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風月堂 藤田さん 第一弾

家業イノベーター紹介①

今回紹介するのは、御菓子司 風月堂 3代目の藤田 浩一さんです!

藤田さんプロフィール

プロフィール紹介

最初に藤田さんの簡単なプロフィールを紹介します👇

茨城県出身。70年余り続く和菓子屋の3代目。
製菓の専門学校を卒業後神奈川にて5年間修行し、実家に戻る。
海外旅行で改めて日本の良さに気付き、ICOM世界博物館会議にて日本の和菓子店で唯一参加し、世界のVIPを相手に和菓子の実演、体験を行う。
そこで得た体験により更に和菓子の可能性を再認識する。
「笑顔と伝統を未来へ」をモットーに和菓子の体験教室、料理店とコラボなど和菓子を広める活動もしている。

家業イノベーション・アイデアソン2020での活動紹介

家業イノベーション・アイデアソン vol.Ⅰ

藤田さんvol.Ⅰ

vol.Ⅰでは、"お客さまを虜にする新商品開発” を課題としてアイデア出しをしました!

風月堂の和菓子のファンをつくるためにどんな新商品を開発するか。茨城の名産を使った和菓子やお酒にも合う和菓子など、魅力的なアイデアがたくさん出ました。商品の内容以外にも、ワークショップでの和菓子作り体験会や試食会の開催、紹介動画の作成、和菓子作りキットの提供によって、風月堂の和菓子の魅力を知ってもらおうというアイデアも出ました。

普段関わることが少ない様々な方々と話し合い、お客さま目線での様々な意見を聞くことができる貴重な機会となりました!和菓子屋さんだからこそ思いつかないような発想を展開し、茨城の名産である干し芋を使ったお土産にもなる和菓子の開発をvol.Ⅱまでのアクションプランとしました!

家業イノベーション・アイデアソン vol.Ⅱ

藤田さん

vol.Ⅱでは、"新商品のアプローチ方法” を課題としてアイデア出しをしました!

vol.Ⅰから茨城県産の干し芋の和菓子の試作を継続しながら、実際にその商品をどのように売り出していくのか、広めていくのかについて話し合いました。40、50代向けのギフト用パッケージの作成や新商品のストーリー作りなどの売り出し方のアイデアに加えて、フランスと和をコラボした商品や1個2000円の商品で高級感を出しターゲットを絞った商品の開発などの商品の話題性を高めるアイデアも出ました。

これらのアイデアから、大使館を巻き込んで話題性を確保するために、外国人にも喜ばれる和菓子をテーマに試作を重ねていこうというプランを立てました。将来的には海外進出も見えるアイデアとなりました!

家業イノベーション・アイデアソン vol.Ⅲ

vol.Ⅲでは、"新商品を広く知ってもらうこと” を課題としてアイデア出しをしました!

藤田さん

vol.Ⅰから茨城県産の干し芋を使った新商品の試作は継続しつつ、vol.Ⅲではどのようにしたらお客さまに興味を持ってもらって買ってもらえるのかについて話し合いました!

様々なアイデアが出た結果、①フランス大使館に食べてもらえるようなブランディングをすることと、②GOOD DESIGN 賞の受賞を目標にデザインや味をさらに工夫し、日本らしさの見えるパッケージとともにさらに試作を続け、新商品を完成させることをこれから半年のアクションプランとしました!

3回のイベントを通じて、新商品開発の道筋と方向性を参加者の方々とアイデア出ししたことで、明確なアクションプランが決まり、最初の課題であった新商品の開発を実現できるビジョンをみんなで見出すことができました!

第二弾では…

11月に全3回のアイデアソンを終え、風月堂 藤田さんが今何に取り組んでいるのか、新商品開発の進捗はどうなのか、実際アイデアソンに参加してみてどうだったのか、などなど、この記事を読んでくださったみなさんが気になるであろうことを、わたくし遥が実際に取材してきます!お楽しみに!

Tsukuba Place Lab 中井 遥

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