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人材業界について

先週は人材業界向けのDEI研修を受ける機会をいただいたり、同じ大学からHRtechの道に進んでいる仲間で集まったりする機会が重なったこともあって、同期数人で飲みに行ったときその中の1人が「俺は結局人材業界が好きなんだよね」と話していたのがすごく印象に残った。
確かに自分も人材業界で働きたいと思って今の会社を選んではいたのだけど、違う業界を経験していないこともあり、ちゃんと振り返る機会はなかったなと。

ただ、揺るぎなく「ここを選んでよかった」という感情はあり、その中で業界由来のものを切り出してみると、「負に敏感ながら、世界に希望を捨てていない人が多い」ということなのかなと思った。
恐らく、少なくない人が持っているであろう「世の中の人にイキイキと働いてほしい」という願いは、そもそも現状そうでないという事象を前提としていて、かつその負を放っておく・自分だけ楽しければいいと思うのではなくて、世界の可能性を信じて自らコミットしようとするのは一握りで。

もっと言うと、世界だけでなく自分の内面の負に対しても敏感な人が少なくないと思う。それ故、お互い助け合っていくという根っこが通じているのを感じる。(あくまで個人的見解)
以前「キャリアアドバイザーになりたい人は大体キャリアアドバイザーに向いていない」という言説も見たことがあり、確かに繊細ゆえ資本主義に不器用な人はいるかもしれないけれど()、それでも前向きに進む姿が何より尊いし、そのエネルギーの可能性は信じ続けていきたい。

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