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自分のことを話すのが苦手だけど応援してもらえている奇跡

飲みの席で一緒になった人が、最近は応援支援してくれる。

自分のことはほとんど話していない。

制作している漫画の紹介を軽くする程度。漫画の制作支援を募っていることも強調しない。

それなのに、初めましての方が、ぼくに支援してくれるという奇跡が、ここ数日続いている。

ありがたい。ありがたい。

けれど、なんで応援してくれるのか。



「応援してもらいたかったら、人に会って自分のことを話すこと」

そんな言葉をよく耳にする。

ぼくもかれこれ10年創作活動を続けているが、直接会うことの強さは実感している。

インターネットで知り合った100人よりも、直接会った1人のほうが、はるかに応援してくれやすいことは、体験として実感済みだ。


けれどぼくは、自分のことを話すのが至極苦手だ。

話すと胸が痒くなる。息苦しい。

自分なんかの話で、相手の貴重な時間を奪いたくないし、

そもそも、自分の話をすること自体心地悪い。


それよりも、とにかく作品を読んでほしい。

知ってほしいし、感じてほしい。

ぼくが口を開くのは、それからでいい。

いつもそう思ってる。



けれど、作品を制作する立場として、届けることにも手を抜けない。

誘われた飲み会には極力参加して、顔を売って、自分の話をたくさんして、興味を持ってもらって……

そう思って動いていたら、いつの間にか疲れていた。



無理に自分を出そうとすると、氣を遣いすぎて頭が痛くなる。

対面の場には圧倒的に向いていない。


普段通りでいい。

無理をすることで貴重な時間を楽しめなくなるくらいなら、応援なんてしてもらわなくていい。



そう思って、ここ最近は飲み会に顔を出していたのだが、


どうやら、見てくれる人はいるらしい。

ありがたい。本当にありがたい。



普段通りでいいのだ。

繋がる人とは自然に繋がる。応援してくれる人はいる。


制作にはお金がかかる。応援してほしい氣持ちがあることは間違いない。

でも、話すのが苦手だから仕方がない。これが自分だ。

無理して潰れるくらいなら、普段通りで、長く描き続けていこうと思う。





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最後まで読んでくださってありがとうございます。

最近は、本作の書籍化の準備と、次回作の制作でいっぱいいっぱいになってました。

加えて、お声がかかった飲み会にはほとんど参加をしていて、キャパオーバー氣味。

今日は、そんな中飲み会に参加していて思うことを綴ってみました。

ありがたいことに、ご支援は続々といただいていて、感謝が絶えない毎日です。

残り8日、よろしくお願いします。


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最新作『スポットライトを浴びたくて……』

音楽好きな主人公が、音楽をやらず無難な日々を過ごし、自分の人生に葛藤する漫画です。

無料なので、よかったら読んでみてください▼


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『スポットライトを浴びたくて……』にかける想いを綴りました。よかったら作品と合わせて読んでください。

随筆『ぼくが4年間、新作を描けなかった理由』▼


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『スポットライトを浴びたくて……』制作支援 あと8日

ご支援金額:1,203,000円+8,000円
目標金額:1,400,000円
支援者数:106名

現在、当作の制作費を募っております。
作品に心動いてくださったら、ご協力いただけると幸いです。

ご支援はこちらから受け付けております▼

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