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弁護士の意義?

映画「リンカーン弁護士」を見て思ったことから。

弁護士の仕事って。

もちろん被告が無罪だった時はやりがいがある。この映画でもあとで晴らす形ではあるが冤罪をひとつ明らかにしている。

だが、被告が犯人である時の弁護人って何なのだろう。と考えてしまう。

母に言われた、弁護士は犯罪者の味方するんだよ、という言葉がずっと引っかかっていた。

裁判って、弁護士の存在意義って。わからなくなってしまい、ネットに助けを求めたら、納得の説明を得た。

その前にちゃんと法律から。

弁護士法第1条1項には「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。」と定められています。このような使命を、依頼者のために法的なサービスを提供することを通して果たしていくことが、弁護士の役割です。                                          (弁護士 hatena lawer)

まだモヤモヤは残るけれど。これだけでは私は弁護士になりたいとは思わない。

というわけで、刺さったものを。

※---は中略。

弁護士が悪人を弁護するのは、その悪人自身を弁護しているというよりも、適正手続を弁護している。適正手続というのは、どんな悪人であっても法令の定める適正な手続きに従って裁かれなければならないという法治国家の大原則だ。
---そして、この適正手続は、例外なく行われなくてはならない。適正手続に例外を認めてしまうと、例外がどんどん広がっていって、結局、適正手続が骨抜きにされてしまう可能性がある。だから、一見、適正手続が無駄に見えるような、犯人性明らかな事件でも、原則どおり、しっかりと手続を踏まえる必要がある。
---このように、弁護士は今まさに悪人として裁かれている者を弁護しているように見えて、実は、法治国家が弁護士に要請する「適正手続の擁護者」としての役割を果たしていることを知ってもらう必要がある。
---どんな悪人に対しても、「もしかしたらこの人は違うのではないか」という仮説を立てることを、手続上の役割として果たすことを期待されているのだ。                (弁護士 小川義龍 の言いたい放題)

完全に納得したのでこれで解決。また気になることがあったら調べよう。

弁護士って、やっぱりカッコイイ。

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