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【ネタバレあり】エモい演出がたっぷり!デュエルオペラヴァ―ト~演出考察編~

こんにちは、海馬ハルトです!(*^-^*)
今回はデュエルオペラヴァ―トのデュエルにおける、多くの演出面の考察をしていこうかなと思います。
随所、いや、一挙手一投足に含まれたエモい演出の数々を見逃すことなく堪能しましょう!

〇1ターン目

2人が対峙するや否や、原作アニメ同様のやり取りが始まり、気づけばあっという間にあの時間、世界へと誘われます。
そして、一気にボルテージを押し上げるように共鳴する

「デュエル!」

まずは闇遊戯のターン。ターンの順番も同じですが、違いは先攻ドローがないところ。ターン開始のセリフの通り、神のぶつかり合いを意識した立ち回りを要求されるわけですが、如何せん遊戯の神は「オシリスの天空竜」です。先攻ドローもなしに、「オシリスの天空竜」を出す準備だけでなく、ポテンシャルを最大に引き出す地固めとして、手札の枚数調整も要求されるという超ハードなスタートです。

ですが、そこはさすがキングオブデュエリスト!最低限の消費でデッキをどんどん回転させていきます。
「混沌の場」から「暗黒騎士ガイアオリジン」をサーチし特殊召喚、さらに「マジシャンズソウルズ」を特殊召喚します。

「俺の前に雑魚モンスターを並べることが、如何に愚かで危険なことか身をもって教えてやる。」

原作さながらのセリフで、海馬の戦略と神の鼓動が感じられます。

デュエルに戻ります。「混沌の場」と「魔術の呪文書」をコストにして2枚ドローすることで、なんと実質手札消費-2枚でモンスター2体+LP1000回復、さらに通常召喚を残すという最高のスタートを切って見せます。「魔術の呪文書」によるここでの1000回復ですが、後に大きな影響を与えます。
さらに「クリバンデット」で墓地にカードを増やしつつ、キーカードである「死者蘇生」を手札に加えます。ここで墓地に送られた4枚すべてがデュエルに絡む当たり、闇遊戯のデュエルって感じがしますね。

しかもこれだけの動きをしておきながら、いずれも闇遊戯のイメージに沿ったカードのみという徹底ぶりです。あまりのブン回りに、OCGをプレイされていない方にとっては、少々戸惑ったかもしれませんね。

結果、遊戯は手札2枚を残し、伏せカード1枚としながら、攻防両方の準備を万端にした布陣で海馬を迎え撃ちます。

○2ターン目

満を持して海馬のターン。
待ちわびたかのようにドローし、すぐさま原作同様に「X-ヘッドキャノン」を召喚する海馬。

「遊戯、神の前にひれ伏し、そして散れ!」

すでに海馬はトップギアに入っています。それはBGMが「神の怒り」に切り替わるよりも早し、「交差する魂」で神の召喚を狙います。原作やアニメでは「エネミーコントローラー」や「クロスソウル」(「クロスサクリファイス」)で狙って失敗した生贄コンボですが、その雪辱をこの舞台で見事に果たします!

「破壊神オベリスク、我が絶対のしもべとなりて、我が領域に降臨せよ!天地を揺るがす全能たる力(パワー)によって、俺に勝利をもたらすのだ!」

闇遊戯が攻防兼ねた2体を用意したことを逆手に取り、海馬の持つ神、「オベリスクの巨神兵」を召喚させました!
先に遊戯が神を召喚した原作とは逆で、これまた海馬の雪辱といったところです。ここでの津田さんの表情から漲る自身と高笑いは、奥行きのある絶対的な力を感じます。

「オベリスクの巨神兵、全身から漲るすさまじいパワー。俺の身体を貫くのはかつてない戦慄と威圧感・・・」

VRによるオベリスクは、まさに闇遊戯が対峙し、感じたそれを再現するかのような勢いでしたね!

