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それでもなんとか力になりたい


私も懲りない人間だなとつくづく。

新作漫画『いいなんかがあるせいで、』の掲載ページに広告がつきました。

デジタルサイネージの広告です。




こちら、私の活動を兼ねてより応援してくれている方が経営する会社の商品。

株式会社アドベンチャーの社長、小栗典大さん。

彼は、私のデビュー作『スポットライトを浴びたくて……』の制作時から手厚い応援をしてくれています。


小栗典大さん(画像左)





今回、小栗さんの会社の経営があまりうまくないと聞き、

何か力になれないかと、公式サイトに広告枠を設けさせていただきました。

冒頭、私を「懲りない人間」と述べたのは、また何かしらでお世話になった人を救おうと試みているから。

漫画では力になれないことは、既にわかっているのです。

以前にも、お世話になった人の窮地を、なんとか漫画で救えないかと試みたことがありました。

それこそ、デビュー作『スポットライトを浴びたくて……』で。


私のいちばんの武器は漫画だから、漫画で力になることがいちばん効果の高い方法だと、

物語にちょうど同窓会のシーンがあったので、その会のお店に、恩人が経営するお店をあてがったのです。

自由が丘にあったお蕎麦屋さん。

漫画で実際にお店を描けば、読んで氣になった方がお店に足を運んでくれるんじゃないかと、思ったのですが、

結局そのお店は、作品が完成する前に潰れてしまいました。









漫画では緊急時の力になれない。

着手から公開までが非常に遅いから。

今回、二作目の公開を前にまた恩人の窮地。

であれば今回はと、サイトに広告枠を設けさせていただきました。

ちょうど公開のタイミングだったので、一人でも多くの方の目に触れてもらえればと。

もちろん、この件でお金は一切受け取っておりません。




こちらのデジタルサイネージ、

看板や紙と違って、告知の内容を如何様にも変えられます。

表示されるのはデータなので、データを変えれば如何様にも広告できるのです。

小栗さんとこの件で打ち合わせをしたとき、

デジタルサイネージが持つ広告の可能性に、とてもワクワクされていました。

このお仕事が本当に好きなのだと感じます。





もし、読者様の中に店舗の経営者様や、そういったものの債権をお持ちの方がいらしたら、

ページを覗くだけでもよかったらお願いします。

私に一声いただければ、小栗さんともお繋ぎできます。

誰の力にでもなるなんてことはとても無理ですが、

お世話になった人の力くらいには、なりたいものです。

いただいた以上のものは、たとえ時間がかかったとしても、なるだけ返してまいりたい。

そのためにも、日々精進するしかありません。

私は今日も、応援してくださってる皆さんのおかげで、生きることができています。

ありがとう。

漫画で精一杯返していきます。


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小栗典大さんのインスタグラム▼


デジタルサイネージの詳細▼


アドベンチャーのホームページ▼




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