「VS」東京ドームのセトリを振り返る
みなさんこんにちは。今回は普段とは少し違うテイストの記事を書こうかなと思います。その内容とは、私の好きなバンドであるONE OK ROCKとMY FIRST STORYの対バンライブのセトリの振り返りです。せっかく対バンライブから1年経ったならこう言う記事を書いてもいいだろうと思い書くことになりました。ただ日程と予算の都合上ライブに行ってない勢なのであくまでも普段聴いたりしている目線からになります。そこは悪しからず。ライブに行った勢の方の記事も最後に紹介しますので良ければそちらの方も参考に。というかそっちの方がわかりやすいかも。それでは本題に移って行きましょう。
そもそものONE OK ROCKとMY FIRST STORYの関係性とは
まずこの話題を出すにあたってこの話題は避けては通れません。そもそものワンオクとマイファスってどういう関係なの?このことについて解説していこうと思います。端的に話してしまうと、双方のボーカルであるtakaとhiroは血のつながった兄弟です。両親に森進一と森昌子を持つ生粋の音楽一家、幼少期は父の音楽が常にが流れている環境で育ったとのこと。ただtakaが高1、hiroが小5の頃に両親が離婚。離婚後の親権はtakaが森真一、hiroが森昌子が持つようになりました。
そしてこのライブを見ている人の感想としてよく挙げられたのは「史上最強の兄弟喧嘩」。実の兄弟が対バンライブをするなんてそうそうない気がします。なのでこの意見は妥当でしょう。見ていないのでわかりませんが、現地で見ていたら鳥肌ものだったでしょう。とか言いつつ当時の私はMY FIRST STORY側にしか興味はなかったのですが。前置きの話はこんな感じでしょうか。というわけで早速曲紹介をしていこうと思います。
ONE OK ROCKセトリ
まずは先攻、ONE OK ROCKのセトリの解説から。個人的感情や評価が多いので苦手な方はブラウザバック推奨です。後感想が思いつかない曲はシンプルに感想が思いつかないと書きます。なので薄っぺらい内容になってしまう曲とかも出てきてしまいます。そこは悪しからず。
1 The beginning
ONE OK ROCK側の最初を飾る曲はこの曲、いかにも始まりらしい曲です。初っ端からこの曲がライブ会場で流れたら鳥肌もの間違いなし、盛り上がりも絶好調でしょう。実写版るろうに剣心のテーマ曲であるこの曲、歌詞の中にも映画を意識した描写がたくさんあります。「愁いを含んだ閃光 眼光は感覚的衝動」や「狂おしいほど刹那の艶麗」などのワードはおそらく主人公である緋村剣心の気持ちを代弁しているのでしょう。ちなみに主演の佐藤健とtakaはプライベートでも話す仲とのこと。そしてこの曲はONE OK ROCKの中でも1〜2を争う有名曲です。
2 Never Let This Go
2曲目はこの曲。実はライブで演奏するのは11年ぶりの曲らしいです。そんなブランクがあるとは… なんだか信じられないと思ってしまいます。古参のファンからすれば歓喜待ったなしでしょう。調べてみたらどうやらバンド結成からいたメンバーが脱退してから初めて制作したアルバムの1曲目らしいです。タイトルから曲の中で繰り返し言葉にしていた「手放したくない」の一言、メンバーは引き留めたいが本人の意思を尊重して手放す決断をする、なんと悲しいことか… 明るい雰囲気の曲だと思いきや別れの曲だったと知った時はとにかく衝撃でした。英語が何もわかってないんだなぁ…
3 Nothing Helps
3曲目はこの曲。こちらも8年ぶりの演奏となる曲です。調べてみると数々の困難を乗り越え、自力でここまで来たという強い感情が込められた楽曲になっています。ONE OK ROCKの曲としては珍く、かなりネガティブな感情を歌った楽曲なのも特徴。サビはtakaの感情がめちゃくちゃこめられています。正直めちゃくちゃかっこいい。ちなみにCAPCOMが2013年に発売したDmC Devil May Cryのプロモーションソングとして採用されましたが、ゲームとしては大ゴケでした。PVは良かったのにね。まあこんなことがあったので戦闘BGMとしてはとってもいいという一面も持っています。
4 Make It Out Alive
4曲目はこの曲。CAPCOMから2023年に配信されたアプリ、モンスターハンターNowのタイアップソングとして制作された曲です。MVを見てもわかる通り、モンハンの世界観が見事に表現されています。私はやったことがないのでわかりませんが。元々はAmbitious時代の没曲でしたが、そこに現在のONE OK ROCKのエッセンスを加えたという曲がこの曲らしいです。歌詞の意味に関しては、生きるか死ぬかということに関して歌っていると調べたら出てきました。そしてmake it out aliveは、生還を果たすという意味。モンハンのタイアップソングなだけはありますね。
