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「理想を追い求め続ける“宙ぶらりん”という軸」#220208

「それは軸ではない」と思ったそこのあなた。その通りだと思います。

僕には理想があります。一人ひとりが目の前の一人を知り、つながり、理解しようとする…その循環によって誰もがどこかでつながっている世界。

でも、理想とはほど遠い現実があります。その現実のどこに課題を設定するのかはそれぞれですが、どこに設定したとしても、そのカオスな現状は一要因だけでは解決しません。

11月から学校現場で子どもたちと関わるようになりました。理想と現実のギャップは予想通りあります。

その中でもがいている今、子どもたちとの関わり方に正解はないですが、関わり方に迷いがあることは確かです。

それは、理想の世界に向けた関わり方と現実を見た関わり方ではその質が全く違うからです。「現実を見ろ」と、そう言われることもあります。「夢を見てもいい」と、そう言われることもあります。

僕は、現実だけを見て、「理想を追い求める」ことを終えてしまっては理想にはたどり着けないと思っています。

だから、理想の世界を追い求める中で現実にどう向き合えるのか、子どもたちと関われるのかというアウフヘーベンを追い求めています。

それは「誰もが夢をかなえる世界」というわけではありません。多分…今の言語化から捉えると、「子どもたちが幸せに生きること」がゴールでもありません。究極のエゴなのかも…。

生半可なことではないと思います。その答えは一生でないかもしれません。

でも、僕自身の理想の捉え方に終わりはないし、僕自身のあり方にも終わりはない。

世界の理想にも終わりはないし、世界のあり方にも終わりはない。

だからその時の自分のあり方で周りの人に関わることしかできません。そんな“宙ぶらりん”という軸でいようと思いました。