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桐蔭キラーの関東 桐蔭横浜大-関東学院大 神奈川大学野球春季リーグ戦・第3週1日目

2024.4.20 横浜スタジアムでの神奈川大学野球春季リーグ戦・第3週1日目 桐蔭横浜大2-7関東学院大の観戦レポートです。

【桐】藪野、松岡、甲斐、田中元-沼生、入江
【関】林、寺松、熊沢-木村
【二】松尾、濱田(関)安藤、梅澤(桐)

<得点経過>
【1回裏・関東学院大】
1死後野坂四球、続く木川レフト前ヒットで1死1,2塁。2死後松尾のツーベースで2者生還、2点先制。0-2。
【2回表・桐蔭横浜大】
先頭の佐藤塁レフト前ヒット、続く坪井のレフト前ヒットで無死1,2塁。犠打で1死2,3塁。沼生のレフト前ヒットで佐藤塁生還、1点返す。1-2。
【2回裏・関東学院大】
先頭の笹田センター前ヒット、続く木村四球で無死1,2塁。長瀬死球で無死満塁。久次米の内野ゴロ併殺打の間に笹田生還、1点追加。1-3。
【3回裏・関東学院大】
先頭の木川センター前ヒット、犠打で1死2塁。2死後濱田のツーベースで木川生還、1点追加。1-4。
【6回裏・関東学院大】
1死後笹田ライト前ヒット、続く木村のセンター前ヒットとエラーで1死1,3塁。長瀬のスクイズが野選となり笹田生還、1点追加。なおも1死1,2塁。2死後野坂のライト前ヒットで木村生還、1点追加。なおも2死1,3塁。木川のセンター前ヒットで長瀬生還、1点追加。合計3点。1-7。
【7回表・桐蔭横浜大】
先頭の代打安藤ツーベース、内野ゴロで1死3塁。山崎の内野ゴロで安藤生還、1点返すもここまで。2-7。

関東学院大

林 優真 投手(2年 高川学園 178/67 右・右)

130キロ後半~140キロ前半の直球、スライダー、カットなどを投げます。

力のある直球とキレのある変化球の緩急で打ち取る投手です。制球がまとまってくれば安定感が増すでしょう。

先発で7回、7安打、3三振、2四球、2失点。


濱田 蓮 内野手(4年 立花学園 176/76 右・右)

しっかり振り切るスイングで甘く来れば長打もある選手です。タイミングを外されても軽打で凌ぐこともできます。守備も安定していますね。

6番サードで4-2(二塁打1、単打1、打点1)。


笹田 聡也 内野手(3年 横浜 170/64 右・右)

バットコントロールが上手く打球をヒットゾーンに運べる選手です。打席での粘りがあり状況に応じたバッティングができます。

7番セカンドで4-2(単打2、三振1)。


木川 玲 内野手(4年 健大高崎 177/70 右・左)

しっかり踏み込んで軸がブレず振り切ってきます。球の捕えが良く引っ張り、流しとしと打ち分けられます。長打を打てる選手ですが、今季は長打を狙うより球を捕えることに主眼を置いているように思います。

打線の中心選手としての活躍に期待したいですね。

3番レフトで5-3(単打3、打点1)。


関東学院大はここ数年優勝はありませんが、昨秋桐蔭横浜大から勝ち点を挙げ桐蔭キラーになりつつあります。今季もまだ勝ち点はありませんが、この日は桐蔭から勝利を挙げました。

打線は良く繋がりますし、投手陣の踏ん張り次第ではまだまだ優勝戦線に踏みとどまれるでしょう。エースの山岸投手が投げてないのは気になりますが、若い投手陣に奮起してもらいたいですね。

桐蔭横浜大

薮野 哲也 投手(3年 鹿島学園 181/73 右・右)

130キロ中盤~140キロ前半の直球、スライダー、カットなどを投げます。

しっかりと腕を振ってグイっと伸びてくる直球、キレの良いスライダーが目を引く投手です。カウントを取るスライダーと決め球に使うスライダーの2種類を上手く使う投手です。

この日は制球が甘くなったところで失点しましたが、制球がまとまってくれば結果はついてくるでしょう。エースとしての活躍を期待したいですね。

先発して5回2/3、11安打、6三振、3四球、7失点。


梅澤 蒼空 捕手(1年 藤沢翔陵 169/81 右・右) 

この選手も腕っぷしの強いスイングから球をしっかり捕えてきます。甘く来れば長打もある選手です。期待の1年生ですね。

7番DHで3-2(二塁打1、単打1、犠打1)。


坪井 蒼汰 内野手(2年 山村学園 176/89 右・右)

力強いスイングで鋭い当たりを放つ選手です。捕えれば長打も期待できそうです。再現性の向上に期待したいですね。

6番サードで4-1(単打1)。


佐藤 塁大 外野手(3年 山村学園 175/84 左・左)

コンタクト能力が高くしっかり球を捕え、ライナー性の鋭い打球を放ちます。甘く来れば長打も期待できる選手です。中軸としての活躍を期待したいです。

5番レフトで4-2(単打2、三振1)。

桐蔭横浜大はリーグ3連覇中で今季も優勝候補筆頭でしょう。打線は長打が打てる選手が揃っていますし、繋がればビッグイニングが作れます。1年生の梅澤選手に期待したいですね。

このチームも投手陣がカギになるでしょうか。昨年までの古謝投手(東北楽天)のような投手はいないので安定感を保てるか心配ですが、藪野投手を中心に頑張ってもらいたいです。



記録は手元の集計のため公式記録と異なる場あります。

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