5 C.h.a.o.s.m.y.t.h.
5曲目はこの曲。友達に対して歌っている曲であるこの曲、今の自分にかなり刺さっている気がします。夢を語り合った仲間への応援歌として作られたこの楽曲、それぞれの夢を追いかけ、疎遠にはなったが一緒に語り合った思い出は永遠の宝物になったという意味合いの歌と調べたら出てきました。曲名もtakaの友人の名前から来ており、C⇒ken call H⇒H.ikeda A⇒Atushi O⇒向井理 S⇒三浦翔平 M⇒Momo Y⇒山田親太朗 T⇒佐藤健 H⇒三浦春馬から来ているらしいです。ある意味の感動ソング。ライブでこの歌が流れてきたら涙腺が緩んでしまう気がします。
6 Wherever you are
6曲目はこの曲。C.h.a.o.s.m.y.t.h.が友人に向かって歌っている曲であればこの曲は恋人に向かって歌っている曲。最初の頃は知っている人は知っているというマイナーな曲でしたが、2016年にdocomoのCMで起用されてからは一気にメジャーな曲になりました。今では結婚式の定番ソングになっているとのこと。歌詞の意味を簡単に噛み砕くと、ずっと変わらない誓いと言う意味があります。盛大なプロポーズソングという感じがしますね。ちなみにこの曲、毎回聴くたびに涙腺が崩壊する気がします。気分が高揚する曲も泣ける曲も作れるONE OK ROCKって凄い…
7 Renegades
7曲目はこの曲。こちらはるろうに剣心 最終章 The Finalの主題歌です。世界的アーティストであるエド•シーランとの共作であるこの曲、るろうに剣心の世界観を落とし込みつつ、ONE OK ROCKの心情を綴った曲だという印象があります。この曲名を和訳すると「反逆者」という意味になります。MVを見ると、今起こっている世界問題がクローズアップされている気がします。例えば人種差別や戦争、国内で起こるデモなど… こんな状態のままでいいのか、これで良い訳がない!という思いがこの曲には込められています。ロックの原点を感じられて個人的にはかなり好きです。
8 Deeper Deeper
8曲目はこの曲。先代のスズキ•スイフトスポーツのCMソングとしての印象が強いです。「理性なんか、置いていけ」というフレーズ、めっちゃ好き。感情を動かす三曲の後のこの曲はとてもブチ上がります。王道のロック!と言う感じで私は結構好きです。歌詞を和訳して感じた感想は「後悔しないように生きるなら本当に好きな事をした方がいい!」と言うメッセージ性がとても刺さったと言う事。意外にも自分の今の心情にかなり当てはまってる曲でしたね。あとはMVの雰囲気も個人的に好き。しきりに出てくる鉄格子や歯車が曲の雰囲気に合っていてとても良かったです。
9 Right by your side
9曲目はこの曲。実を言うとこの曲、聞いたことがありません。2017年のライブツアーで販売された会場限定のCDでしか聞けない曲だそうです。なのでサブスク系の音楽アプリでも聞けません。ある意味幻の曲ですね。ちなみにこんな感じなのでもちろん転売ヤーの餌食になってます。良い子の皆さんは転売ヤーから買わないように。調べてわかったのはhiroに向けて作った曲というくらい。正直聞いたことがないのであんまり分かりませんね。
10 未完成交響曲
10曲目はこの曲。ONE OK ROCKとしては珍しい日本語中心の曲です。英語の歌詞がそこまで無い分、私にとってはかなりわかりやすい曲だなと感じています。カラオケでも歌いやすいですね。歌詞の意味としては、自己の葛藤や成長を通じて前に進む力強いメッセージが込められています。歌全体に込められてる「未完成だけど何が悪い!」と言うメッセージ性、個人的にはかなり好き。今の心情的にかなり刺さっています。全体的に明るく、更には励ますようなメッセージが数多く込められている楽曲なので、気分が落ち込んだ時に聞くのがかなりおすすめです。
