死の恐怖

数日前に病院へ行った。
しばらく続く身体の不調の答えをもらう為
結果は大した事もなく、まぁ、いつもこんなものだ。
歳を重ねれば、あちこちに支障はきたす。
いたしかないが、死が過るのも確かだ。
死に至る恐怖。
ただ、私は幼い頃から死に対する恐怖がない。死を怖がるのは死に至る苦痛の事だと思っていた。どうも、そうではないらしい…
私は死の恐怖に対して希薄なのかもしれない。もちろん、率先して死にたいとも思ってないが。
ところが、ここに来て、俄然、まだ死ねない。と強く思うようになった。もう、人生終盤に差し掛かる今に。生きてきた時間より生きる時間は確実に少ない。でも、この時間、おおいに生きよう。生きていれば、悔いなんて減りはしないもん。宮沢賢治のように生きられるだろうか…
あなたも生きて。
それから
死を悲しむのは当然で、龍一さんや、幸宏さんが亡くなってしまったのは、ひどく悲しい。それは私が悲しいのだ。喪失感。身近な人なら尚更だ。
災害や不慮の事故、生きていくべき命がたくさんあった。遠くから祈りを、悲しむ人に寄り添う気持ちを静かに届けたい。

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