早速攻勢に転じる海馬、津田さんの『ゴッドハンドクラッシャー!』の轟きを聞くや否や、闇遊戯も「超電磁タートル」の効果で攻撃を凌ぎます。
「超電磁タートル」は、アニメでのみ登場し、神対神のぶつかり合いを盛り上げるのに一役買っていましたが、今回は海馬からの直接攻撃を防ぐ役割になりました!放送当時にはOCG化されていなかっただけに、カード化に感動したプレイヤーは私だけではないはずです。

実は「交差する魂」で相手モンスターを生贄にした場合、次の闇遊戯のターンが終わるまで、海馬は一度しか効果を使えないという制約がありました。そういうこともあり、伏せカードは「エネミーコントローラー」のみでターンを終了します。

○3ターン目

緻密な戦略を大ナタで一掃され、未だピンチの闇遊戯。まずは反撃の手始めに「マジシャンズロッド」でデッキから「ブラックマジシャン」がテキストに記されているカード「師弟の絆」をサーチしてきます。

「神に対抗できるのは、やはり神しかいない!」

そして、1ターン目に手札に加えた「死者蘇生」で、これまた1ターン目に墓地に送っておいた闇遊戯の誇る神、「オシリスの天空竜」を降臨させます!

「蘇れ、オシリスの天空竜!」

「死者蘇生」で「オシリスの天空竜」を出す流れは、戦いの儀のクライマックスを彷彿とさせますが、このシーンのフラッシュバックと、無事に蘇った「オシリスの天空竜」を見て、闇遊戯ことアテム、そして風間俊介さんの熱演が帰ってきたと、VRを通して体感できること間違いなしです!

現状闇遊戯の手札は2枚、つまり「オシリスの天空竜」の攻撃力は2000で、「オベリスクの巨神兵」の4000に及びません。海馬も承知で、絶対優位は覆らないかに見えました

が、

「それはどうかな?」

このセリフこそ、遊戯王の真骨頂であり、最後まで目が離せない理由でもあります。不敵な笑みを見た次の瞬間、相手の顔は何度青ざめてきたことでしょうか。

「クリバンデット」で墓地に送られていた「魂のしもべ」の効果は、墓地の魔術師の数だけドローを可能にします。よって手札を4枚に増強し、二体の神の攻撃力が並びました。

しかし、実質これ以上手札を使用することができなくなった闇遊戯。海馬の煽りも一理あり、ここで闇遊戯がバトルを仕掛けます!

しかしそこはさすがの海馬、伏せカードは「エネミーコントローラー」!

『コマンド入力!←・→・A・B!』

原作アニメではもちろん、デュエルターミナルなどでお馴染みのコマンド入力もしっかりありました。しかも、立体化してボタンがきちんと動くという演出も贅沢ですね!実は諸般の事情で「エネミーコントローラー」のOCGイラストは十字キー部分が変わっているのですが、このオペラヴァ―トではキチンと原作アニメ同様、十字キーでした。

閑話休題、OCGでは、原作アニメと異なる効果で、使用する場面も全く異なりますが、今回は表示形式を変更することで、「オシリスの天空竜」のバトル終了を試みます。
すかさず闇遊戯も罠カードで応戦、「シフトチェンジ」で「エネミーコントローラー」の対象を「マジシャンズロッド」に入れ替え、「オシリスの天空竜」の攻撃を続行させます。
「マジシャンズロッド」の表示形式を変更することは、のちの進行にも大きく影響するだけに、整合性と演出を両立させたナイスな流れです。

この手に汗握る神対神の攻防は、尺の都合でターンこそ少なかれ、チェーン合戦や原作カードの応酬で超濃厚特盛でお届けされているので、興奮間違いなしです。「シフトチェンジ」はOCGではなかなか日の目を見なかったカードだけに、こういった場面で活躍してくれたのは個人的に胸が熱かったです。

「超伝導波 サンダーフォース」
「反撃の ゴッドハンドクラッシャー!」


ぶつかり合う神と神、その衝突から放たれた閃光が収まると、二体の神は消滅していました。

そして海馬の言う通り、戦いは神を不要としたさらなる展開にヒートアップしていきます!

