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純ブラマジデッキの軸に関するあれこれ

こんにちは、海馬ハルトです('◇')ゞ
今回はブラマジデッキの軸に関する記事になります。

〇そもそもなんで軸を突き詰める?

新規によって多様な構築ができるようになった分、軸というものを明確にしないと、中途半端な結果になる危険性が増えました。

他のテーマなどと異なり、構築に具体的な差が表れにくい分、軸の違いがわかりにくい部分があります。だからこそ、自分はこの軸で組んでいるということを意識する必要があります。

実際同じ初手でも、軸とするものが異なる場合、入る順番や優先順位などが変わってきます。これが大事で、ゲームの組み立て方を正しくできるようになると、強みを活かした戦い方ができ、安定性も増すことになります。
構築においても、数枚の違いを具体的にし、脇を固めるカードを変えることでより有意義な構築ができるようになります。
私も研究段階ですが、今ある情報を発信できればと思います。

〇主な軸は3種類!!

現在純構築では以下の3種類のものがあります。
良し悪しが明確になった分、自分がどのスタイルで戦いたいのかを選ぶ自由度が上がりました。

・師匠軸
ブラマジを中心に立ち回る型です。大型モンスターを絞って採用しているため、比較的立ち回りに余裕があります。一方で、火力や専用魔法カードのパワーを上げるのに苦労する面があります。

・師弟軸
ブラマジとガールの師弟で戦う型です。専用魔法カードの火力が高く、一気呵成に勝負を決めるポテンシャルも高いです。ただし、ガールの展開にブラマジを利用することが多く、専用カードやガールの枚数が増えることで回転が鈍りやすくなるというジレンマも抱えています。

・守護神菅軸
守護神官の強力な効果をブラマジ要素に加える型です。展開から攻撃、魂のしもべの効果の底上げなど、大胆な戦いができる上に、大型モンスター最大4体が自由自在に立ち回る圧巻さがあります。その分動きがストップした時のリカバリーやソースの確保がかなりシビアになります。

〇【師匠軸】軽いフットワークで相手を翻弄!!

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師匠軸は、他の大型モンスターの採用が少ないため、立ち回りがシンプルかつ要所が抑えやすくなっています。自分がどのような準備をするべきなのかを意識しながら回していけば、盤面を作ること自体は難しくありません。
ただし、盤面を作ってからの動きに気を付けないと、形成を崩されて一気に流れ込まれるので、その点を留意したいところです。

・構築の基本
ブラマジ+展開札を用意することが基本になります。特に永遠の魂と黒の魔導陣でアドバンテージを稼いでいくことが肝になるため、その部分を抑えた構築が大事になるでしょう。
マジシャンズナビゲートは環境の速度や流行りの相手に合わせて利用する重要度が変わるので、火力を重視するのか、守りを固めるのか、はたまた展開を補助するのかなどを決めておくと無駄がないと思います。
汎用カードやナビゲートの相方のスロットも比較的余裕があるので、自分がどのようなゲームを作りたいのかを意識して選んでいくと、ゲーム運びに反映しやすくなります。ドローカードでデッキの回転を促したり、罠カードを増やして妨害手段を増やしたりすることができるので、あとは自分がどのペースでどんな流れを作りたいかを意識して比率を決めていきます。
実際、罠ビート寄りでテンポや流れを重視した構築や、ドロー重視の安定性と数的アドバンテージを重視した構築があるため、自分の好みで変えてみましょう。


・ゲームの組み立て
安定したブラマジの供給を意識することが大事になります。一気にアドバンテージを稼ぐことを得意としているわけではないため、手元のカードを何度も利用することで、テンポや数的優位を保っていくことが基本です。
相手の要所を陣+魂や汎用カードで妨害し、足止めを食わせている間にライフを取り、流れを掴んでいきます。あと何ターンで削り切れるかを計算しながら展開したりや妨害札を切ったりしないと、一気に押し返されるので、焦らず確実に反撃の芽を摘んでいきましょう。
ナビゲートは足りない魔法使いの供給や妨害の一手になるため、絡められる時は絡めていくことで、流れを作りやすくなります。
手元のカードの火力を計算することで、ターン数を縮めることができますし、逆に蛇足でリスキーな攻めを回避することができます(このデッキに限った話ではないですが)。無駄のない運用で確実にキルを取りに行きましょう。

〇【師弟軸】瞬間的火力で一気呵成に!!

