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「霧山城(北畠氏館)」 ~南朝の忠臣・北畠氏の居城~ [続日本100名城No.153]

 三重県の北畠氏館を訪れました。

 松阪から、単線のローカル線であるJR名松線で、のんびりと、終点の伊勢奥津駅まで。そこからは、旧伊勢街道を徒歩60分のところに、北畠氏館はあります。

「JR名松線」
「伊勢奥津駅」

北畠氏館は、伊勢国司・北畠顕能によって築かれた居館です。

 背後には北畠氏館詰城(標高414m)と霧山城(560m)があり、顕能から具教まで北畠氏8代にわたる本城でした。

 1576年、養子に迎えた織田信長の次男・信雄北畠具教が暗殺された際に落城し、そのまま廃城となりました。

 現在跡地には北畠神社が建立されており、庭園は三大武将庭園、日本名園五十撰に数えられています。

北畠神社の御祭神は、北畠顯能。配祀 北畠親房 北畠顯家

北畠顯能は、村上源氏中院家の流れをくむ名家で、南北朝に活躍した南朝の忠臣・北畠親房の三男です。

 北畠氏館の庭には、花将軍と言われた、親房の長男、顕家の銅像もありました。

■アクセス
・JR伊勢奥津駅から、徒歩60分
  北畠神社から、霧山城跡までは、登山道を約45分登ります。

■料金
・無料
  スタンプは、北畠神社社務所にあります。

「北畠神社」
「霧山城跡」
「北畠顕家の銅像」
「北畠氏館復元模型」
「北畠氏館スタンプ」


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