「もはやこの戦いに神は不要!」

○4ターン目

海馬のターン。
ここで海馬は最後にして最大の勝負に出ます。

「遊戯、やはり貴様を倒すのは神をも超越したしもべ、ブルーアイズ!」

「青き眼の激臨」、その名の通り、「青眼の白龍」3体を場に降臨させるなんとも豪快なカードを使います!
『青き眼の激臨』、そう宣言する前の津田さんの一間、想像してみてください。海馬がカード一枚をシュッと引き抜き、やや高めの位置からディスクのところに置き(アニメなら差し込み)、SEが鳴り、ソリッドビジョンで恍惚としたものがくっきりと浮かび上がるその瞬間!津田さんの声が聞こえてきたらもう鳥肌間違いなしです!

そしてとうとう現れる、美しくも強靭さをまとった、青き眼の龍

「いでよ、3体の青眼の白龍!」

3体が揃って羽ばたき、天より自分を見下ろしている姿は圧巻です!
海馬そのものと対峙するという恐怖、戦慄は海馬がただ居丈高に言っているわけではないということが身体を突き抜け、同時に、二人の遊戯とはこういう苦難を幾度も乗り越えてきたんだ、ということを思うに違いありません。

実はこの「青き眼の激臨」は、その豪快な効果の代償として、手札、墓地、フィールドからこのカード以外のすべてのカードを裏側で除外しなければ、「青眼の白龍」は降臨しません。OCG化したのはオペラよりも約3年前でしたが、そのデメリットゆえになかなか使用機会に恵まれませんでした。今回はまさにこの上ない場面での登場でした。
神も手札もすべて除外した海馬にとって、この「青眼の白龍」3体の布陣こそ最強にして最後の布陣になるわけです。

ここで触れておきたいのが、墓地のカードもすべて裏側で除外という行為です。墓地というものは、言わば戦いの経過あり、過去のものです。その墓地をすべてなかったことに等しい取除き方をするというのは、ただ未来のみを見つめ、そして「青眼の白龍」とともに歩んでいくという、海馬そのものを象徴するものだったのではないでしょうか。

今回敢えて「青眼の究極竜」になどの融合体に進化しなかったのも、のちの展開を鑑みるに、純粋なライバルのエース対決を演出するといった、実は今までじっくり描かれてなかった部分をフィーチャーしたものではないかと思ってしまいます。仮にそうだとしたら、本当に素晴らしい演出です!

メタ的に話を触れるのであれば、例のシーンで仮に「融合解除」を狙ったとしても、OCGの効果で相手のモンスターに使った場合、素材は分離せずに墓地に残ったままです。そういう意味があってかどうかは別として、アナザーとしてはこの上ない展開でしょう。

「青眼の白龍」3体を従えた海馬に、いよいよ追い込まれた遊戯。

「このターン、俺のモンスターの総攻撃を受けきることは不可能。遊戯、貴様の負けだ、フハハハハハハ!」

ちょうど城之内が闇遊戯に囁く直前の光景がオーバーラップします。しかし、その様子もなくバトルフェイズに。
まずは1体目の「青眼の白龍」が「マジシャンズロッド」を粉砕します。この時の「青眼の白龍」のたたずまいは、魂の宿った生命体そのものに見えます。
息つく間もなく、次の「青眼の白龍」が攻撃に移ります。この時のブルーアイズ同士の入れ替わりなど動きは、本当にきれいでしなやかです。自分の上空に覆いかぶさるような動きは、眼を奪われます。
続く一撃は闇遊戯への直接攻撃!これは闇遊戯を直撃し、一気にライフポイントを削り取ります。

最後の「青眼の白龍」の攻撃で、勝負を決めに行く海馬。

「これでとどめだ、ブルーアイズよ、我が宿敵を消し去れ!」

決まりかと思われたその時、闇遊戯は手札から「クリボー」の効果を発動し、戦闘ダメージを無効化します!

