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アコースティックギター ネックヒールカバー修理 (50代、ゆるゆるDTMerへの道) 

アコースティックギター、ネックエンドヒールカバーが剥離しました。

今回はデジタルの話ではなくアコースティックギターの修理の話です。
(長いです。すみません。)

アコースティックギターも、キーボードと同様、弾けるわけではないのですが、持ってはいます。

久しぶりに弦でもかえようかなと思い、ケースからだしたところ、コロコロと床に三角のピックのようなものが床におちました。

やけに厚みがあるし、こんなピック持ってたかな〜〜〜???? という感じでした。

ひょっとしたらギターの部品かな?とおもってギターを裏返してみると、

おーーー、 ネックの一番下のところが木肌むき出しやん。

修理に出さなあかんなと思ったのですが、このギター、1999年に東京で購入したもので、買ったお店に修理にもっていくには大変すぎます。修理代もなんぼかかるかわからんし、かなんなー、と思ってネットで修理方法を検索しました。

大体剥がれた部品の名前もわからなかったのでアコギ、バインディング、修理とかで検索して、材料をネットでかいました。


修理材料

必要なものは接着剤とマスキングテープのみでした。

マスキングテープ タイトボンド

マスキングテープ

3M マスキングテープ 9mm幅

どんなものがいいのかわからなかったのですが 「のり残りのない、、、」と書いてあったのでこれにしました。

接着剤

Titebond III Ultimate

ギターの修理にはタイトボンド( Titebond )いう商品がよく使われているようです。何種類かあったのですが、ブログなどではオリジナルというグレードのものが使われていることが多いようでした。

ただ「 Titebond III Ultimate 」 というのが販売されていたので、名前につられてこのグレードにしました。アルティメットってすごそうじゃないですか???

接着剤を開けてみると、工作の時に使う 黄色い容器に入ったコニシの木工用ボンドの匂い! あれでよかったのか???

キャップが特殊で最初はどうやって出すのかわからなかったのですが外の半透明のキャップを上下させて使うようです。

開いている状態
閉じている状態

木工用ボンドって、めったに使わないので家に置いてあっても、久しぶりに使うときには渇いて使えなくなっていることはないですか?
この特殊なキャップに期待したいと思います。

1, まずは接着する部品に残っていたボンドの除去

「アコースティックギター、ネックエンドヒールカバー」という、やたら長い名前の部品みたいですが、「、」の位置が合っているかどうかわかりません。

とりあえず、そいつに、こびりついたボンドの除去です。歯医者なので技工用のナイフや研磨用の道具で、できる範囲で除去しました。(もちろん使った器具は洗浄、滅菌してます!使ったポイントは捨ててますよ。)

ボンド除去道具

2, ギター本体のマスキング

マスキングテープをボンドが漏れそうなところにはりました。

マスキングテープ貼付

3, 部品の仮合わせ

ボディーにぴったりよせて合わせるのは簡単なのですが、それだとネック側にぴったり合いません。ネックの上方、とんがった方に合わせる必要があるようです。ネックのカバーなので当たり前ですね。
とりあえずとんがりに合わせる練習をしました。

仮合わせ

4, 部品にタイトボンドをつける

ボンド塗布

5, 貼り付けて圧迫

そしてべちゃっと貼り付けて圧迫、溢れたボンドをティシュペーパーでふきとりました。

接着

6, マスキングテープを剥がす

30分ぐらい放置して、マスキングテープをはがしました。

ずれてるがなー!!!

修理完了

失敗!!

ボディー側にずれてました。

あーあー 失敗!!

次剥がれたときはネック側に貼り付けられるようにお祈りです。って何年後やねん???

このギターの音が入っている曲を紹介します

プラグインのアコギの音も入っているので、わかりにくいとかもしれませんが、コードがちゃんとおさえられておらず、明らかにひどい演奏でじゃらーんとなっている方の音です。

今日のnote:

不整形のものを、正確な位置に貼り付けようとすると、一発で決めないと微調整は難しいような気がします。


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