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師弟軸は瞬間的火力が他の軸に加えて高いことが特徴です。師弟の絆から必殺技で露払いし、一気にライフを削るという戦いがしやすいため、一瞬のスキを突いた戦いが肝になります。かみ合えば序盤のもたつきが一転してキルまで流れ込むことができるので、ゲームの組み立てはしっかりしていきたいところです。

・構築の基本
ガールの存在がより大事になる軸であるため、他の型よりも多めの採用が大事になります。師弟の絆と利用したい必殺技の選定も、自分のゲームプランに合わせて選んでいきたいところです。また、これらの採用で初動のもたつきの確率が上がるため、動きの補助になるカードの選択や役割分担を明確にしておくと、きれいな流れができるかと思います。
ナビゲートの展開は、攻撃力を素早く上げるほかに、バーニングマジックをすぐに打てる状況にしてくれるカードになるため、重要度は上がります。
また一気に攻め込むにあたり、あらゆるカードの起点になるブラマジを場に残したり出しやすくしたりするカードを選定する意義が、他の構築より高まります。マジシャンオブブラックイリュージョンはブラマジになり、ブラマジを蘇生できるカードになるため、使いやすいでしょう。

・ゲームの組み立て
火力が高い分、カードが打ち切りのものに集中したり、展開を一気にしたりと、他の軸よりも攻め込みに入った時のリスクが高くなります。そのため、師匠軸の基本を押さえ、キルを取る下準備をしていく必要があります。
中途半端に止まると、ソースや盤面、返しのターンでの対策、すべてに不安要素が大きく残るため、無駄にラッシュをかけないことも大事な組み立てです。
また、ブラマジが発動条件や攻めの起点になることが多いため、プレイングもブラマジキープを強く意識する必要があります。多少のライフやソースは削いでも、場にブラマジが残れば、切り返すチャンスが生まれやすいため、その点を重視していくことが大切です。

〇【守護神官軸】大胆かつ繊細に!!

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守護神官軸は、大型モンスターの立ち回る数やカードパワーの底上げが特徴です。師弟だけでなく、守護神官のような効果持ちのカードがテクニカルに動くため、相手の攻めの照準を定めにくくなります。また、魂のしもべの登場により、最大4ドローカードをテーマ内で生むというダイナミックさもあります。他の軸よりも特殊性が高いため、構築からプレイングまで、要点をしっかり理解しておくことが大事です。

・構築の基本
師弟と守護神官を組み込むとなると、デッキのパーツがかなり膨れ上がる一方で、一部の専用カードとのかみ合いが悪くなることもあります。幻想の見習い魔導師の打点補助効果や、ナビゲートのデッキからの特殊召喚は、守護神官には対応していないため、少なめの採用になる候補になります。
また、ブラマジを中心とした構築ではありますが、あまりブラマジに寄せると、守護神官が浮く可能性があります。展開札や必殺技のバランスに気を付けたいところです。
逆にマジシャンズロッドやマジシャンズソウルズ、魂のしもべは、この軸では、特に核となるカードであるため、多めの採用が大事になります。
汎用カードの採用が難しいところですが、ドローでデッキの回転を促す、使いやすいカードで相手の足を止めるなどの工夫で、メインギミックの負担を減らすのがいいでしょう。

・ゲームの組み立て
守護神官の特殊召喚がやや受動的であるため、そのトリガーを意識しながら立ち回ることになります。
基本的な場の固め方は、師匠軸と大差ないのですが、魂のしもべやマジシャンズソウルズの効果を上手く利用して、守護神官を絡めていくことになります。中途半端に絡めると、ブラマジも守護神官も立たないという結果につながるため、先にブラマジの動きを固めていくのがいいでしょう。
守護神官は破壊されると、マハードはブラマジを、マナはガールを連れてくるため、そこで生まれる繋がりを意識することで、継戦能力を維持することができます。相手のソースをどう削るかを意識しながら、守護神官と師弟で場を繋いでいきましょう。
マハードは闇属性相手だと優秀な高火力モンスターになりますが、コントロール奪取されると一変、こちらへの最大の脅威となり、場合によってはそのままゲームエンドに持っていかれるため、注意が必要です。

〇構築とプレイングに軸を作ろう!!

ざっくりとしてはいますが、おおよその基本を綴ってみました。
新規が増え、初動が変わりやすいブラマジではありますが、様々な要素の中で、自分の中で大事にしたい部分、軸を明確にしていくことで、しっかりとしたゲームプランが確立できれば、流れを掴みやすいのではないでしょうか。
これらを意識することで、構築やプレイングの迷いがいくらかはなくなれば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました('◇')ゞ
ご意見ご感想お待ちしておりますm(__)m

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