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ウィーンフィル2024への道(その2)

当選してしまったチケット代金の支払いをどうしたものか…
と、悩んでいても解決はしないのであるが、心の中で先送りしたい気持ちがそうさせるのだ。
いよいよ期限まで数日となった頃、『もしかして支払うの忘れてませんか?』みたいなメールが楽友協会から届いた。
行間には、『まさかとは思うけどさ、奇跡の当選をしたのにキャンセルなんてしないよね。忘れているんじゃないかと心配になったから念のためにメールするね』と書かれてある。文字になっていないけど、これはマジで書いてある。


友人に相談して支払を決める


支払期日まで残り1日となった木曜日の夜、友人を食事に誘いだして話をした。彼も元日にかかさず生中継でコンサートを鑑賞している一人で、いつか一緒に行こうとよく話している仕事仲間である。とりあえず飯を奢ると言って誘いだした。
教えれば絶対に行くと言い張るから黙っておいたのだが、背に腹はかえられぬ。観念して釣竿を投げることにした。
予想通りすぐに掛かった。自分(彼)の分は都合つけるから必要なら言ってくれと即答される。さっそく一緒に行く気満々である。
本当はペアで行くのが定石なんだろうけど、まあ仕方がない。いざとなれば彼はトランスジェンダーにも見えるのでヨシとするか。

チケット代はとりあえず僕がまとめて払った。
まあ、いざとなれば届いたチケットを転売しようって作戦だったのだが、これで1枚の権利は彼に移ったから転売は難しくなった。

チケットはいつ届くのか?

その日の夜にVISAで支払いをした。デビッドなので口座から2400ユーロが瞬殺される。
暫くすると楽友協会から確認メールが届いた。どうやら無事に支払いが完了したらしい。これで一息である。

チケットはいつ届くのかなとメールを読み進めていく。すると、まさかの驚くべきことが書かれてある。
チケットを発送することはなく、このメールに添付されている支払証明を持って9月以降にウィーンまで取りに来いと言うではないか。
あと出しじゃんけんみたいだ。

楽友協会からの支払証明

9月以降?チケットオフィス?
Why????
おいおいおいお~~~~い!( ;∀;)

いざ転売するとなっても9月以降に一度はウィーンへ行かなきゃダメってことか?

この件については暫く忘れておくことにする。
もちろん彼に伝えることも忘れておくwww

(次回へ続く、きっと)

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