見出し画像

受験はこれからが勝負だ!傾向と対策そして全集中で臨め!

受験は前半が終わり、大学の二次試験や公立高校の入試など、最終段階に入る。そこで残り期間が少なくなり、十分に学習ができてなくて、もう逆転合格は無理と思う受験生も多いと思う。

しかし、それは違う。私もそうだったが、この直前の学習が生きて逆転合格というのは難しいが意外にある。

なぜだろうか。それは追い詰められて開き直り、全集中で学習するモードに入りやすくなるからだ。合格するかどうか、結果ばかりを考えてしまう。逆に、合格圏内にあって、油断してしまう。これは失敗につながりやすい。

ではどうすればいいか?

それは傾向と対策、そして全集中だ。テスト対策で過去問を解いてみるというのはみんなやることだが、これは正しい。というのも、テストの傾向を大きく変えたとなると、学校からすれば志願者を減らすリスクを抱えることになるから、そうは変えられない。また変える時は、その必要があるからで、基本的は告知される。その情報は、しっかり踏まえておくこと。

さらに全集中。極限の集中をすると、脳の基本的な力が一気に高まるのではないか。そう思うことがよくある。これは、科学的なエビデンスがあるわけではなく、実際に専門家に聞くと、考えにくいと言われたこともあるので、あまり強くは主張できない。でお、いわゆるひらめきというようなものが次々に生まれてくる状態。突然、理解や記憶がよくなるようなことだ。実は私は何度かあって、それで困難を切り抜けた経験もある。あまり説得力のない助言かもしれないが、参考にしてもらえたらありがたい。


受験競争批判はずっと以前からあり、受験勉強を好きな人というのは珍しい。でも、受験がなくなることはなく、今はむしろ拡大している。そして親は、子どものころ受験勉強はいやだと思っていたはずなのに、わが子の受験には積極的だ。また、わが子でなくても、大人になって資格のために受験する人も多いし、漢字検定や英検などを趣味で受ける人もいる。結局、言ってることとは違い、みんな受験勉強が実は好きなのではないかと思うほどだ。

これはなぜなのか?

私が思うに、受験で得られたものが大きいからではないだろうか。一つの目的に向かい、全集中していく。時に家庭の力を総動員して立ち向かう。そこから得られた力は、その後の人生を支えていくからではないか。

では、そこで得られるものは何か。

それが集中によって限界を超えたと感じられる達成感だろう。だからこそ、思うようにならなかったのに、それでも挑戦してよかったと思う人は多い。たった一度のテストで人生は大きく変わる。居場所も変わる。未来も友達も変わる。そうなれば、本気になってやらなければならないと思う。過酷だが、その環境が今までなかった集中を生む。残り期間は短いが、かけがえのないチャンスでもある。逆転はある。むしろこれからが大切。がんばってほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?