![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88690801/rectangle_large_type_2_f6e936e16192a6291e67793a90351f05.png?width=1200)
シード調達をもう一度やるならどう動くのか。 残されたランウェイと起業家のメンタルを踏まえて
こんにちは、株式会社エクスプラザの kan です。今日は いつ・どんな形で・どれくらいのリソースでシード調達に動けば良かったか を書ければなと思っています。また、調達に動いてる時にどの程度リソースを割いていたのか、どんな事なのかも記載してみようと思います。
残されたランウェイと起業家のメンタル状況については、有料にさせていただいています。ぼくの個性が多く反映された汎用性の低い内容の割に生々しい部分だからというのが理由です。後は単純に恥ずかしいので笑
いつから動き出すのか
一般的にシード調達は 2 ヶ月程度で終わると言っている方々が多くいました。シリーズ A で 3~4 ヶ月、B で半年くらいとアドバイスをもらいましたが、ぼく自身まだシリーズ A 以降には動いた事が無いので正確な所は分かりません。
振り返って「いつ動けばよかったか」と考えると、もう 1 回シードラウンドを行うならば、 ↓ を目安に動くかなと思います。
ランウェイ終了の 4 ヶ月前に動いて
ランウェイ終了の 2 ヶ月前に着金
理由としては、ランウェイ終了の 3 ヶ月前になると口座残高の数字を見るとドキドキしてくるようになったからです。 2 ヶ月前には口座残高見なくてもふとソワソワすることが増えたので、精神衛生上良くなかったなと感じています。
既にランウェイ終了の 1 ヶ月前を切っているので、今のぼくのメンタル状況はソワソワを超えた何かになっています。一応目処は立ってきたので、やりきるだけだと感じてるのでちょっと前よりは落ち着いてますが…。
どんな手順で調達を進めるのか
今回思ったこととしては、実施しようと思ってる事業によって調達難易度も調達時に用意すべき情報も少しずつ異なる という事を感じました。その違いは 出資する側で何となく持っている共通理解 であることが多く、調達する側で持っている価値観とはだいぶ違うとも感じました。
なので、早く適切にラウンドをクローズさせるためには、水先案内人となってくれる方がいたほうが良いなと感じています。そのためまずは資料を作成する前のラフなメモ書きで水先案内人となってくれる下記方々を探すのが良いかなぁと考えています。
調達経験があり、気軽に具体的な相談が出来る方を探す
VC の GP ではない現場の方で、一緒に推進してくれる方を探す
水先案内人が見つかった後には、彼らと一緒に ↓ を進めていくかなと思います。しっかりとした事前準備を行っていきます。
実施する事業における調達例や調達額の相場を把握
実施する事業・市況でどのように調達を進めればいいかを検討
ピッチ資料の作成。APPENDIX を含めて
なぜこんなに事前準備をしっかりやるのかというと、投資家に対してのピッチのチャンスはラウンド毎に 1 度しか無い からです。なので、 事前準備と進め方を決めた段階で調達の成否はほとんど決まってくると感じてます。
周りの起業家と話しても ↑ の意識を持って回ってる方はあまりいないなーという印象です。ただ前回の note にも書いた通り 調達は BizDev であって営業ではない とも通じてるかなーと思っています。1 度の話しで相手のココロを動かす必要がある活動です。
何人の・どれくらいの時間を投下する覚悟で動くか
実施中のシードラウンドは上手くいかなかったなと感じてるので、参考になるかは分かりませんが、下記時間を費やして行っていました。
準備段階 : 1 人が 80% くらいの時間を費やして
準備後 : 1 人が 50% くらいの時間、理解してる現場メンバーもピッチ参加
ここに関しては次回もこんな風になるかなとは思ってます。準備段階はやること無限にあるので、掛け持ちすると破綻するかなーと思います。 ピッチの面談が始まったくらいからは、別業務との掛け持ちをしても兼務できるくらいかなと感じています。
残されたランウェイと起業家のメンタル状態について
こっからは汎用性の低い具体的な話になるので、メンバーの方々のみへの公開とします。気になる方は是非ご登録ください。
残りランウェイ 10 ヶ月
ここから先は
¥ 300
お酒と映画と読書が大好きで夜も眠れません。たくさん働きます。 プロダクトマネージャー ← 受託開発会社代表(コーディング/セールス/PM)。 fintech / プロダクト / 映画の呟きが多め。 ストーリーあるものが好き。