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楽しそうなので仲間に入れてください!!! その栄誉を、私にください!!!
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記事一覧

伝えようとしてくれたから。

果報者
3年前
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帰る場所。

果報者
3年前
19

壮大になるのは、スカッとするから。

私はよく地球規模で話を考えがちだ。 大概壮大な話になる。 何故だろうと考えた時に、現実の…

果報者
3年前
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時を越えた椿。

京都にある龍安寺には、日本最古とも言われる侘助椿があるという。 その椿を豊臣秀吉が褒めた…

果報者
3年前
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普通の事だから。【ほぼ実話短編・7308文字】

「こんなの普通だよ」 普通の事。なんて曖昧で、なんて暴力的な言葉だろう。受け取る僕の側の…

果報者
3年前
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熱気球の思い出。【400字掌編】

日本広しと言えど、気球を飛ばす事ができる「フライトエリア」は実は少ない。航空局に連絡をし…

果報者
3年前
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「スケッチトラベル 日本語版」

世界中を旅したスケッチブックがある事をご存知だろうか。 絵描きの方の手から手へ。 1枚の絵を描いて、次の人へ。 手渡しする事に拘ったそのバトンのリレーは、4年半の歳月をかけて120,044,019㎞の距離を旅した。 参加した総勢71名のアーティストは、全員が元々知り合いな訳ではなかった。このスケッチブックの「縁」によって新しい友人となったと、主催者の堤大介さんとジェラルド・ゲルレさんは語っている。 このロマンの塊は、最終的に2011年1月26日に堤大介さんの手から東

2日のズレと睦ぶ。

「ごめんなさいね。東京では今日発売なんだけど、うちに入るのは2日後なのよ」 20年前、楽し…

果報者
3年前
15

カーテンを買いに。【398字掌編】

テレワークの普及に伴い、都会の喧騒を離れて、長野県の下伊那郡高森町、妻の実家の近くに引っ…

果報者
3年前
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逆さ紅葉はないけれど。

岐阜県土岐市にある曽木公園の池に映る「逆さ紅葉」が素晴らしかった、なんて話を聞いてから「…

果報者
3年前
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トイレの子。

大作映画のタイトルではない。 これは近所の郵便局に勤める方々が、当時小学生だった私を呼ぶ…

果報者
3年前
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千年の色。【ショートショート】

ある時、世界中の色をすべて混ぜた果てが見たいと願った人がいた。 みんな馬鹿だと罵った。 …

果報者
3年前
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笑わない父が笑った日。

私の父は笑わない。 まぁ~笑わない。 テレビを見るのが好きで、旅番組を好む。寅さんが好き…

果報者
3年前
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人知れずあるトイレの中の、人知れず存在する敬意。

「厳かさ」とは何だろうかと考えた時に、私はその対象に対しての敬意であると結論付けた。神社仏閣に確かに存在する厳かさは、キチンと掃除された境内からまず滲み出るものであると結論付けた。 私の父方の祖母の家は限界集落だ。未だにポットン便所であり、風呂を沸かす時に使うかまどがある。10年前までジーコジーコ回すタイプの黒電話だった。歩いて行ける距離にスーパーは無く、車が無いと生活できない。自治会からマイクロバスが出て車を持たない高齢者の方々がスーパーで買い物できるようにしてあったり、