何故、ゴブリンなんだ?

諸君はこのカードをご存知だろうか?

 そう、このゲームのデフォルト、ゴブリンである。
 ニュートラルクラス 1コスト2/2進化権持ちのバニラである。
 最近、彼を入れた構築が増えている、というか4弾以降見ない日のないカードである。
 アグロナイトメアやコンボエルフ、果てには1コスが豊富なロイヤルですら搭載していることのあるこのカードが何故採用されるのか?という質問があったので答えていこうと思う。

・ゴブリンプリンセス

 一番の理由は我らが愛しい姫君の存在である。
 彼女はとても優しく、我らゴブリンだけでなく、リンゴンリンゴンうるさい天使やお友達の姫君も呼べる最高のカードなのだ!
 しかしながら疑問に思ったものも多いはずだ、わざわざキショいBRなんて呼び出さずとも、ベルエンジェルかフェリアでいいじゃないか、と…

 守るならベルエンジェルでいい上に、フェリアは童話シナジーもある。
 おまけに可愛いのである。何が悲しくて気色の悪い怪物を呼ぶ必要があるのだろうか?
 しかし、この記事を読んだ貴方は明日からゴブリンがスーパーヒーローに見えることだろう
 
・ゴブリンキング

 最強の怪物、我らが王、ゴブリンキングだ!!
 4コスト6/6守護という文字通りの怪物である。彼を前にすればダークドラグーンフォルテすら怯むであろう。
 彼はゴブリンプリンセスの進化時にexゾーンに置かれる為、手札の消費なしで出現するのだ。
 さらにFで他のゴブリンパンプまで付いている。至れり尽くせりとはまさにこのこと。
 ゴブリンプリンセス1枚から合計3枚のカードを展開できるというのはやはり破格だろう。
 サイズも3/3、4/3【突進】、6/6【守護】と計13点の盤面がプリンセス1枚から成立するのは、計8コストととはいえ、十分巻き返しを狙えるのだ。
後攻3ターン目にプリンセス、4ターン目キングという動きでも手札を消費せずに6/6【守護】が立つのだ。
epの関係上、このカードは後攻の方が1ターン早くキングを立てられる。
 そして、さらに相手を追い詰めるのが、ゴブリンに進化権があるということ

進化したゴブリンはキングの強化を経て無事5/5というサイズになっている。
キングを倒してもゴブリンを放置すれば、次のターン、ライフ5点を奪われる可能性があるのだ。
3〜5ターン目はお互いに盤面有利を取りたいのでカードの投げ合いになる。それを一枚のカードで有利に運べるとなればベルエンジェルや、フェリアを立てている場合ではないのだ。
そもベルエンジェルの仕事である守護をキングが持っている以上、ベルエンジェルを出すのは相手がしっかり回ってるアグロ対面の時くらいで後はゴブリンで事足りるのだ。
もっというとゴブリンキングはexエリアに置かれるので出すタイミングは自由なのだ。

上記のことからフェリアではなくゴブリンを搭載しているデッキが多いのだ。

初めてnoteの記事を書いたので、読み辛い部分もあったかもしれないが楽しんでもらえたなら嬉しい。
またエボルヴ関連の記事を書きたいと思うのでよろしく!

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