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6/7(金)ちょっと待って、マサエさん!


母の白内障のこともあるので、両親のケアマネさんでもある施設の所長さんと話す

所長さんのご両親も、白内障の手術をされたことがあるそうで、その時や、白内障手術をされた方を施設で受け入れた際の体験をふまえて、「この方法やったらうちでもサポートできます」という案を出してくださる

それはわたしの選択肢にはない発想だったが、なるほど、それならいけるかも
やっぱり頼りになる

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父は施設内でもばあちゃんを出現させているらしい

前回施設での泊まりの際は、いつもほど「帰りたい」攻撃は無かったかわりに、頻繁に祖母の名前を出して、どこにいるかと聞いてきたそうだ

所内では、基本、利用者さんの言うことを否定しないようにしてるんですー、とおっしゃっていて、
「調べときますねー
お母さん何年生まれですかー?」
などと答えると、何年だったかな?と考えているうちに、自分でもなにやら辻褄が合わないことに気づくのか、その場ではそれ以上尋ねなくなる、とのことだ

この施設のみなさん、お若い方たちも、高齢者の宇宙的発言の対応がお上手だなぁと思っていたのだけど、基本方針としてしっかりあるんですね

そして、わたし自身の体感としても、事実に反する発言に対して、訂正するような返しをして、いいことなど何もない

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施設から帰ってきた父は、相変わらず
「今日もお母さんに会わなかった」

なんだかこのところ疲れやすいようで、日課の散歩に出ても、オプションの、「こっそり缶コーヒー」が追加されていない

食欲もなくて、夕食は2/3ほど残した
(でも、つまみとビールはしっかり摂取)

そして、集落の同級生の思い出話(全て故人)だの、いままで聞いたことがなかった、父の就職に関する話だのをはじめて、
「まあ、いい人生だったと言えるかな」

え?まとめに入ってる?

仏壇に向かって、マサエさん(祖母)にお願いしてみる

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