10倍理解が深まる!enza版の羽那・はるきをガチ予想してみた
こんにちは、カイリキー王といいます。
突然ですが、
皆さんは2023年11月29日現在で最も雅な遊びをご存じでしょうか。
そう、コメティックの鈴木羽那と郁田はるきの人物像を考察・予想することです。
というのも、12月中にはenza版にもやってくるということで、予想して遊ぶというのは今しかできないんですよね。
シャニマスは奇を衒ったキャラにするのではなく、現実のどこかにいるような人物を描こうとしています。
それはつまり、解像度を深めていけば予測可能ということ。
私はenza版シャニマスのほとんど全てのコミュを読んでおり、
シャニマスくんの傾向と対策はばっちりなので、
正直、当たっちゃってるかもしれません。
なので結果的にネタバレになってしまう可能性があるので、そこはご留意ください。
ということで早速始めていきましょう。
①キャッチコピー
シャニマスのユニットにはそれぞれキャッチコピーが存在します。
イルミネーションスターズであれば「瞳に輝く、無限の可能性」とかですね。
初期ユニットのキャッチコピーは正直ユニットコンセプトに密接に関係がないものが多かったりもするのですが、追加ユニット組はこのキャッチコピーがユニットの本質と繋がっていることが多いです。
ストレイライトであれば「身に纏うは迷光、少女たちは偶像となる」
ノクチルならば「チルアウト・ノクチルカ さよなら、透明だった僕たち」となっています。
説明も不要かとも思いますが一応確認しておくと、
ストレイライトはアイドルのときの仮の人格を纏い、それが徐々に本来の人格と一体になり真の偶像(アイドル)になっていきます。
ノクチルは透明だが刺激を受けると自ら発光する夜光虫(ノクチルカ)になぞらえている。チルアウト(Chill Out)は落ち着いている、という意味なので、チルアウト・ノクチルカで刺激を受ける前の「透明な夜光虫」という意味となります。
このようにシャニマスのユニットを予想するにおいてキャッチコピーは非常に重要となります。
では本題に入りますが、コメティックのキャッチコピーを確認してみましょう。
それは…。
新時代到来の予兆、黒色彗星(カラーレス・アイドル)。
カラーレス・アイドル…?
一体どういう意味なんだ…。
結論をお伝えすると「カラーレス・アイドル」に予想の答えの全てが詰まっています。
この「カラーレス・アイドル」という言葉がどういう意味を指しているのか、この記事ではそれを限られた情報から予想していきます。
②鈴木羽那を予想する
現状確認できるプロフィールは現状二種類で、
一つ目はシャニソンの「アイドル一覧」から、
二つ目はWeb上の公式サイトで確認できます。
今回は以下にスクショを載せておきます。
公式サイトのプロフィールを書き出してみます。
【鈴木羽那】
明るく穏やかかつ素直な性格の女の子。内面・外面ともに誰からも愛される、まさに「天性のアイドル」。
これは予想していく上で大きなヒントになりそうですね。
しかし、ここで忘れてはいけないことがあります。
それはストレイライトが実装されるときの「黛冬優子」のプロフィールです。
ストレイライトもenza版に実装される前に公式サイトでプロフィールが公開されていたのですが、当時は「ふゆ」のプロフィールのみが冬優子として公開されており、実装後に公式サイトの記載も従来通りの現在のものに差し変わるという"事件"がありました。
鈴木羽那は特になのですがあまりにド直球のプロフィールなので裏があるように疑ってしまいますよね。
ただ、ソースは忘れてしまったのですが、高山Pが「鈴木羽那と郁田はるきの二人を色々予想してくれてるけど普通に良い子です」といった旨を語っていたので、プロフィールには一切の偽りはないと予測します。
しかし、今更あのシャニマスくんがただ良い子なだけのアイドルを追加するでしょうか。
ここで改めて注目したいのが鈴木羽那の「天性のアイドル」といった部分です。
一見すると「天性のアイドル」とは良い言葉に見えますが、果たして本当にそうでしょうか。
アイドル(idol)は和訳すると「偶像」となります。ストレイライトのキャッチコピーでも出てきましたよね。実際の歌って踊る「アイドル」の語源も「偶像」から来ています。
「天性の偶像」と言い換えてみるとどうでしょうか。