11 We Are
11曲目はこの曲。第1回18祭に向けられて作られた曲ですね。個人的にはJERAのCMソングとしての印象もあります。「CO2の出ない火を作る」というメッセージ、強烈に頭に染み付いています。なのでONE OK ROCKの中で1番最初のほうに知った曲かも。歌詞の意味としては、たとえ今は不安であっても、希望が見えなくても、僕たちの周りには支えてくれる人が必ずいる。そして何より、僕たち自身が将来を照らす光なんだ!と言う意味があるとのこと。いかにも18祭のために作られた!と言う感じがしますね。後は歌詞の雰囲気とか最初聴いた時は洋楽か?と思ったのが正直な感想です。実際勘違いしてましたし。
12 完全感覚dreamer
12曲目はこの曲。こちらもまたONE OK ROCKの定番曲ですね。ONE OK ROCKの中でも指折りの有名曲です。歌詞の意味としては、夢を追いかける挑戦者のことを表していると感じました。せっかく夢のことを考えても行動に移さなきゃもったいない、本気なら自分の感覚や直感に従わない必要もある。そしてただひたすらに夢に向かって猛進する!そう言うメッセージ性が込められた楽曲です。MVの雰囲気も相まってかなり盛り上がれる曲だなと感じています。余談になりますが、最近hololiveでデビューした輪堂千速と言うライバーがこの楽曲をカバーしたと言う出来事がありました。カバー版も素晴らしいので是非。
13 キミシダイ列車
13曲目はこの曲。こちらはアンコール曲ですね。この曲には幻の原曲、「」が存在します。当初はライブ限定で発売し、タイトルを募集する予定でした。しかし募集している最中に当時メンバーだったAlexが脱退、タイトルがない状態になってしまいました。アルバムに収録するために「」を再編成、レコーディングとタイトルを繋げて完成した曲がこの曲というわけです。歌詞の意味とすれば、過去を振り返っている暇があれば今を全力で生きろ!という意味かと思われます。人生はレールの上を走る列車のように戻ることができない、というのがこの楽曲のメッセージでしょうか。
ONE OK ROCK側は大体こんな感じでしょうか。ここまでまとめるの、結構疲れました。次はMY FIRST STORY側の紹介です。
MY FIRST STORYセトリ
というわけで後攻、MY FIRST STORYのセトリ紹介です。こっち側は歌詞の考察は簡略的にするつもりです。考察を調べるのもめんどくさいですし、re:rec版があったりアレンジが加えられている曲も多々あるのでそこも考えると長くなってしまいます。あと考察がネットに転がっていない曲も多少ながらありますし。それでは。
1 最終回STORY
MY FIRST STORYの最初を飾る曲はこの曲。歌詞の意味を考えると1番最初にこの曲は鳥肌ものです。こちらはre:rec版があるのですが、個人的にはどちらとも好き。低音の響くオリジナル版も感情が爆発しているre:rec版も素晴らしいです。歌詞の意味としてはONE OK ROCKのtakaに向けて作った曲という印象。歌詞の「生まれと共に手にしたレッテル」の部分は両親を、「 遠くかけ離れたこの距離」の部分はtakaを意識して作ったとのこと。兄と自分の知名度の違いを照らし合わせようとする歌詞ですね。全体的に兄を超えたいという思いが込められた楽曲だなと感じました。まさに対バンライブの1曲目にふさわしい曲ですね。
2 ALONE
2曲目はこの曲。2015年度のHALのCMで伝われていた曲ですね。「量産機になるな。」というキャッチフレーズ、シンプルながらもめちゃくちゃ好き。こちらにもre:rec版があるのですが、正直そこまで変わったとは感じません。砕け散っての部分のイントネーションが変わった以外特になんも変わっていなさそう。この曲が出るまではMY FIRST STORY=ONE OK ROCKのtakaの弟のバンドのイメージが強かったのですが、この曲がその認識をひっくり返す要因になったそうです。激しめのサウンド、メッセージ性の強い歌詞… この曲がMY FIRST STORYの人気の火付け役と言っても過言ではありません。
