見出し画像

ナンジセイコッセツチョウオンパチリョウホウ12500テン

右足首の外果骨折の手術をしてから5か月が過ぎた。いいかげんにくっ付いてくれよと思うのだけれど、僕の骨の再生能力かなり低速らしい。もともと骨は丈夫じゃないのだ。なんせ人生5度目の骨折だし。
とは言うものの、今頃は飛んだり跳ねたり出来ていると思っていたからショックなのだ。小さい頃からおやつにイリコを食べるくらいカルシウム食品は大好物なんだけどね。いまでも小腹がすいたら煮干しを噛んでいる。
本日は手術をした大学病院での定期健診でありまして、CTで確認して貰ったところ素人でも分かるくらい腓骨にクッキリと隙間(レントゲンで白くなっていない部分)が残っている。なんか微妙にずれているようにも見えたので質問したら大丈夫だって言うから流したけど、ホントに大丈夫なのかな?
それに、僕の右足首はいまだプレートとボルトで支えられているだけなのか?癒合する前にぶっ壊れたりしないのか心配になってくる。
僕『先生、これ遅くない?』
D『遅いですね。なので以前にお話した超音波やってみましょう』
僕『あとどれくらいで治りますかね?先々の仕事の段取りもあるし、個人的には冬山のスケジュールなんかも考えたいし…』
D『今年の山は控えた方がいいんじゃないかなぁ~。骨はそのうちくっ付くでしょ』
先生、それって答えになってないんだけどwww

春に骨折入院した時のお話はこちら☟

難治性骨折超音波治療法

その名の通り、折れた骨がなかなか治らない患者に適用される治療法なんだけど、リハビリに通っていた病院でも何度かやった事がある。

超音波骨折治療(低出力超音波パルス=LIPUS)はかつての先進医療から平成20年度に一部保険適合となった治療法で、アスリートが積極的に利用していて有名になったケースもあります。

治療中は出力が微弱だからなのか何も感じません。電気治療のようにビリビリと感じたり、パルスの衝撃を感じたりする事もまったくなく、毎日20分間(それ以上やっても意味がないそうだ)だけ患部に超音波を当てて骨の再生を促します。なかなか治らない患者の70%くらいに効果があるらしいけど、効果を裏付ける明確なメカニズムはまだ確立されていないそうだ。

ところで、置いてかれる30%の人はどうなるんだろう?
要は骨がくっ付かないワケだから再手術とかになるんだろうね。
同じ病棟になるならば、それはそれで個人的には構わないけど。
でも、1年くらいすればプレートも撤去しなきゃならないし、そうそう入院ばかりもしていられない事情もあったりする。

メーカーの方が来られて説明してくれた機器がこれ。

画像1

これを貸し出すから自宅で毎日やるようにとのご指示。
それから担当医が、「ココに当ててねぇ~」とばかりに足首に油性マジックで丸印をつけてくれる。
先生さぁ、位置を特定するだけなので中心に点でいいんじゃない?って思った時にはガッツリ書かれてしまっていた。
きょうは短い靴下なのでズボンの裾から足首が出るとマジックが見えてしまって恥ずかしいではないか。
自転車でなんか来るんじゃないかったけど、短パンじゃないだけマシかwww

画像2

貸出期間は3ヶ月と1年間の2通りがあって、僕の場合(難治性)は1年間しか選べないと説明された。もちろん、そんな治療期間になるとは思っていないけど、料金は1年分になってしまうそうだ。
だったら入院中から貸し出してくれよ~と心の中で叫んでみたけど、きっと経過が良くない患者にしか保険適用されないのかもしれないと思って調べたら、いくつかの保険適用パターンがあるものの経過を見てからってのが一般的なようだった。でも、入院時から使用する事も出来なくはない。

因みに、保険点数12500点なので3割負担だと37500円也。
手術と同時に貸し出してくれていれば高額医療費の払戻で全額戻ったのに…
骨よりも財布が痛いじゃないか。

そこで気になったからコスト計算してみた(せこいなぁ~)。
機器を2か月間(60日間)使うとすれば1日当り625円。2箇所なので1回当り312円ほど。
リハビリ病院では電気ビリビリ10分と超音波20分で340円の負担だったから計算上はどっちが安いのか分からないけど、なんせ自宅で好きな時間に治療できるのがありがたい。
親切だったリハビリ病院の先生には申し訳ない気持ちだけど、もう行く必要がない。

せっかくなので同時に手術した中骨の辺りにも勝手に当ててみる事にする。リースされた治療器の設定回数は400回(毎日3回でも4ヶ月くらい使える)なので大丈夫だと信じている。

そこの骨~~
早くくっつけ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?