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目覚めの1曲 #55 アンマー

2022年9月5日
目覚めの1曲。

今日は、かりゆし58さんの『アンマー』です。



アンマーとは、沖縄ではお母さんって意味ですよね。
母に対する思いがここにあるって感じでしょうか。
いい歌です。

こんな記事があったので載せておきます。

――『アンマー』は、すべての日本人が、聴いて1度はハッとさせられる曲だと思います。結成14年を迎えて、曲への想いは変わりましたか?

前川真悟 『アンマー』は、僕が23歳、24歳くらいの時に形になった曲だから、「いい曲だね」、「素敵だね」と言われたら、ものすごく恥ずかしい時期が数年続いて。「若造が書いた拙い曲なので、もう勘弁してください」と思っていました。そんな時期を経て、今から5、6年前くらいかな。沖縄の大先輩、知名定男さん(民謡歌手)に「曲というのは、お前が作っているわけではないんだ、それはおこがましい勘違いだよ」と言われたんです。「元々そこに在ったもの、そこに在ろうとして、まだ形になっていないものが曲なんだ。俺たちの生業は、一生懸命心を傾けて、耳を傾けて、その曲を在るべき姿に“蘇生させる”、“蘇らせる”ことなんだ」と教わりました。

ラジトピより


『なるほど』と頷いてしまいました。
曲なんて作ったことはないですけどね。
歌詞は考えたことはありますが。

けど、これって小説にも言えることなのかなと考えてみました。
小説のアイデアは、そこらへんに転がっているものからフッと浮かび上がってくると言えるのかもしれませんね。

転がっている何かを、気づかずに素通りしてしまうか、拾い上げるかで違った道へと進んでしまうんでしょうかね。

そこに分岐点があるのかさえ気づいていないかもしれませんが。

無から曲を作り上げていく。無から小説を書きあげていく。
なんて思っていましたが、実はもとになる何かがそこには存在しているのかもしれませんね。

そう思ったら、ワクワクしてきましたよ。
面白いですね。

『アンマー』の曲とは関係ない話をしてしまいました。
脱線するのはいつものことです。すみません。

母親とずっと会っていないなんて人も、実家暮らしで母親がウザいと思っている人も、母親と仲良しな人も、この『アンマー』を聴いて母親について考えてみてはいかがでしょうか。

「母親ばかりずるい」なんて思っているお父さんも、不貞腐れないで『アンマー』を聴きましょう。


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2006年7月発売。『アンマー』
作詞作曲・前川真悟
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