3 メリーゴーランド
3曲目はこの曲。こちらは最近の曲ですね。つい先日MVが発表されて話題になりました。MVを早速見てみたのですが、解釈一致すぎて… 感動してしまいそうです。しかもライブから丁度1年経った日に投稿してるのもポイント。この曲はこのライブのために作られたと言っても過言ではない曲です。歌詞を見てみてもこのライブを明らかに意識してるとしか思えません。曲調も最初はバラードか?と思える雰囲気で始まるのですが、サビが近づくにつれてテンポが早くなっていくというのも特徴。サビ終わりのシャウトが個人的には好き。これを聞いてるとラウドの曲だなと思ってしまいます。この曲のジャンルが決められない。
4 君のいない夜を超えて
4曲目はこの曲。テレビドラマ&舞台連動企画である御茶ノ水ロックプロジェクトの主題歌ですね。ロックバンドを題材にしたこのドラマ、もしかしてモデルはtakaとhiroの兄弟なのか?と思ってしまいますね。物語のあらすじも2つのバンドとマッチしていますし。詳しく知ってらっしゃる方がいらっしゃいましたらコメント欄へ。ロックと言われても曲調はロックバラードのそれ、まあ気にすることではないですが… この感動的な曲調、割と好き。あとファンの中では先述したRight by your sideのアンサーソングなのでは?とも言われています。私はRight by your sideを聞いたことがないので全く分かりませんが…
5 アンダーグラウンド
5曲目はこの曲。コロナ禍で出されたアルバム、Vに収録されているこの曲、序盤からの爆発的サウンドと筋の通った歌詞がとてもいい楽曲です。序盤のギターの音はとにかく盛り上がるの一言。王道のロック!という感じがして個人的にはかなり好き。歌詞もかなりわかりやすく作り上げられているという印象です。社会的な孤立、抑圧的で充実感のない世界で自分の場所を見つける苦闘を歌詞によく表しているあたり、コロナ禍に作られた曲なんだなという感じがします。コロナ禍でストレスが溜まってる人でも思いっきり発散できるようないい楽曲に仕上がっています。やっぱりロックって元気がもらえますね!
6 東京ミッドナイト
6曲目はこの曲。こちらも12ヶ月連続投稿で出された楽曲です。こちらは5月分の曲。12ヶ月連続投稿で投稿された曲の中では一番再生数が多かった曲だったはず。センチメンタルなロックナンバーでコンセプトは「真夜中の東京」。愛を求めて街に飛び込んだものの、どこか満たされずにいる自分をどうにか納得させようとする心情を描いた曲です。切なさが半端なさすぎる。それでもリズミカルな曲調は聞いていてとても楽しいですね。MY FIRST STORYらしさがとても出ています。曲調や背景的に夜の首都高で聞いて見たらすごくいいんだろうなぁとも感じました。今度首都高に乗る機会があったら絶対に聞きます。
7 PARADOX
7曲目はこの曲。映画 マトリックス レザレクションズの日本版インスパイアソングらしいです。確かに言われてみればそんな気はする… 少しダークな雰囲気のするMV、ほんと好き。hiro曰く、マトリックスへのリスペクトとMY FIRST STORYのオリジナリティを込めて作ったとのこと。作品のイメージを落とさないようにしつつ、hiroなりのオリジナリティも落とし込んだらしい。「赤」か「青」や白いウサギなどがその一例。私はマトリックスはあんまり知らないのでわからないのですが… 有識者はコメント欄へ。あとはこの曲、音数をかなり少なくしているらしい。バンドらしさが感じられないのはこれが理由?
