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れいわ・山本太郎議員の街頭演説~余談  華麗な「モニター捌き」に刮目せよ!

 三島駅南口での、れいわ新選組・山本太郎議員の街頭演説に遭遇した私。

 懲罰動議提出に関する質問をして記事も書いたが、件の街頭演説で最も感心したのは、山本議員の演説、ではなく、山本議員の横でパソコン操作をしていたスタッフの方だ。

ピッタリの画面に切り替わっていく

 今回の山本議員の街頭演説場所には、テレビモニターが2台置かれ、山本議員が話す内容に関連する写真などの画像、ニュース記事、グラフなどが映し出されていた。

 そのモニター画面を操作していたのが、パソコンに向かっていたスタッフの女性。

 この方のすごいところは、山本代表が指示をしなくても話に合わせて順次画像を切り替えていくところ。まるで、編集された動画を見ているようなナチュラルさで画面が切り替わっていく。
 しかも、事前に打ち合わせを行っていたと思われる演説の時だけでなく、聴衆から飛び出してくる様々な質問に答えるときも、山本議員の話に合わせて「ぴったりの画面」に切り替わっていくのだ。
 
 すごい。これはすごいぞ。一体どうなっているんだ。

10万のデータを駆使する、そのスゴ技は…

 そんなことを思って演説終了後、山本議員が聴衆らとツーショット写真を撮影しているときに、パソコンを操作していたスタッフの方に声をかけてみた。

「あの、モニター操作されていた方ですよね」
「はい」
「演説中に、山本議員からの指示がなくても、話に合わせて画面が切り替わっていってすごいなと思ったんですけど…」
そんなふうに、モニター操作について尋ねると、どのようにその作業をこなしているか教えてくださった。

 その方曰く、パソコン内には10万のデータが保存されている。その中の5万ぐらいが今使っているもので、データ検索をして話している内容にピッタリな画像や映像を表示していくのだそう。
 質疑応答の時には、質問の内容から回答に関連しそうな画像などを入れたファイルをいくつか準備しておき、どれを使うか判断していく。

いや、10万って…すごく、まじやばだ。

「なんか、訓練みたいなのはされているんですか」
と問うと
「最初の3カ月くらいは、代表が話してるのを聞いて」
と下積みの様子を話してくれた。
「この話を始めたら、こういう内容に触れる」という流れを掴んでいって、現在のようにスムーズな切り替えができるようになったらしい。

ベテランモニター操作師

 この華麗な「モニター捌き」、れいわ新選組スタッフで、できるのは2人だけ。そのうちの1人は「今は国会で頑張っている」そうで、現在は彼女1人だけがモニター操作を担っている。

 選挙スタッフというと「ベテランウグイス嬢」などがいることは知っていたが、「ベテランモニター操作師」がいるとは知らなかった。

 質問に答えてくださったモニター操作師の方にお礼を言うと、
「質問してくれてありがとうございます」
と親切に返してくださった。
 
 みなさんも、れいわ新選組の街頭演説に遭遇した際は、演説者だけではなく、ぜひ華麗なモニター捌きにも注目してみてほしい。

 


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