接戦を制したのは　東京情報大－敬愛大　千葉県大学野球春季リーグ戦第４節１回戦

2024.5.4　ZOZOマリンスタジアムでの千葉県大学野球春季リーグ戦第４節１回戦　東京情報大２－３敬愛大の観戦レポートです。

【東】関、後間、山崎－宮地
【敬】須川、矢澤、松崎、嶋田－松波
【二】上田（敬）

＜得点経過＞
【１回裏・敬愛大】
1死後前嶋、岩瀬連続ヒットで1死1,2塁。小林のライト前ヒットで前嶋生還、1点先制。0-1。
【５回表・東京情報大】
先頭の小田センター前ヒット、2塁盗塁成功で無死2塁。1死後四十住皇の内野安打で1死1,3塁。金子の犠飛で小田生還、1点返し同点に追いつく。1-1。
【５回裏・敬愛大】
先頭の金子死球、犠打で1死2塁。前嶋死球で1死1,2塁。岩瀬ライト前ヒットで1死満塁。2死後角田押し出しの四球で金子生還、1点勝ち越す。1-2。
【８回表・東京情報大】
先頭の三嶋レフト前ヒット、続く宮地の犠打がエラーとなり無死1,2塁。代打宝塚の犠打で1死2,3塁。玉那覇の犠飛で三嶋生還、1点返し同点に追いつく。2-2。
【８回裏・敬愛大】
2死後金子センター前ヒット、続く上田のツーベースで金子生還、1点勝ち越す。2-3。

敬愛大

須川　光大 投手（３年　智弁和歌山　179/85　左・左）

130キロ前半～中盤の直球、カーブ、スライダー、スクリューなどを投げます。

ショートアームから内外突く直球と変化球の緩急で粘り強く打ち取る投手です。２周り目以降の投球を安定させたいですね。

先発して３回1/3、１安打、２三振、６四死球、０失点。

矢澤　詠司 投手（１年　銚子商　？/？　右・右）

130キロ中盤～後半の直球、カット、スライダーを投げます。

スライダーの抜けが良く外を中心に出し入れできる投手です。直球の球速を伸ばして緩急が使えるようになると、さらに良くなると思います。

リリーフで３回2/3、４安打、２三振、２四死球、２失点。

嶋田　翔太 投手（２年　拓大広陵　178/77　右・右）

140キロ中盤の威力ある直球、スライダー、ツーシームを投げます。腕の振りが良く直球で押せる投手です。この投手が敬愛大のクローザーでしょうか。

リリーフで１回、２安打、１三振、０四球、０失点。

岩瀬　颯太 外野手（４年　千葉明徳　？/？　右・左）

球の捕えが良く、左右に打ち分けてくる選手です。得点に絡む活躍が期待されます。

３番センターで４－２（単打２、三振１）。

小林　白彪 外野手（４年　智弁和歌山　176/69　右・左）

バットコントロールが良く変化球でも崩されず、自分のタイミングで振れるのがこの選手の良さです。上手く捕えてヒットゾーンに打球を運べます。４番として長打を狙うよりしっかり捕えることを重視しているように思います。

この日はディレードスチールを決めたり、守備では捕殺があったりとバッティング以外でも見せ場を作りました。

４番ライトで４－２（単打２、打点１、盗塁１、三振１）。

敬愛大はバランスの取れた戦力でしょうか。投手陣は粘りがありますし上位打線はしっかり球を捕えてきます。今季は国際武道大から勝ち点を挙げていますし、秋は優勝を狙っていきたいでしょうね。

東京情報大

関　順一郎 投手（２年　習志野　171/67　右・右）

130キロ中盤の直球、カーブ、スライダー、シンカーなどを投げます。

キレの良い直球と変化球を内外投げ分け、横の揺さぶりで打ち取るサイド右腕です。制球がまとまって安定感が出てくればもう少し長い回を投げられるのでは。

先発して４回1/3、５安打、４三振、２死球、２失点。

後間　翔瑚 投手（３年　沖縄尚学　？/？　右・右）

130キロ後半～140キロ前半の直球、スライダー、ツーシームを投げます。

直球に威力がありピンチではしっかり腕を振って投げられます。先発で起用されても活躍できそうな投手です。

リリーフで１回2/3、２安打、１三振、１四死球、０失点。

小田　健二郎 内野手（２年　中京　169/68　右・左）

ミート力がありセンター中心に打ち返してきます。積極的に盗塁を仕掛けてくるのもいいですね。

２番サードで４－２（単打２、四球１、盗塁２）。

東京情報大は毎年強力打線の印象でしたが、この日はヒットは出るものの繋がりが今一つでした。投手陣は悪くないので打線が繋がって得点を重ねて欲しいですね。

記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。