8 虚言NEUROSE
8曲目はこの曲。個人的にMY FIRST STORYの中で1〜2を争うくらい好きな楽曲です。前奏であるmonologueの部分がとっても長いのが特徴。MVでは「私の中に、違う私がいる」をテーマに進行していました。ただ意味に関しては難しいので今回は省きます。虚言NEUROSEパートはものすごくハードな曲だなと感じました。スピード感満載でとても痺れる。歌詞は現代社会の閉塞感について歌っている曲だなと感じました。「今、誰が僕を名乗ってるの?」や「もう、僕が僕じゃなくなって」など… SNS社会に通ずるものがあるなと感じました。あと余談にはなりますがオーケストラバージョンがめちゃくちゃかっこいいので1回聞いてみて下さい。世界観に圧倒されます。
9 ACCIDENT
9曲目はこの曲。MVがかなり強烈な曲だった記憶があります。詳しくは覚えてませんが… めちゃくちゃグロめなMVだったと記憶しています。序盤がなんか別の曲がかかっていて… そこから先は本気で覚えていない。その曲すら覚えていない状態です。もう1回聞き直さないとヤバいかも。曲調もMV同様にかなりダークなイメージ。ギターの音が黒光りするような感覚がします。歌詞もかなり意味深な印象を抱きます。サビの部分とかほとんどOh… Oh… Oh… という文章を連続しているだけですし… かなり謎な曲ですね。私が解説するのは不能です。有識者はコメント欄へ。
10 I'm a mess
10曲目はこの曲。今やMY FIRST STORYの定番曲ですね。リリースされたのは2021年ですが、2023年の3月ごろから急激に再生回数が伸びたとのこと。きっかけはアンパンマンのMAD動画らしいです。これで人気になるのってなんか意外。こういうことがあったので割と聞いたことがある!という人も多いのではないでしょうか。最近ではREMIX版も投稿されました。正直REMIX版も割と好き。歌詞に関しては、やはりコロナ禍が意識されてるなと感じました。「閉ざされた日々に」や「隠された口元」など、リリース時期を鑑みてもコロナ禍を意識した歌詞が多かった印象です。あれからもう4年も経ったのが信じられない。
11 Monster
11曲目はこの曲。Monsterと言って思い出すのが嵐の曲だっていうのは内緒です。一時期ジャニーズを齧ってた時期はありました。ちなみに1番好きなユニットはSnowMan。 それはそうとこの曲はMY FIRST STORYとしては珍しく、ラップ風の曲に仕上がっています。サビの部分以外はおそらくほとんどがラップ調の歌詞、MY FIRST STORYでラップというのは少し新鮮ですね。サビの部分は英語で他は全て日本語なこともポイント。ラップパートが日本語になってるのは聞きやすいですし、部分部分で雰囲気が変わっているという面で考えるととてもいい楽曲だなと感じます。
12 モノクロエフェクター
12曲目はこの曲。個人的には最初聴いた時の印象と今の印象がめちゃくちゃ違う曲という印象があります。オリジナル版とアコースティック版があるのですが、私は最初にアコースティック版を聴きました。そしてとても落ち着いた、いい曲だなと感じました。が、オリジナル版を聞いて驚愕。めちゃくちゃロックしている曲だなと感じました。激しいドラムの音、感情を込めて歌うhiroの姿… このギャップはなんなんだ… この曲でやることが多いのがツーステップ、曲に合わせて反復横跳びするみたいな感じですね。こういうところを考えてもしっかり暴れられる曲なのだなぁと感じます。
13 REVIVER
