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愛猫 闘病日記・7週目

前からの続きです。


2/2に2回目の抗がん剤をお願いしに行った。実は前日に猫がちょっと吐いたから「様子診て2,3日遅らせますか?」と言われたけど、食欲はあったし下痢も治って排便も順調、元気だったのでやってもらうことに。今回と次回は薬が一種になるから少しは楽なはず…良くなると良いな。

そして、今回から毎日錠剤から注射に変えてもらった。そう、私が注射するのである。錠剤のあまりの嫌がりように、母から提案されたのだ。

「この子は注射の方が平気な子だから、そっちにしてもらったら」と。

実は前回にも先生に「注射できるならそっちでもいいですよ」と言われていた。正直、注射はされるのも見るのも好きじゃない。でもこれはもう懺悔だと思ってやることにした。私がぼんやり見過ごしたせいでここまで悪化してしまった猫への懺悔である。

リンパ腫になってから知った事なのだが、野良猫は白血系の病気を持っている事が多い。それは感染するし、遺伝でも移る。その発病を遅らせるのが年に一度のワクチンだったのだ。うちは猫が3代目で、今までの2匹はワクチンを全く接種してないのに10年以上生きたから「外に出ない猫だから、いっか〜」などと甘く見ていた。

本当に無知とは怖い。愚かしい。

もっとちゃんと毎年受けに行っていれば、もっと長く生きれたのに…。後々発病するとしても、こんなに早くはなかったはずなのに…。

全ては結果論であって、発病してしまった今となっては遅いのだけれども、何度もこの後悔に襲われている。

とりあえず、2回目抗がん剤の結果を箇条書きにします。

火曜日 2回目抗がん剤投与。あまり調子が良くない…スプーンひと匙しか食べない。

水曜日 前日同様、あまり良くない。この日から家で注射開始、成功。

木曜日 前日同様、あまり良くない。注射成功。

金曜日 前日同様、あまり良くない。今回初めて尻の方に注射をして、難しくて失敗する。

土曜日 前日同様、あまり良くない。尻の方の注射成功。具合が良いと人を出迎えてくれるようになった!

日曜日 前日同様、あまり良くない。肩への注射成功。

月曜日 前日同様、あまり良くない。肩への注射成功。

火曜日 前日同様、あまり良くない。今日抗がん剤の予定だが、1日見送る。尻への注射成功。

この1週間はあまり良くなかった。ご飯も1日スプーンひとさじ分くらいしか食べない。イコールで排便もない。でも水はよく飲んでる。尿の調子と色は抗がん剤してからずっと良い。

注射は抗生物質と胃を良くする薬。これで食欲回復するはずなんだけどな…あまり食べないからどんどん痩せてきている気がする。これでは薬の量が多いんじゃないかな…などと心配しながら水曜日に病院に向かった。


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