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【ドラゴンリンク】

10/10オービス杯(岡山)5-2ベスト4
10/11鬼ヶ島CS(岡山)7-0優勝

今回は上記のCSで使用した【ドラゴンリンク】というデッキについての記事です。

1.大会レポ

↓使用した構築です。後ほどまた解説します。↓

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10/10オービス杯 
サンドラ(後攻)××
召喚ドラグマ(後攻)○○
オルター(後攻)○○
召喚ドラグマシャドール(後攻)○○
エンディミオン(後攻)○○
シャドール(後攻)×○×
ドラグマ(後攻)○○

10/11鬼ヶ島CS
転生(後攻)○○
エルドリッチ(後攻)×○○
十二獣(後攻)○○
シャドール(後攻)○○
オルター(後攻)○○
カオスオルフェ(先攻)×○○
十二獣(先攻)○○

負けたゲームの内容

⚪︎サンダードラゴン
1本目(後)マスカレーナ雷神うらら
2本目(先)うららニビル

⚪︎シャドール
1本目(後)ミドラーシュ
3本目(後)ミドラーシュ

⚪︎エルドリッチ
1本目(後)スキルドレイン

⚪︎カオスオルフェ
1本目(先)増殖するG、PSYフレームギアγ


ゲームの展開

負けたゲームはこのデッキの弱点を見事に突かれたというような内容でした。勝ったゲームの殆どが後攻ワンキルか盤面を返して制圧し、2キルを目指すというゲーム展開で、とてもパワーの高いデッキだと感じることができました。

本来は先攻展開が強いデッキなのでもちろん先攻の時は強力なモンスターを複数展開して勝ち切るというゲームが多いと思います。






2.ドラゴンリンクのメリット

⚪︎新規カード登場場
⚪︎環境的に立ち位置が良い
⚪︎デッキパワーが高い

上記3つが大きなメリットだと感じています。
1つずつ私の考えを説明していきます。   

⚪︎新規カードの登場

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〈ドラグニティ-レムス〉
効果はシンプルですがこのカードのおかげで召喚権を使うことなく5回目の召喚で〈クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン〉を出すことが可能になり、〈原始生命態ニビル〉のケアができるようになりました。場に出るドラゴンの数が増える、安定感の向上など、とても強力です。

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〈混沌領域〉
〈輝白竜ワイバースター〉の制限解除や〈輝光竜セイファート〉〈ドラグニティナイト-ガジャルグ〉からアクセスできることから、元々数は多かったですが、〈混沌領域〉の登場によりほぼ全ての試合で〈暗黒竜コラプサーペント〉〈輝白竜ワイバースター〉が絡むようになりました。おまけのドローも何でついてるのかわからないくらい便利で強力です。

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〈ヴァレルエンド・ドラゴン〉
強靭な耐性、妨害能力、単体でライフを削る。
最近、禁止カードになった“アイツ”との共通点が多いです。現環境では突破することが困難です。魔法罠での除去、魔法罠で耐性を消してからの除去が主な処理方法になると思いますが、大体〈ヴァレルエンド・ドラゴン〉の横には〈クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン〉〈ヴァレルロード・S・ドラゴン〉〈琰魔竜レッド・デーモン・アビス〉のどれかがいるので、基本的にはかなり噛み合わないと突破できないと思います。このカードを出すだけで勝ててしまうデッキもあるのでそこもこのデッキの強みだと感じます。


⚪︎環境的に立ち位置が良い 

とても多くのデッキが環境に存在し、地域や週によって分布は常に変わりますが、【十二獣】【召喚ドラグマ】【サンダードラゴン 】は人気が高く、どの大会の分布にも一定数存在し、入賞している数も多いように感じました。個人的な【ドラゴンリンク】の相性は「先攻は全体面有利」「後攻は超雷とミドラ不利、それ以外は越えれる」という認識です。トップシェア以外の雑多にも負けないというのは現環境ではとても重要な事だと思います。



⚪︎デッキパワーが高い  

現環境は低速でワンキルは今までより少なくなり、先攻で圧倒的な展開をするデッキもほとんどいなくなりました。ドラゴンリンクは先攻展開がとても強力で、後攻では現環境の妨害の上からワンキルするパワーがあります。また、まだ数が少ないのでガチガチに対策されていないのも大きな要因です。  

展開例

セイファート→ヴァレルエンド、サベージ
レムス→クリスタル
こんな感じでドラゴンが多ければ展開は強くなります。一応セイファート(白黒)で最低限の展開は可能です。




3.デッキ構築

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①ドラゴンリンクメインデッキ
②ドラゴンリンクサイドデッキ
③ドラゴンリンク対策カード
④メタに対応したドラゴンリンクのサイドデッキ
という流れで書いていきます。

①メインデッキ 

多くの方が疑問に感じる点は〈抹殺の指名者〉〈増殖するG〉その他誘発の不採用、〈霞の谷の幼怪鳥〉の採用だと思いますのでこの2つを主に説明します。

〈抹殺の指名者〉
展開するデッキの中でも理想の手札の種類は2つにわかれると思っています。❶「1枚初動+貫通札」❷「手札全体でデッキギミックによる誘発貫通」この2つにわかれると思います。

例を挙げると
❶オルフェゴール、プランキッズ、…
❷ドラゴンリンク、セフィラ、未界域、…
他にもたくさんありますが、わかりやすいのだとこのへんのデッキだと思います。
今回のドラゴンリンクの場合は〈抹殺の指名者〉を使ってまで止めたいカードは〈増殖するG〉〈原始生命態ニビル〉しかなく、〈増殖するG〉に関しては、〈灰流うらら〉〈墓穴の指名者〉の5枚で相手の枚数を上回っていることからこれ以上の対策は必要ないと考えています。〈原始生命態ニビル〉に関しては〈クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン〉によるケアルートがある。という点から、過剰に意識する必要はないと思っています。また、その他誘発に関しては抹殺用に入れるのがもったいない、引いた時に弱いという理由で不採用です。
わかりやすく言うと、リターンとリスクが見合ってないという考えです。
〈増殖するG〉も今までは3確でデッキを組んでいました。強いカードであることは間違いないですが、現環境では無いと負けるかと言われるとそうでもないと思うのでデッキによっては無理して採用するカードではなくなったと考えています。

〈霞の谷の幼怪鳥〉
引いて強いカードではありませんが〈クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン〉が誘発ケア、展開の強化として優秀なので採用。



ありがとうございました🙏
⚪︎ドラゴンリンクサイドデッキ
⚪︎ドラゴンリンクメタ
⚪︎メタ対応ドラゴンリンク
と続きます。
残りは投げ銭感覚で見ていただけると幸いです。



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