冬優子の場合は先天的な人格の「冬優子」と、後天的な人格の「ふゆ」があります。
鈴木羽那は冬優子で言うところの、先天的な人格を見失っている状態で、「ふゆ」のような人格だけが独り歩きしている状態なのではないでしょうか。
しかも本人は見失っていることにすら全く気付いていない。
自分のカラーを見失っているアイドル、だから「カラーレス・アイドル」というわけですね。
あえて酷い言い方をすると、「空っぽな人物」とも言えます。
(不快に思わせたらすいません…)
柔らかい言い方をすれば、「無垢」「凄く子供っぽい」とも言えます。
一応言っておくと、かなりトゲのある言い方をしましたが、仮に空っぽに見える人物だとしても私は全く悪く感じません。
ただ、理由は後述しますが、そういった表現で表されることが多くなるかなと思っています。
そう考えて見てみると色んなものが繋がっていきます。
ここでシャニソンの鈴木羽那のCHAINのホーム画面を見てみましょう。
桃太郎のプロフィール画像と、岡山県の風景(たぶん)となっていますね。
岡山出身ですしね。
岡山県をめっちゃ好きなんだな、というのが伝わってきます。
ただ、現状の鈴木羽那の会話は基本的に出身地である岡山県のことか、目の前にいる人物についてがほとんどとなっています。
なので鈴木羽那との会話を通して、好みや個性といったものは全く見えてきません。
「可愛い」ということだけひしひしと伝わってきますけどね。
つまり、私の鈴木羽那の人物予想をまとめると、
「個性を見失って、他人に好かれることに無自覚に特化した人物」です。
(「ふゆ」に飲み込まれた冬優子、とも言えます)
③郁田はるきを予想する
【郁田はるき】
感性豊かでクリエィティブなことが大好き。これと閃いたら果敢に飛び込んでいくアクティブな一面もある高校2年生。
シャニソンのコミュだけを読んでいると、羽那同様ふわふわにこにこしてる面が押し出されていて、一見似たような印象すら受けます。
しかし、クリエィティブでイラストを描くことから、かなり自我が強そうな印象がありますね。
クリエイティブじゃなくて、クリエ"ィ"ティブだから尚更。(偏見)
実際、はるきはシャニソンの個人シナリオでも羽那とは明確に差別化されています。
はるきは「仕事の時間」と「はるきの時間」の両方が「郁田はるき」にとって大事なものであると語られます。
ここでいう「はるきの時間」というのは単なる「オフ」という意味ではなく、はるきが個人的にやりたいことをやる時間のことを指しています。
もしも、羽那が自分のやりたいことがわからない人物だとすれば、
はるきは何かをやりたいというシーンが多く、ちょうど対照的な人物と捉えることができます。
郁田はるきについてはシャニソンの「アイドルストーリー 第一話」でかなりのことが読み取れます。
その中では「友達の展示会に行きたいから休みをとりたい」といった旨をはるきから口にしています。
しかし「確認に時間がかかりそうならその日でも大丈夫です…!」とも言います。
つまり、はるきはプライベートと仕事を区切って考えており、仕事のためにプライベートを諦めるという描写があります。
とはいえ、そのこと自体は特に珍しいことではありませんよね。
Pは「はるきの時間も持ってほしい」
「郁田はるきにとってはすごく大事なことだろ?」と言い、
はるきは「えっと…はい、そう思います…!」
「でも、アイドルの時間もわたしにとって大事な時間ですよ?」
と繋がっていきます。
後日、はるきは無事に展示会に行き、約束をしていたわけでもないのに会場の様子をPに伝えます。
ここで最も注目したいのは、
「他にもいっぱい面白いものがあります。いっぱい写真撮りました」
という発言や、
Pの「今度会ったら、いっぱい話聞かせてくれ」に対して
「いいんですか?長くなりますよ?今日は休みなのにプロデューサーさんに話したいことがいっぱい思いついて」
というセリフです。
表面的な関心しか見えてこない羽那と比較して、
はるきは「いっぱい面白いものがあって」「話し"たい"こと」とはるき独自の感性や欲求が色濃くあることが描写されています。
非常に似たような描写として、「CHAIN」のやり取りもあります。
Pに勧められた映画を見て感動したことや、何が良かったのかをPに聞かれて長文になりすぎるからPと語り合うために事務所に向かうといった内容となっています。