13曲目はこの曲。オルタンシア•サーガ -蒼の騎士団-のタイアップ曲として作られたこの曲、個人的にMY FIRST STORYの曲の中で1番好きな楽曲だと思います。疾走感のある曲調にとてもかっこいいMV。再生回数もI'm a messに次いで2番目に多い楽曲です。こちらの曲はオリジナル版とofficial Music Video版、更にはオーケストラ版の3つがあります。個人的にはオリジナル版が1番好きです。歌詞もオルサガの世界観にとても合っている壮大な歌詞に仕上がっています。このゲーム自体運命に翻弄されてゆくことをテーマにしており、この曲は運命に抗う人の姿を描いた曲なのだなと感じました。
14 不可逆リプレイス
14曲目はこの曲。フジテレビ開局55周年記念テレビアニメである「信長協奏曲」の主題歌として作られた曲ですね。序盤から疾走感全開の曲調が本当に好き。こちらもre.rec版があります。音程は変わらないのですが、歌い方が多少変わっていますね。正直自分はオリジナル版の方が好き。あとこれは個人的に感じたのですが、Roseliaの曲であるLOUDERに似ているなと感じました。まあ曲としてはこの曲が先というわけですが… 無告とSing Aliveにしろ毛色が結構似ている曲が多いですね。まあ一部の曲の収録にMY FIRST STORYのドラムが参加していたと聞いた記憶はありますが… 本当かは不明。
15 home
15曲目はこの曲。今回のライブを含めて3回しか演奏したことのない貴重な楽曲です。1回目は泣き崩れてラスサビを歌えず、2回目はVSライブを誘った後の演奏… そして今回のライブでの演奏。MY FIRST STORYとして大切にしている曲なのだなと感じました。歌詞も家族のことを想って作った曲だというのを感じられます。私が分かる範囲内で解説できるなら1番のBメロ。ここの部分はおそらく両親の離婚について話してるものかと思います。小5の頃に両親が離婚しても何もできることはありませんよね。納得です。あと余談にはなりますが、この曲はライブ音源がYouTubeに公開されています。大晦日に聞いた時は衝撃がすごかったです。ライブ音源版もぜひ。
そしてこのライブは終わり… かと思いきや実はもう1曲、アンコール曲があるそうです。これはつい最近知ったこと。そしてその曲とは…
アンコール曲
Nobody's Home //ONE OK ROCK feat.MY FIRST STORY
アンコール曲はこの曲、アンコールがこの曲とかアツすぎる!!takaが両親に向けて作ったこの曲、そしてその曲を兄弟2人で歌う。こんなの涙腺崩壊ものでしょ… そして2人で歌うのもそうですが、この曲はなんと両バンドの楽器隊が演奏するというとんでもサプライズが用意されていました。そんなのありかよ!!ライブに行ってない身ではありますが、その情景を考えると鳥肌が止まりません。ちなみにこの曲名を直訳すると「誰も居ない家」。芸能一家で育ったTakaが両親と分かり合えなかった事など、家族のことについて綴ってる曲です。そんな曲をアンコールで歌うのはセンスがありすぎますね。これにてライブは終了。
まとめ
ライブに行っていない勢ではありますが、こうしてライブのセトリ順に曲を聞くだけでも気分が高揚しますね… ライブの熱狂感、演奏された曲に隠された意味など… 今回歌詞の意味を調べるためにかなりネットを駆使してこの記事を作成しました。投稿が遅れた原因の8割はこれが原因。頑張って調べた!という成果をこの記事に込めました。この記事を通して、両バンドに興味が持てたというならとても嬉しいです。ただここまで長々と書きましたが、私が本当に好きな曲は実はそんなにありません。いつになるかはわかりませんが、自分が本当に好きな曲を紹介する記事を書くつもりです。首を長くして待っていただければ嬉しい限り。それでは〜