日、ないしは2日。
そんな日が来たら、映画でも観て大人しく休むことにはしているのだが、
そんな大きな疲れの前兆を知らせる感情が、例えば「洗い物したくない」だったりするのではないかと、
そういう些細な知らせを見過ごしていくと、近いうちに大きな疲れとなって返ってくるのではないかと、
だったら、溜め込む前に日々少しずつ抜いてみようかと、
そんなふうに最近は過ごしているのである。
この過ごし方の効率が如何程かはわからないが、とりあえず、感覚に従ってしばらく過ごしてみようと思う。
やらねばならないときは勝手にやるのだから、
そうでもないときは少しでも体を労って、
少しでも長く描き続けられるように、
そうやって過ごすことはきっと、少なくとも悪いことではないはずである。
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