鉄板の流れですが、やはりここぞという場面で何度も闇遊戯を救ってくれた「クリボー」が出てくる安心感はかなりのものでしょう。

「クリボー、お前のお陰で助かったぜ。」
「おのれぇぇぇぇぇ・・・」


一方の海馬は、敵対するにしろ、タッグデュエルで守ってもらったにしろ、自身のプライドや勝利の方程式を相当かき乱された一枚であり、この舞台でも辛酸をなめる結果になりました。

しかしながら、闇遊戯の場にはカードが1枚もなく、海馬のフィールドには「青眼の白龍」3体が立ちはだかっています。
海馬の言う通り

「例えブラックマジシャンを呼び出したところで、俺のブルーアイズ3体を攻略する手段などない。」

そういった絶望を突き付けられた闇遊戯。その心境を表すかのように、風間さんの眼から闘志が薄れ、演奏の終演と暗転が訪れます。

しかし、

「神の怒り」の余韻も残るまま、オーケストラの方々にスポットライトが当たり、あの聞き覚えのある前奏がバイオリンと歌声によって奏でられ始めます。
まるでここから始まる逆転劇を盛り立てるかのように。

とは言いつつも、状況は変わらず。闇遊戯も海馬に自分の戦術が読まれていること、「ブラックマジシャン」だけでは3体攻略することができないことを冷静に分析します。
この点は順序や盤面こそ違えども、原作アニメでの海馬曰く『ガラスケース同然のデッキ』といった部分がフィーチャーされています。

次の瞬間、声が聞こえてきます。

「もう一人のボク」

千年パズルの絵を皮切りに、今まで2人の死闘を映してきた空間に、相棒である遊戯の姿が浮かび上がります。

「自分のデッキを信じて。信じればカードたちはきっと応えてくれるよ。」

周囲を見渡す風間さん。熱き演奏家たちによる熱き決闘者たちの演奏、そして相棒の力強い励ましに、再び眼に闘志を灯します。真の役者とは、というものを感じさせ、今まで見ることができなかった演技に震えること間違いなしです。

ここでの遊戯の声は別撮りですが、それによって自分に語り掛ける存在の演出が際立ち、人格が別であるということを強調してくれます。本当に同一人物が演じているのかと思うような風間さんの演技に脱帽です。

○最終ターン

力強いドローと共に、闇遊戯に勝利への道筋が示されました。
「死者転生」により「マジシャンズソウル」が手札に戻り、そして満を持して、エースモンスターが登場します。

「現れろ、ブラックマジシャン!」

「死者転生」により、魂である「マジシャンズソウルズ」が蘇り、さらにその魂が墓地の肉体に重なることで蘇る。一連の動きには、感動せざるを得ません。
VR演出も秀逸で、広がっていた魔導陣が収束し、そこに天より推参するブラックマジシャン、そして招来する杖を握り見栄を切る姿は、何度も見たくなるようなカッコよさです!

ここで初めて海馬に狼狽の気が見え始めます。いくら読めていたとしても、やはり対峙することは厄介なことこの上なかったのでしょう。

さらに手札にから「師弟の絆」を発動します。

「来い、ブラックマジシャンガール!」

2人の遊戯の絆があるように、「ブラックマジシャン」にも、「師弟の絆」を有する「ブラックマジシャンガール」がいます。
師弟関係という言葉にしろ、しもべという言葉にしろ、いずれも現代の日本語では捉えきれないような意味さえ感じるのは私だけでしょうか。

そして2人の魔術師の召喚により、連携攻撃である「黒・魔・導・連・弾(ブラックツインバースト)」を可能にします。

VR演出で、攻撃力の上がる演出に正対できますが、ここは正面のみを見るのはもったいないです。なぜなら、「ブラックマジシャン」は後方彼方より正面まで飛翔してきているのです。まだ見ていない方は、一度振り返ってみてください!
ここで二人が並ぶ姿に、どれほど感動したでしょうか。きっと攻撃力を上げる演出だけでなく、並んでいる二人を見せたいという粋な計らいだと私は思っています。

