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悲願達成


https://podcastranking.jp/1548427069 より引用

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

今回はついについに達成したお話。
(宗教の話題が出てきます。お嫌いな方はここで閉じてください)

僕は2021年から「会いに行く教会ラヂヲ」というポッドキャスト番組をやっています。

「会いに行くキリスト教会」という、全国どこでも無料で依頼のあった人に会いに行く、クレイジーな活動をしている牧師(牧仕と称している)ともみん(https://ainiiku-church.com/)と共に、キリスト教カテゴリのポッドキャストとしてAppleやSpotifyで発信しています。


2021年になる少し前、ともみんはyoutubeはやっていたものの、何か日常的に語れるメディアがあったらいいんじゃないかと思ったのと、音声メディアが海外でかなりきてるという話を聞いてせっかくだからやってみたいと、彼を巻き込む形で始めました。

放送当初は割とキリスト教な話をしていたのですが・・・僕とともみんが打ち解けていくうちに、日常生活やニュース、欲しい家電、好きな食べ物、世間のトレンド、コミュニケーション論などなど、あらゆるジャンルを話す番組になっていきました。


あまりランキングなど気にせずにいたのですが、今年になってから何かの間違いでカテゴリで2着に入り、どうせなら1位になりてぇなと思いました。と思ったものの、具体的には何もせず・・・


「何かの間違いで」と書きました。

いかに狭いキリスト教業界(日本のキリスト教人口は100万人ほどと言われています)とはいえ、競合番組が強く・・・御大中川健一先生率いる「ハーベストタイム」と、福音派が誇るスーパースター牧師大嶋重徳先生の「What The Pastors」が2強としてキリスト教ポッドキャストに君臨しています。最近では「366日聖書の言葉」なる新勢力も台頭してきています。

そんな中よく2位になったもんだと。


キリスト教団を飛び出してフリーランスで活動するともみん。
教会生活が嫌でどこにも属してない僕。

何の後ろ盾のない二人で作る番組が、ハーベストのような年商何億も叩き出す組織や、福音派肝煎りのオールスターキャストで作り上げる番組に敵うわけがない。サッカーで例えるなら地域リーグのクラブがJ1に挑むようなもんです。

僕はずっとそんなことを考えていました。
だけど、ともみんは違ったんです。2位になった時、なんか満足してしまっていた僕に彼は「僕たち面白いから、絶対1位になれますよ。キリスト教カテゴリなんて狭い意識でいるのやめましょうよ」っていう趣旨のことを話してくれたんです。彼はおそらく僕らもJ1だと思ってる。


普段ともみんと連絡は頻繁にしているものの会って話すことはそんなに多くなく、ポッドキャストの収録も月一のリモート。だから実際に顔を見てはいないけど・・・その言葉を聞いて「こいつ本気の目で言ってるな」と思いました。


でもどうやって?何の力もない僕らがどうやってあんな強キャラに勝てるのかな?

って悩んでも何も出てこない。番組を聞いてくれてる人からの評価は常に高い。新規もじわじわ増えている。番組を聞いて、聖書やイエスキリストに興味を持って、ともみんに連絡してくれる人たちがいる。話を聞くに下手な伝道団体の成果より多いくらいだ。

じゃあ、このまんま続けよう。
そしたら何か起こるかもしれない。キリスト教徒らしく、あとは神様に委ねよう。

そう思って続けていたら、ついに朗報が舞い込みました。
2着をとってからランキングが気になって、結構ランキングサイトをチェックしていたのですが、最近振るわなかったのでチェックしてなかったんです。そしたらともみんが、この文章の冒頭に挙げたグラフのスクリーンショットを送ってくれて「僕たち1位になってましたね」と。6月28日の早朝の数時間、間違いなく1位になっていたんです。

僕は「(あの2つに)勝てないかもって思ってたからすげぇ嬉しい」と返信しました。
ともみんは「予定通りですね」
どこまで自信あったんだよ・・・

これで嬉しいのは、リスナーさんたちに「ランキング1位の番組のリスナー」っていう称号をプレゼントしてあげられること。それと、巻き込むような形で始めたともみんにも「No.1ポッドキャスト番組のMC」という称号を持ってもらえることです(きっとそんなもの欲しくないと思うけど)。


僕は人生において1番ってものを経験したことがなかったんです。
賛否はあると思いますが、1番に対する憧れはやっぱりありました。それをついに達成することができました。番組としての悲願なのか、僕個人としての悲願なのか、あるいは両方なのかわからないけど、間違いなく「Appleポッドキャスト・キリスト教カテゴリ第1位」になったんです。


先ほども書きました。
僕らにはキリスト教団体の後ろ盾もサポートもないんです。
そんな二人で始めた番組が、2強に割って入って、瞬間的にでも1位になったんです。SkypeとiPadだけで作った番組が、時間も予算も人もかけられてる番組に勝ったんです。


「個人メディアの時代」と言われますが、キリスト教業界にもその波が来たよと。そしてその波を起こしたのは俺たちだと、言ってもいいと思います。だって1位だもん。キリスト教業界の磁場を、ひとときでも動かしたんですよ。

ところで僕を散々バカにしたクリスチャンの皆さん、僕を切り捨てた教会関係者の皆さん、これを一瞬の出来事だと嘲笑いますか?僕、浮かれてます?いやいや、だったら1位取れるポッドキャスト作ってみろ!(こういうこと書くから嫌われる)。


散々書いといてアレなんですが、別に1位を取ることも大番組にジャイアントキリングを起こすことも、当初の目標としてはなかったんです(なったら面白いね、くらい)。目標はただ楽しく続けること。気持ちのどこかに「聖書を読んでみてほしい」「イエスキリストっていうすごいヤツに触れてほしい」という想いを持ちつつ、僕らのキャラクターも出して行くっていう、そういう楽しい番組をやり続けたい。その程度の目標でした。


それでも、ともみんには勝算があったっていうんだから。恐ろしいよね。
俺の相棒、最強でしょ?すごいんですよ。

1位になったやりとりをしたLINEで彼は「近いうちに、常に1位になりますから」って。「笑」とか「www」もなく、言い切ったんです。でも本当になるかもしれない。なったら面白い。不安なおっさんを、若い牧師が支えてくれています。ともみん、ありがとな。2年前はこんなこと起こるなんて思ってなかったよ。


そしていつも支えてくださるリスナーの皆さん。
皆さんが僕らを1位にしてくれたんです。夢を叶えさせてくれて、本当にありがとうございます。45歳の独身中年が、何かで1位になるって、そんなのなかなかないですから。ミラクルです。


ここに至る全てを作って下さった主なる神様に心から感謝してこの文章を閉じたいと思います。長々と読んでくださりありがとうございました。読者の皆さんに神様の祝福が豊かにありますように。


7/5 8:45 追記
以下のリンクから番組が聴けます。
iPhone/iPad/Macの方は↓

その他プラットフォームの方は↓


おれ(左)とともみん。新宿のラーメン屋にて。



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