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【感想】『1分で話せ』 著者:伊藤羊一 を読んでみた

こんにちは、絶賛UNCOMMONにボッコボコにされているかいちゃんです。


今日は朝渋のnote部の活動として、読書noteを投稿します。

読んだ本は伊藤羊一さんの『1分で話せ』です。50万部超えの大ベストセラーです。


プレゼンのノウハウがめちゃめちゃわかりやすくまとめられている本でした。プレゼンに関してはこれ1冊で十分だなと思える1冊でした。

冒頭に書かれている、『プレゼンは相手を動かす』という言葉がこの本の真意の様に思いました。相手を動かすための心構えやノウハウがまとまっています。

UNCOMMONのワーク内でも語られていましたが、『プレゼンの基本』を抑えられている人ってほとんどいないのだとか。逆を言えば、『プレゼンの基本』を抑えてしまえば、他の方より1歩も2歩もリードできてしまうというわけです。

そんなプレゼンの基本にして極意が書かれている本書ですが、個人的にはプレゼンのノウハウよりも、著者である伊藤羊一さんの考え方がとても刺激になりました。


なので、今日は心に刺さった文章ベスト3を紹介していこうと思います。

【第3位】「悩む」と「考える」は明らかに違う

本書では、「悩む」と「考える」は明らかに違うと主張しています。

具体的には、

◎「悩む」=考えが頭の中をぐるぐると回って、結果無限ループに陥ってしまう状態のこと

◎「考える」=自分の内外にあるデータを加工しながら、結論を導き出すこと

と書かれています。

なので、著者は悩むで止まらずに、考えることで結論を導き出す習慣をつくろうと主張しています

自分のイチオシの本でもある、伊藤羊一さんの『書くだけ1行日記』にも、似たようなことが書かれています。


いかに結論を出し、そこから気づきを得て動いていくかが重要だと感じました。

自分も悩んで時間を消費することで満足してしまうことがあるので、これからは何か一つでもよいから結論を出して、次に繋げていきたいと思いました。

【第2位】ゴールの達成のために、何をすればいいか、何を伝えればいいのかを逆算で考えていく


すべてのプレゼンは「相手に動いてもらう」というゴールを達成するためにあります。ならば、そのゴールの達成のためにゴールまでの道、過程を逆算することが成功の秘訣です。というのが著者の主張です。

プレゼンでたまに過度にここまでの苦労や自分の自己紹介に時間を割く方がいます。ときには、そういった過程の説明や相手との距離を縮める自己紹介も必要です。

ですが、プレゼンの本来の目的は何度も言うように「相手に動いてもらうこと」です。

「相手に理解してもらうこと」で満足し、誤ったゴール設定をプレゼンターがいますが、プレゼンターは聞き手に「理解したうえで、どうしてほしいのか」をしっかりと考え、伝えることこそが真のゴールへの正しい道になります。

逆算して取り組むというのはプレゼンのみならず、どんなことにも通用する考え方だなと思いました。

【第1位】配慮はするけど、遠慮はするな

伊藤さんは周囲に「配慮はしても、遠慮はするな」と言っているそうです。

相手に遠慮をして意見を言わないのは、結局相手のためにならないとのこと。

自分は周囲の目を気にしてしまうあまり、遠慮をして、何も言えなくなることがよくあります。これからは嫌われる勇気を持って、自発的に意見を伝えていきたいと思います。


【おわりに】

今回の『1分で話せ』のプレゼンのノウハウは、ビジネスシーンを通り過ぎて、様々な場面に転用可能だと感じました。

特に【ゴールを設定する】【配慮はしても、遠慮はしない】は今日から実践していきたいと思いました。

著者の伊藤さんの考え方がとても実践的かつ面白いので、みんなにおすすめですが、人前で話すことに苦手意識がある人には特にオススメの一冊です。

【本書から学んだ具体的なアクションプラン】

◎ゴールを設定して仕事に取り組む

◎相手に意見を言う際は、配慮はしても遠慮はしない


【次回予告(的なもの)】

次回は黒田悠介さんの『ライフピボット』の読書noteを投稿しようと思います。

https://book.impress.co.jp/books/1120101063

読んでいただきありがとうございました!



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