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みんなの日本語1「介護編」第10課
授業の導入や会話練習の参考になれば幸いです。
・~に・・・が あります
・~に・・・が います
場面1 全盲のご利用者様に伝える
「~に・・・があります」「~に・・・がいます」
ブラインドの方にお膳の配置説明や必要に応じて周りの状況を説明する場合
![](https://assets.st-note.com/img/1718080381015-JdAhkg9N3k.png?width=800)
クロックポジションを用います。
「今日の夕食はハンバーグ、中華スープ、小松菜のおひたしですよ。10時の方向にハンバーグがあります。4時の方向には中華スープが。お熱いですから気をつけてくださいね」
場所や匂いの確認、器の温度確認などおこないながら、利用者様に持っていただきます(自立の場合)。
単に、「右側に、、、手前に、、、奥に、、、」などと説明することもあります。
場面2 フロア案内や散歩
![](https://assets.st-note.com/img/1718081103075-23gwZcGeBR.png?width=800)
移動の際や立ち止まった際、周りの様子をお伝えします。
「〇時の方向に・・・さんがいますよ」
「10メートル先に〇〇がありますよ」
様子を細かくお伝えするのは日本語の練習にもなりますし、こういう情景の説明をしているうちに雑談も増えます。「トイレにいきたい」と言ってくださることも。これって大事なことなので、言ってくださると助かります。
場面3 交換用パットの場所を伝える
デイサービス編
車いすで移動される方は車いすの後ろのポケットに「替えパット」や「おむつ」をご家族が入れてくださっています。入浴時の着替えなどを入れたカバンに入っていることもあります。デイサービスの場合はご家族が準備した替え用を使用します。有料ホームはご自身購入のものが居室に、特養では共用でした(私の経験談)。
車いすだけではなく独歩や杖歩行の人も手持ちバッグを忘れたりしてトイレのブザー(呼び鈴)をならすことがあります。場所がわかればお持ちしますが分からない場合はよく知っている職員に尋ねます。
トイレ介助の際に新しいパットがなかったりすると、介護職員はその場を離れることはできませんので、他の職員に取ってきてもらうよう依頼することがあります。
トイレのドアを少しあけて職員を呼び
「〇〇さんのカバンに新しいパット入ってたら持ってきて。棚の右にあるから。うすいピンクのカバン。」というようにパットがどこにあるのか場所を説明します。
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