「師弟の絆」、「黒・魔・導・連・弾」は劇場版超融合で登場したカードですが、OCG効果に装いを改め、再びセンセーショナルな場面で登場してくれたことは、ファンとしてはこの上ないことです。

攻撃力を4500と「青眼の究極竜」に匹敵する力を得た師弟に驚愕する海馬。ですが、やはり海馬の盤面を攻略するには至りません。

「その効果もこのターンのみ。ブルーアイズが1体やられても、残る2体が魔術師どもを葬る!」
「いいや、このターンで決まる!」

この様式美とも言えるやり取りののち、このデュエルにおける最後の1枚にして勝負を決定づけるカードを切ります。

「手札より、魔法カード発動!拡散する波動!」
「拡散する、波動・・・」


あの因縁の対決を締めくくった「拡散する波動」が、お互いが使える最後のカードとして残っていました。当時はオーバーキルとして使われた1枚ですが、今回は最適解にして最上のカードとして大役を担います。
海馬の生気の抜けるようなリピートがその威力を物語っています。

ここで支払う1000ポイントのライフは先述したように、「魔術の呪文書」によって回復したものを糧としています。「魔術の呪文書」は原作アニメではコンボ攻撃を見破られていただけでなく、「魔法吸収」により、「青眼の究極竜」を強化する結果に終わってしまいました。今回の舞台では、その因縁の対決のアナザーとして闇遊戯のフィナーレを飾ることに貢献することができました。

「ブラックマジシャンの連携攻撃! ブラック バーニング マジック!」

闇遊戯の掛け声を受け、師弟の二人がお互いを見つめ、頷き、飛び上がります。
そして「拡散する波動」の効果を得た「ブラックツインバースト」は「ブラックバーニングマジック」として海馬、そして「青眼の白龍」たちを貫きます!

海馬の唸り声が消えると、熱き決闘者たちの演奏は終わり、海馬のライフは尽きていました。

「この俺が、負けた・・・。」
「海馬、俺と貴様の間に力の差はない。勝敗を分けたのは俺に信じる心を教えてくれた、絆の力だ!」


そのセリフが終わると、そこに輝いているのは、遊戯と闇遊戯がともに映っているシーンの数々、そして師弟の2体でした。
原作アニメでは友の力が勝敗を分かちましたが、今回のオペラで焦点に当たったのは、「絆」でした。それは遊戯と闇遊戯の絆、師匠と弟子の絆、そしてプレイヤーとカードの絆、全てがあって成し得たといったことでしょう。

闇遊戯が使ったカードは20枚であり、どれが欠けてもこの結末には至りません。対して海馬は10枚で、不明である2枚含め「青眼の白龍」など除く6枚は除外されてしまいました。果たしてこれが何を意味するのか。思いをはせるのもいいのかなという感じでした。

〇まとめ

といった感じで随所に考察と感想を含めながら書き起こしてみました。
個人的な感想としては、闇遊戯、海馬、またそれぞれのカードが、原作アニメで成し得なかったことを雪辱、やり遂げることができるといった演出が素晴らしいなと思いました。特に、海馬が先に神を召喚する流れは胸が熱くなりました。ラストターンで使用されたカードはどれも私が好きなカードばかりで、特に「師弟の絆」がフィーチャーされたことはこの上ない喜びでした。

闇遊戯は安定の運命力とコンビネーション、海馬のデュエルも相変わらずのパワフルさと力強さでした。それをVRを通し、身をもって感じることができたことは、遊戯王を愛するものとしてはかけがえのない体験でした。
同時に、今まで原作アニメで語っていた二人の言葉の意味を強く理解することに繋がり、さらに楽しむヒントを得られたのも大きかったです。
演劇や演技を少々嗜んだ一人として見ても、真の演技たるものを学び感じることができたことも嬉しい収穫でした。

とにかく、この作品を愛すれば愛するほど、見どころがあり、一挙手一投足見逃せない、人生の宝と言える一本です。
限定公開であることが残念ですが、可能な限り視聴、体験し、脳や体に焼き付けておきたいなと思います。

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