優勝に向けて 中央学院大-城西国際大 千葉県大学野球春季リーグ戦第4節1回戦
2024.5.4 ZOZOマリンスタジアムでの千葉県大学野球春季リーグ戦第4節1回戦 中央学院大2-1城西国際大の観戦レポートです。
【中】鈴木、細谷、澁谷-伊藤
【城】領家-佐々木
【本】渡壁(城)
【二】原田(中)
中央学院大
130キロ後半~140キロ前半の直球、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。
リリースがしっかりしている右腕で、力強い直球が右打者の外にグイっと伸びてきます。威力ある直球と変化球の緩急で打ち取ります。
この投手は下級生時に観戦していますが、直球の強さはまだこんなものではないと思います。伸びしろが感じられますし、ドラフト候補に挙がってきて欲しいですね。
先発して4回、5安打、1三振、1四球、1失点。
140キロ中盤の直球、スライダーを投げます。
投げっぷりが良く、腕がしっかり振れ、ズドンとくる威力ある直球で打者を押し込む投球スタイルです。信頼できる変化球があるとさらに投球が安定するでしょうね。
リリーフで2回1/3、1安打、1三振、3四死球、0失点。
力強いスイングで鋭い打球をセンター中心に打ち返してきます。甘く来れば長打がありますし、中軸でポイントゲッターの活躍を期待したいですね。
4番ショートで3-1(単打1、四球1)。
この選手もしっかりと球を叩くスイングでセンターを中心に打ち返してきます。長打力もありますし、この選手が6番にいると打線に厚みが増します。
6番ライトで4-2(二塁打1、単打1)。
中央学院大は10勝3敗勝ち点5でで優勝を決めました。打線は各選手しっかり振り切って迫力があります。繋がれば全国でも十分通用するでしょう。
投手陣もこの日投げた清水、細谷、澁谷は安定感があります。大学選手権が楽しみになります。
城西国際大
130キロ後半~140キロ前半の直球、カーブ、スライダー、カットなどを投げます。
しっかり腕を振ってキレのある直球と変化球の緩急で打ち取ります。制球が良く安定感がある投手です。この日は後半変化球を上手く使って抑えていました。
先発して9回、8安打、2三振、1四死球、2失点。
ミートセンスがあって各打席ともしっかり捕えてきます。この日は結果が出ませんでしたが、今後も期待できる選手ですね。
2番セカンドで3-0(四球1)。
パワーがあり力強いスイングから打球を飛ばせる選手です。アジャストできれば長打が期待できます。中軸としての活躍が期待されます。
4番ファーストで3-1(本塁打1、打点1、四球1)。
城西国際大は7勝5敗勝ち点3で3位で終わりました。中院大、武道大から勝ち点を挙げられませんでしたが、武道大からは1勝しています。秋に向けて殻を破って欲しいですね。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
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