黄金コンビを見直し!魂のしもべに関するあれこれ その2
こんばんは、海馬ハルトです(^^♪
今回も魂のしもべに関する記事を書いていこうと思います。
この記事はセオリーとなる動きである
「黒の魔導陣」+「魂のしもべ」
のコンボを紹介しつつ、その注意点に関して挙げていきたいと思います。
実はパターン化していたあの動きは・・・など変なマンネリを解消するきっかけになればと思います。
〇黄金コンビの動きとメリット
まずはこの黄金コンビのギミックを解説しようと思います。
黒の魔導陣の①効果でめくるカードの中に、サーチできるカードを確実に入れられる方法になります。
やり方は至極簡単で、黒の魔導陣の発動にチェーンして魂のしもべを発動するだけです。これで、自分の加えたいカードをデッキトップに置き、その処理後に黒の魔導陣①の効果処理で加えられることになります。
メリット1:黒の魔導陣のサーチなしによる大きなマイナスを防ぐ
経験者ならわかると思いますが、黒の魔導陣で加えられるカードがなかった場合、3枚分のドローが入るかデッキをシャッフルする操作がない限りは、その順番を受け入れなければなりません。サーチなし=欲しいカードがないという状況と向き合わなければならないのはかなりキツイため、大きなメリットと言えるでしょう。
メリット2:魂のしもべを有効に利用する
逆に魂のしもべの①効果を無駄にしないという点も大きなメリットです。魂のしもべは、どの効果も他のカードの存在が必須です。単体では力を発揮できないしもべの単品使用の効果を確実に利用できることは決して少なくない利点です。
メリット3:サーチ先を選ぶ際にアドリブが利きやすい
一般的なサーチカードはデッキからダイレクトに加えることになりますが、このコンボは、
デッキトップ操作→トップ3枚を確認→加えるカードを選択→残りの2枚を操作
といった流れになります。
サーチカード単品と異なるのは、
手札とデッキトップ3枚の内容をもとに加える手札を決定すること
+デッキに残る2枚の順番を決定できること
です。
デッキトップで確定させた1枚ではなく、追加で捲れた2枚の内容によっては、その2枚の中から選ぶという選択肢も十分に取れます。
墓地の魂のしもべの②効果を考慮すれば、残すカードの順番や残し方を含め、選択肢は多岐にわたります。
以上の三点より、ブラマジの動きをスムーズに安定させるという意味では、かなり大きな役割を担うコンボであると言えます。
〇爆発力と速効性がネック
さて、メリットに反して存在しているのが注意点です。このコンボにおいては爆発力と速効性に関して留意する必要があります。
いずれも、サーチできるカードがブラマジかブラマジ魔法罠に限られていることが起因しています。
ごのギミックは、あくまで黒の魔導陣の①効果を確実にするということが主となっていることは忘れないで下さい。
・単体では爆発力が低め
このコンボは2枚を使用して1枚をサーチすることになります。1枚は場に残るとはいえ、しもべ以外の墓地ソースが増えるわけでなく、黒の魔導陣の②効果が起動しなければ消費したソースの巻き返しには繋がりません。
仮に先攻1ターン目の最初にこのコンボを稼働させた場合、サーチしたカード+3枚で初動を落ち着かせなければなりません。
そうでなくても爆発力が極端に高いデッキでなく、その際に手札を多く要するデッキであるため、動かし方が手狭になってしまう可能性は十分にあります。
またブラマジの性ではありますが、ブラマジと展開罠が揃わないとスタートできないことは、このコンボによる1枚サーチではカバーしきれない部分です。
同じ2枚消費のサーチカードと比較してみましょう。
サイバネットマイニングはコストで手札を1枚切ってサーチが起動します。サイバース族は墓地にモンスターが増えると動きのパターンが増えやすいきらいがあります。つまりコストととはいえ、次の展開に繋げる一手を含んだ効率のいいコストです。
このコンボは良くも悪くも黒の魔導陣を場に残し、魂のしもべが墓地に行くという形で成立します。黒の魔導陣が残ることと、残す2枚の順番を入れ替えられる点を最大限に活かしていくことが大切になります。
・速効性を上げられない遠因
さて速効性の面ですが、これは黒の魔導陣のサーチ範囲に起因しています。現状、ブラマジをそのターンで展開できる専用カードはマジシャンズソウルズのみです。これは黒の魔導陣で加えることができないため、このコンボのサーチ対象から外れます。少なくとも序盤で確実なサーチを狙う場合、デッキトップに置く候補から外れます。
つまり、そのターンで即ブラマジを展開していくカードに変換することが難しくなります。
他にも、火力の底上げや展開の補助として優秀な幻想の見習い魔導師も選べないことは決して小さいことではありません。
結果、速効性を下げるとまでは行かなくても、極端に上げることが難しいと言えます。コンボそのものの穴というよりは、カードプールの問題であるので、今後の新規でこの懸念が小さくなる可能性は十分にあります。
以上が注意すべき点です。
さらに上げるのであれば、このコンボに限った話ではありませんが、先攻1ターン目で使用した場合、除外効果を使用する可能性がほぼない状態で黒の魔導陣を置きっぱなしにしてしまうことです。
単体除去が珍しくないだけでなく、トロイメアフェニックスなどの汎用的かつアクセスが簡単な除去が豊富なカードが存在している以上、発動前に黒の魔導陣や展開札(候補)を除去されてしまうことは珍しくありません。
このコンボを含め、黒の魔導陣をどのように運用していくかを見直すきっかけにするのもいいかもしれません。
〇秘儀→ブラックマジシャンズでコンボにブースト!
仮にこのギミックを最大限に活かすのであれば、黒魔術の秘儀を上手く利用することが理想的です。
黒魔術の秘儀で超魔導師ブラックマジシャンズを展開すれば、順番を入れ替えたカードをドロー効果で手札に加えることができます。また墓地にある魂のしもべのドロー枚数も、融合素材として落とした分で最低1枚、仮にブラックマジシャンズの分離で師弟を並べることができれば2枚確保できます。
ドローした罠はセットし、そのターンで発動するということができるため、マジシャンズナビゲートや永遠の魂といった主要展開札を即利用できるようになることも見逃せませし、黒の魔導陣を起動する可能性がブラックマジシャンズ自身に搭載されていることも、このコンボの過程を無駄なく利用していると言えます。
上記の注意点をカバーしつつ、ゲーム作りを安定させられるため、試してみてください。
〇コンボを使用しないことも正解
ではコンボ以外の選択肢はどのようにすればいいでしょうか。
まず黒の魔導陣を破壊されることを危惧するのであれば、サーチが成立したとしてもブラマジを展開できるかどうか確実でない場合、黒の魔導陣を発動しないという選択も十分考えられます。
また他の手札の内容によっては、魂のしもべをセットしてターンを返し、相手のターンで動きや流れに合わせてデッキトップを選び、次の通常ドローを最適なものに変える方法もあります。そうすれば、専用モンスター群をサーチできない問題も、他のカードに依存せずに解決できます。
結果、コンボを使用しない方が恩恵が大きいことは珍しくないため、あくまで安定した運用を目指すうえで利用することを前提にすることがベストなのではないでしょうか。
〇コンボを精査してマンネリ化を打破!
以上が黄金コンボを紐解いたものになります。
注意点の文量が多めになってしまいましたが、便利なコンボであるがゆえに気づきにくい部分をピックアップしてみました。
様々な手段を試して、自分のブラマジデッキのポテンシャルを最大限に活かしていきたいですね!
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^♪
ご意見ご感想お待ちしておりますm(__)m
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