やはり、羽那が広く浅く物事を捉えるのに対して、はるきは深くのめり込むことができるタイプに見えます。
ただ、理由については後述しますが、狭く深くというわけでもないのかなと思っています。
恐らく広く浅くに加えて、気になったものに対しては深く向かえるタイプと予想しています。
つまり、郁田はるきの人物予想をまとめると、
「自己や考えがしっかりしているが、器用な性格で誰とでも相手に合わせられる人物」です。
④個人コミュの方向性の予想
・まず比較的情報量が多く予測しやすい郁田はるきから個人コミュの方向性を予想していきます。
公式サイトの郁田はるきのアイドル説明には、
「わたし、広い世界が見たいんです。アイドルならそれができるかもって」
というセリフが添えられています。
ここでは情報が少ないのでわかりませんが、文章をそのままの意味で受け取ることもできますし、
「(イラストでは無理でも)アイドルなら」という意味とも読み取ることはできます。
またenza版ではピクニックのお弁当のタコさんや色んな動物になったウインナーの写真を見て、
「アイドルってだけでもすごいのに、みなさん多才なんですねぇ…!」と自然と才覚の話題が出てきます。
もう一つ着目したいのは、はるきは兄と姉がいる末っ子ということです。
正確には「兄姉の中でも一番下だからですかねぇ?」というセリフがあるだけですが、恐らく兄と姉はいると考えてしまっていいでしょう。
また、文脈として「他人に頼ったり聞いたりできるのもいいことだと思うよ」への返事となっているので、兄姉に対して頼ったり聞いていたと思われ、兄姉妹の関係も良好だと予測できます。
次になんの根拠もないあくまで傾向の話になるのですが、
クリエイター志望の登場人物に兄姉がいる場合は、姉もしくは兄がとんでもない才能を持っていて、はるきの立場の人はまわりの友達には褒められるそれなりの才能はあるけれど、身近な一流とは大きな隔たりがあることが多く、自らの才能に悩む確率が非常に高いです。(偏見)
これらの点と点を線で結んでいった結果の私の予想は次の通りとなります。
enza版のはるきの個人コミュは、
将来的にはルカではなくはるき自身の力で成果を得られているという自認を獲得していく話になるのではないでしょうか。
一応念を押しておきますが、100%予想なので全然違うかもしれないのはご了承ください。
・次に鈴木羽那の個人コミュを予想していきます。
羽那ははるきと比較し情報が圧倒的に少ないので、予測が非常にしづらいです。
ここで着目したいのは、「絶対純白領域」という言葉です。
これはシャニソンのRサポートカード、鈴木羽那「純白領域」ででてくる言葉です。
こちらのコミュの中では、記者が羽那のキャッチコピーとした、絶対純白領域はどこにあるのかとPに質問します。Pは羽那のいるところがそうなんじゃないか、と返し、じゃあPも同じところにいるからPのまわりも絶対純白領域だね、と会話が終わります。
ここで着目したいのは、羽那自身の言葉や解釈が一切出てこない点です。
「絶対純白領域」というのは記者の言葉ですし、その解釈はPのものです。
ちなみにこちらのカードコミュの別コミュでは、地元の友達にはるきの話をする、と口にし、はるきから「羽那ちゃんの話を聞きたいと思うけどな」と軽く諭されてるシーンがあります。
これらのことから、カード名の純白領域というのは白紙・空っぽの「null」を表しているのかもしれません。
このカードに限らず、羽那は自身の言葉では何かを語らずに、他人の言葉や他人そのものを口にすることが多いです。
羽那の会話のほとんどは、誰かを褒めるか、オウム返しで成り立っています。
Pが「寂しい思いをさせないように」と言えば、
「じゃあ、夜中に寂しくなったら…」と返し、
「起きてたのか…!?」と言えば、
「あはっ、ごめん。起きてた」と返します。
このオウム返しというテクニックは好感を持たれる話術として非常に有名ですが、恐らく羽那は裏があるわけではなく無意識にやっているだろうと思われます。
また、羽那はネットに投稿していた?動画を見たPが岡山までスカウトしにいき、上京してきて283の寮で生活することになるのですが、
寮入りするまでにも、お母さんが心配して会ったり電話したりしているという描写があるので、家族との関係は非常に良さそうです。
