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ミニマリストに近づいて感じる変化

こんにちは、かいです。
前回はミニマリストを目指したいと思ったきっかけをいくつか書きました。文章にすると、自分の思っていたことが改めて再確認されて、より一層『断捨離』に励む結果になりました。記事を書く効果が、こんなふうに現れることが面白かったです。よかったら下記の記事も合わせて読んでいただくと嬉しいです。

さて、今回はミニマリズムを意識して断捨離を始めて、ここ最近自分が感じた効果、変化を書いていきたいと思います。こんな上手くいくことないでしょ…と思われることもあるかもしれませんが、私が実際に大きく感じたことばかりなので、半信半疑で構いませんのでお付き合い頂けたら嬉しいです。
今日はまず、3つの連鎖をお話しします。

空間の効果…幸福度アップ、心がスッキリ

まず一番に感じたことが、爽快感でした。捨てることそのものに清々しさを感じたのではありません。これは結構重要なのですが、捨てること自体が大切なのではない、とモノが減らせたことによって初めてわかりました。

大切なのは、空間が人に幸福感を与えてくれるということに気づけたことです。

それまでの私は、ダイニングテーブルに様々なモノを置いてしまい、書類、文房具、お菓子、郵便物など、、、意外と簡単に置いてしまいがちな日常で溜まりやすいモノを、惜しげもなく放置していました。ご飯を食べるときには、それらに囲まれて食器が端っこ。なんとか置けるスペースを確保して、机の片隅でひっそり食べる。半分以上がモノたち主体の場となっていました。

これはいかんと思い、まずダイニングテーブルからモノを全てどけてみました。すると

「こんなに広かったのか、このテーブル…」

と客観的に事実を見られるようになりました。かなり衝撃的な映像でした。少なくとも私にはとてつもなく強烈な鮮明な記憶として残りました。そして、そのテーブルにご飯の食器を置くと、周りに何もない空間がご飯を美味しそうに見せてくれました。

テーブルにものがないだけで、こんなにも幸せな気持ちになれるのか。そう実感したのが始まりでした。これを維持したい、机が片付いてからはこの意識の方が強くなり、常にスッキリした机を目指すことができるようになりました。

写真がないのが本当に悔やまれます。二度とリバウンドしないように、客観視できるように、皆さんが挑戦された時には、ぜひビフォーアフターを残しておくことを強くオススメします。私は、自分がこんなにも気持ちが変わることを想定していなかったので、何気なく始めてしまいました。

要は、ダイニングテーブルが本来の用途を果たせたわけです。物置き、ではなく美味しいご飯を提供してくれる場に変化を遂げたのです。それが、私に幸福感と空間の気持ちよさを提供してくれる結果となりました。

探しものに10分どころではなかった過去

『断捨離』を継続して、だんだんわかってきたことがあります。それは、時間は有限だった!ということです。は?急に何?と思う方が多いと思います。私も元々その一人でしたから大変頷けます。わかります。ただ、これ本当に実感することなんです。

人は1日にどのくらいの時間、モノを探すのに時間をかけていると思いますか?

統計によると、人は平均で『1日10分』探しものに費やしているといわれています。成人人生の3680時間、じつに153日間、探しものに時間を費やしているそうです。

この時間をどのように感じるか、もちろん個人差があると感じています。でも私にとっては、大事な貴重な10分!この10分で何ができるだろうと考えてしまうのです。バイトをかけ持って朝から晩まで一日働き狂っていた私です。(このお話は後にしましょう)そんな私にとって、10分を時給換算してしまうことはもはや当たり前の思考でした。

実家暮らしの時の私は、常にあれがない、これがない、とわめき散らして周囲の家族にイライラをぶつけていました。そしてやっと見つけた!と思ったら今度は別のものがない!またこのループに突入するのです。特に朝の準備の時間、家を出るまでは1分たりとも見逃したくない貴重な時間ですよね。そんな中でいろんなものを、騒ぎ立てながら探しているのですから、自分はもちろんイライラしながら、なんなら家族も全員そんな私にイライラ。負のループが止まらない。なくしもの、探しものにかける時間はものすごかったと思います。さらに、毎日の積み重ねによって、家族との関係も悪化していきました。

モノがどこにあるかがわかると、一切探しものをしなくなる


モノを減らせたことによって、モノの住所、モノの配置が決まりました。この効果は、私にとって絶大でした。探しものがスッとなくなる。なくなる、というより気がついたらそんな行為は消えている、といったような印象です。心が穏やかなのです。また、モノの住所を決めることで、どこに置こうと迷うこともなく元の場所に戻せるので、机がリバウンドすることもなくなりました。二重のストレス解消です!一石二鳥とはまさにこのことです。よくよく考えれば、探すという行為はマイナスな点が多いです。

1  身体と頭を使って‘探す’という行動をしなければならない
2  時間内に終わらせなければいけない、という心理的圧迫
3  見つからないことで、自分のダメ人間さを再認識


こんな感じの心理的、身体的ストレスがかかると思います。

探しもの一つよくあること…と思う方もいると思います。でも、ただ一つを探すのに、3つの負荷がかかるなんてフェアじゃないですよね。2つ探すためには計算式として

2(探しもの)✖️3(負荷)=6負荷

強烈です。この事実に気づいてしまった方は、きっと片付けたくなると思います。

ロスタイムが大幅に減少、結果自由な時間が生まれる

そのため、朝の支度は間違いなく格段にスピードが上がりました。スピードを上げたのではなく、探すという行為がなくなったので、ロスタイムが無くなったということなのです。これは、私が本来やりたいことに時間を多く使えるという点で、絶大な効果をもたらしてくれました。

準備するのに、迷いがなくなるのです。今日必要なモノはあの一箇所にまとまっている、その確信でその場所にいけば全て揃っている。そして動線が決まっているので無駄な動きがなくなる。はい、準備完了。今までは、家じゅうをあっちこっちと動き回り、アタフタしていたのにです。きっと万歩計をつけてどのくらい歩いたかを計測したら、300歩くらい違うんじゃないかな?そのくらい無駄な動きがなくなりました。早朝の忙しいと思ってしまう心理的ストレスはこれだったのだな、と気づくことができて、イライラから脱却することができました。探す行為のみならず、足を使って移動するロスタイムまで減らすことができました。いろんな面で効率化がはかれたのです。しかも結果的に。私自身としては、思わぬ発見をたくさんした感覚でした。お得しかなかったのです。


心を穏やかに保つって本当に大切だと感じます。さらにロスタイムが減って自分の自由な時間を捻出できる。結果、時間に追われなくなる。そして心理的ストレスが減少する。これは間違いなくいい循環です。プラスの連鎖です。モノが減ることは、メリットしかもたらさないと感じた瞬間でした。

メリットはとどまることを知りません。さらにいい循環が生まれたのですが、この続きはまた次回にしようと思います。


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