リズム・韻 ~歌詞の本質に迫る(4)

歌詞は歌うものだから、時間軸上に言葉が並びます。それゆえ歌詞というものは発音のタイミングと切り離せません。つまり、五七五のような文字数(シラブルの数)への制約だとか、トントントトトンのようにいろいろなリズムを持たせたりができます、というよりも表現・実演の際には必ず何らかのリズムを持たせる必要があります。※文字数への制約、すなわち歌詞の言葉をどこで切るかも、広く言えばリズムのうちだと言えるでしょう。

さらには、こことここで韻を踏むというような韻のタイミングの縛りもあり得ます。ただし韻は自分には難しいので説明しません(できません)。本格的に調べている方もいらっしゃるようですので、詳しくは検索してください。

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尻切れみたいですが以上で歌詞についての一般的考察のシリーズは休止とします。最後はなんとか絞り出しましたが、網羅的とは言えないかもしれません。ひとつ、「メッセージ性の有無」を採り上げるか迷いましたけれど、別にメッセージ性がなくても歌詞としてありだと思ったので外しました。その他も賢明なる読者に譲ります。

でも、ほーらほら、次第に歌詞がすんなり書ける気がしてきた…よね…?(希望)


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