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FF7Rクリアしたので感想
在宅勤務日誌は3日坊主よろしく書くのやめてたが、やめたらやめたでやはり仕事のやる気が出なかった。ので違うことを書く。
とりあえず手を動かすキッカケがあると物事は進むものである。歩き続けることよりも歩き出すほうが難しい。
仕事の進捗はボチボチだけど、久々に歩き出したRPGであるFF7Rをクリアした。RPGはかなり隅々まで歩き回る方なので時間かかったほうだと思うがそれでも40時間ちょっとかかったので思ったよりボリュームがあった。以下は気を付けるがネタバレ前提で軽く感想を書く(FF7RだけでなくFF7のネタバレも含むし、本当に大したことは書いてないので少なくともFF7をやってない人は読まないでほしい)。
FFのプレイ経験は3,4,5,6,7,7CC,8,9,10,10-2,12,FFTはクリアした。1,2,13は途中まで。11,14,15は未プレイ。そこそこにゲームはやってきた人間。
※ネタバレ注意
基本的には面白かった。キャラごとの個性が強く出た戦闘は動かしていて楽しく、概ね飽きずに戦闘をこなしていくことが出来たし、グラフィックはとにかく良いので、素直に格好良いしスタイリッシュさを受け入れられた。
以下、不満点を挙げてしまうのでマイナスな印象を受けるかもしれないが、最後までやったうえではそれなりに楽しかったという結論なので、あまり気にしないでほしい。
戦闘面では、一部飛行モンスターがとにかくウザかった。弱点マテリアを装備していればさっくりと終わるのだが、該当のマテリアを装備できていない場合、長引く戦闘が多々あり、殺意を覚えた。終盤バレットに先制攻撃マテリアをつけて、ぶっぱすからのアンガーマックスで戦闘が終わるときが一番心が安らいだ。
ストーリー面では、セフィロスの匂わせが凄すぎてビックリした。お前クラウドのこと好きすぎだろ。いちいち近いよ。もう見守ってんじゃん。守護霊じゃん。あとエアリスの喋り方がたまに原人みたいに聞こえたが、それはしょうがないし可愛いので良い。そんなことよりもなによりもバレットがうるさすぎる。元のFF7だとわりと頼りになってノリの良いところもあるおっさんって感じだったと記憶しているが、とにかくうるさい。元から猪突猛進なところはあったと思うが、なんというか頭の悪さと煽り癖が話し方の節々に感じられるような演技でなんやねんこいつマジで黙ってくれんかなと思った。が前述のとおり戦闘面では頼りになったのでバレットだけ音声OFFにしたい気持ちが強かった。ティファもクラウドもエアリスも落ち着いた話し方なので一人だけテンションがバグってた(なおFF7時点のティファはもっと活発な印象だったのでなんか色気あるお姉さん感あるFF7Rティファは解釈違いではある)。落ち着いたキャラ達ばかりの中、主要メンバーの中でバレットを使ってキャラクターを差別化したかったのかもしれないが、うわ、うるさ以外の感情が沸かなかった。
演出的な部分で、瓦礫がふさがっているから通れないみたいな箇所や、いちいち起こる足場が崩れて落ちそうになるシーンで、お前らの身体能力なら余裕だろいい加減にしろと思わずにいられなかった、ああいうどう見ても成人男性レベルでさえ通れる瓦礫なのにモンスターを一蹴に伏す面々が通れない、というゲーム的な理不尽が許されるのは3頭身までだと思う。頭身が伸びてるゲームは頭身が伸びてるが故の演出が求められる。グラフィックが良い分、世界のリアルさとゲーム的な部分に釣り合いがとれてなさすぎて本当にイライラした。この手の議論はずっと前から行われてきてるしこれまでのゲームでも散々頭身の高いキャラクターを使ってのRPGのお約束的シーンのバカらしさを弄られてきた。弄られ続けたゲーム業界で、それに抗った多くの素晴らしいゲームがある中で、まだこんな演出が許されていることが疑問でならない。もちろん工数との闘いはある。手間とはお金がかかるものだ。しかしそれを誤魔化してくれるのが演出だろうと思う。今後に期待したい。あといちいち崩れるな足場。ちょっと下水に落ちそうになっただけで(現実だと感染症とかやばいけど)危機を乗り越えた!みたいな顔されても、あぁうん・・・としかならない。ああいう程度のシーンは専用カメラにせず通常のカメラでさっくりとやってくれ。
凄い個人的な部分として、神羅ビルでの惨劇がなくなったのが残念でならない。あのシーンは敵に対する恐怖心を幼いながら初めて覚えたシーンだったので、FF7Rのグラフィックで見たかった。めちゃくちゃ見たかった。あと、さだめ(笑)ファルシのルシがコクーンでパージみを感じる。このあたりでようやく、FF7とは違うものなんだなこれはと考え始めた。
まぁそのへんのストーリー改編はもういいんだ。新しい設定も多々あるし終盤の展開から考えれば、これはFF7RであってFF7ではなく、どうやら違う物語が展開されていくように見えた。じゃないとクラウドとセフィロスが仲睦まじすぎてこの後のお話が破綻する。元のFF7では、色々あって色々勘違いした一般兵士だったクラウド君が様々な出会い、別れ、困難な旅、強敵との戦闘を繰り返していくうちに、セフィロスからもお前誰やねんからなんやねんお前邪魔すんなや!となり、認めようクラウドってなるくらい成長し、苦難を乗り越えて、自己を確立し、本当に星を救うようになるまでの物語だった(他にも盛り沢山だったが、主題としては上記でブレなかったように思う)が、ちょっと(ちょっと?)ファンタジー要素が強まってスタイリッシュになったFF7Rもまぁ期待しなくもない。違うものが展開されていく以上、やってくれるかわからないが、ストーリー的な直近だとコンドルフォートもコスモキャニオンもゴールドーソーサーもある。続編を楽しみにしてようと思う。
ところで最初らへんに出てきたバイクに乗ったソルジャーの新キャラはなんだったの?
観たいものも読みたいものも尽きないのでサポートいただければとても助かります。