18歳なので、高校卒業後、大学に進学せずに卒業初年にスカウトされたものと思われます。
これも傾向の話ですが、岡山は都心に比較して大学進学率は低いので珍しい話ではありません。(東京:71.5% 岡山:54.9% 全国平均:59.5%)
ホーム画面が田んぼの画像なので、もしかしたら実家は農家だったり、きびだんごと関係した何かなのかもしれません。
実家が農家や自営業であれば実家を継ぐこともできますし、羽那ならば将来に困ることもないでしょう。
もしもそうだとすれば、やりたいこととかは特になく、進路を考えたりとかはなかったようにも読み取れます。
これらの点と点を線で結んでいった結果の私の予想は次の通りとなります。
enza版のはるきの個人コミュは、
ちなみにシャニマスの傾向としては、現在の羽那を肯定しつつ、一部だけ変わるとかが直近の成長だと思います。
一応念を押しておきますが、100%予想なので全然違うかもしれないのはご了承ください。
⑤ユニットコミュでの羽那とはるきの予想
ここまで羽那とはるきは対照的に描かれているということを考察してきました。
個のない羽那と、個をアウトプットしたいはるき。
では真逆のこの二人が同じユニットにいたら何が起こると予想されるでしょうか。
私の予想は「何も起こらない」です。
正確には、羽那は何も感じないだろうし、はるきも相手によって話すレベルを調節できると思われるので、特に問題は生じないと予想できます。
しかし、はるきに余裕がなくなってくるとまた話は変わってくるのではないでしょうか。
ここでヒントになるのが、コメティックの楽曲です。
現在は三曲あり、
無自覚アプリオリ・くだらないや・平行線の美学
となっています。
ちなみにアプリオリを名詞だとすると「生まれ持って知っている知識」という意味になります。
無自覚アプリオリを歌詞に沿って独断で意訳すると、
「無自覚に漠然と持っている世の中への不満」
でしょうか。
コメティックは楽曲によってセンターが入れ替わり、それぞれの楽曲がセンターの人物をイメージしたものになるとのことですが、
5.5ライブのコメンタリーを聴く限りでは、センターの人物をズバリ表してるというわけでもないとのことです。
それでも一応それぞれの楽曲のセンターを記載しておくと、
「無自覚アプリオリ」は斑鳩ルカ、
「くだらないや」は郁田はるき、
「平行線の美学」は鈴木羽那、
となっています。
ここではまず「くだらないや」の歌詞に着目してみましょう。
この歌詞はセンター論で考えても、消去法で考えても郁田はるきを明確に表していると考えられます。
少しだけ細かく見てみましょう。
表面的な会話に対して冷笑的に見ていることがうかがえます。
自分の考えがあったとしても会話の流れをつぶさないようにあえて口を挟まずにやり過ごしてることも読み取れます。
自分の考えを表に出さずに、周囲の人に合わせて表面的な会話していても、虚しく、くだらなさを感じている。
ちなみに上記の歌詞は「くだらないや」の一番の歌詞になりますが、
二番はSNSでいいね乞食をしてみるとやはりくだらないという内容となります。
今回特に大切なのは大サビの歌詞です。
ハウバーチューとは「how about you」のことでしょう。
how about youは「あなたはどう?」という意味で、
相手からされた質問をそのまま返すときに使われる英語です。
もしかしたらこの歌詞は、
郁田はるきが鈴木羽那に向けて持っている感情ではないでしょうか。
私の予想は以下の通りです。
⑥最後に
長文をお読みいただきありがとうございました。
なるべく根拠のある予想にはしたつもりでしたが、まだ情報量が少ないのでどうしても独自の解釈で余白を埋めてしまっています。
ちなみに今までシャニマスのコミュの予想は当たったことはないです。
最後に「平行線の美学」の大サビから最後の歌詞を見てください。
よかったら、是非皆さんにも予想して楽しんでもらえたら嬉しく思います。
良かったら他の記事も読んでみてください!
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
ちなみに私はおそらく、はるき推しです!
羽那やはるきの魅力が記事によって増えたと感じたら是非「スキ」をお願いします!
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