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「ストロベリームーン」


きみと何気ないことで笑い合った帰り道
どんどん きみから離れていって
ぐんぐん追い越していく きみと居た時間
さびしくて堪らなかった

だけどきっとこの気持ちが
恋だなんて思わなかった
寝ても覚めてもきみのことばかり
考えてるのにね

友情ってゆう優しさ あたたかさ
ずっとここに居たいのに
諦めの砂の底で息が出来ない
もうひとりのわたしが叫んでいる
「ここから出して」


ねぇ
だけど今夜は月が綺麗だね
帰り道 見つけた
この嘘みたいに大きな月を
他の誰でもない きみに話したかった

だから気付かずにはいられなかった
きみのことが、好き 大好き


ねぇ だから
「今夜は月が綺麗だね」
この奇妙さを
きみと指をさして笑い飛ばせたなら
眠りにつくまでずっと幸せでいれるような
そんな気がしてたんだ




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