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なんということだろう。



なんということだろう。
ボクに着いてくれた編集さんと、1週間前に約束をした。

ボクは言った。
「8日にネームを提出しますね」



なんと、未着手のまま当日を迎えてしまった。
恐ろしい。


これから急いでネームを仕上げなければならない。
しかし、これまた恐ろしいことになにも決まってない。


今日は、この記事を書くがてら、新作「ハル(仮)」のアウトプットをしていこうと思う。


今回の話は、

野球が大好きだけど万年補欠の野球少年が、できないから野球を辞めようと思うも結局好きだから野球を続ける話

だ。

「好きだけどできない」こういう悩みを抱えている人は多いかと思う。

「好きなこと」と「できること」は違う。
以前、ボクがカラオケ店でアルバイトをしていたとき、同じアルバイトの人に言われたことだ。彼は当時、声優を目指していた。

彼が放ったその言葉は、今もときどきボクの心を震わせる。
ボクも幼いころから「できない」側の人間だった。
運動も勉強も平均以下。

野球が好きだったので野球部に入ったが、「できない側」の人間なのでレギュラーにはなれなかった。

ときどき思う。
今の思考力をもったまま、高校野球をやり直せたら、ボクはレギュラーをとれるだろうか。と。

今回は、「好きだけどできない」主人公が、「できない」を理由に好きなことを諦めるのではなく、自分なりにできる道を探して好きなことを続ける話を描こうと思っている。

それでは、物語の概要を綴っていこう。


【1:ハル、野球を辞める】

主人公は、万年補欠の野球部員、ハル。
彼は、小学生から野球を続けるもレギュラーになったことがない。

中学最後の大会。
勝てば全国大会出場という試合で、ハルのチームは敗北した。
敗北の瞬間をベンチから眺めていたハル

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