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「麻雀は四人いないと出来ない」という当たり前と、妻の話。
今日、いまさっきの事。
特に長く書くつもりはないけれど、感じたことを残そうと思った。
[今日の出来事]
今日4月6日は特に予定のない休日だった。
夫婦でコツコツと見ているジョジョの3部を見ながらお昼ご飯を食べていた。
トイメンに座る妻から急に
「にこ。ちゃんから、セットのお誘いもらった!」
と言われた。
この発言は、
優柔不断である妻にありがちな
「どうしたらいいと思う?」「どうしよう?」
という旨のリアクションではなく、
「行ってくる!」という旨のリアクションだと察した。
この察したというのが、
夫婦ってすごいなと思ったポイント1つ目だ。
[身支度]
当たり前だが、ドすっぴんでご飯を食べていたもので、
集合場所まで電車で1時間以上かかる我が家ということもあり、思ったより時間がない。
阿吽の呼吸で、すぐジョジョの視聴をやめて、各自やるべきことをやり始めた。
私は、電車の発着時間を調べて、送迎の準備をした。
誘い主である、にこ。ちゃんにも連絡をした。
妻は、着替えて、お化粧を最低限していた。
これを連携を図らずしてできるのが、夫婦ってすごいなと思ったポイント2つ目だった。
バタバタしながら、準備を済ませ、車で家を出て、駅に向かった。
割とゆとりある時間だった。
[最悪なシナリオ]
しかし、家を出て、数分経った時。
私の中に最悪なシナリオが思い浮かんだ。
それは「スマホを家に忘れる」ことだ。
発車時刻よりも前に家に送り届けることが私の責務だったが、
その先のことが、突如頭に浮かんだ。
仮に妻がスマホを忘れたら、
妻はSuicaで駅に入れず、
スマホを忘れたことを、誘い主や私にもすぐ連絡ができず、
セット麻雀には遅れる。
なんとかなったとしても、妻の情緒は沈むことが想像できた。
そんなの、最悪だ。
私は、保険のつもりで、
妻に「携帯持ったかい?」と聞いた。
妻は慌てて家を出てきたわけだから、
確率は五分五分だろうと思っていた。
… 案の定…… 、忘れていた。
これが夫婦ってすごいなと感じた3つ目のポイントだった。
(すごいなと思ったポイントは終わりですw)
[些細な運の話]
すでに時間はゆとりのある時間ではなくなっていた。
しかし、戻るしかない。
人生史上、最もアクセルを踏み、最も荒い運転をし、
家に戻り、駅へ再度向かった。
信号運も悪かったりで半ば諦めていたが、
予定していた電車には、なんとか間に合った。
些細な運をここで使ったんだろうな、と思った。
なぜなら、
戻り始めたとき、とても間に合う残り時間ではなかったから。
私一人の駅からの帰り道、
「この運はどこで得たんだろうなー」と考えた。
それは恐らく妻の優しさだろうなという結論に私の中で至った。
[妻の優しさ]
話は変わるが、
なぜ妻が急なお誘いに、突如出向こうと思ったのか?
それは、麻雀は4人じゃないと打てないからである。
セット麻雀は4人で行う。
しかし1名が来れないとセット麻雀は打てなくなる。
すると、
なんらかの事情で来れなくなった一人は、申し訳ない気持ちだろう。
その他の3人も、麻雀が打てなかったら、本来の過ごし方と変わるわけで、満足ではないだろう。
どちらの立場にとっても、感情的にプラスではない。
しかし、妻がそこに入ることでどうなるか?
恐らく、
キャンセルした一人は、ほっとすることでしょう。
恐らく、
その他の三人は、有難いと思うことでしょう。
恐らく、
予約?していた雀荘もキャンセルされずに済むからプラスでしょう。
そういうことに対してだけは、
優柔不断な妻にもかかわらず、私よりも適切で、判断が早い。
世の中において「プラス」な事を、妻はよく選択する。
損得だけじゃなく、俯瞰してプラスな選択を自然とする。
私にはできない。
恐らく誘われた対象が私だったら、
「急だから」という理由でやむなく断っていたと思う。
[妻に惹かれたファクター]
9割陽気で呑気で阿呆な妻だが、
残りの1割が私にない属性なのだ。
9割は私がカバーすれば良い。
私が得難い、というか得られないであろう1割の要素を妻には大事にしてほしいと常に思っている。
そして、その1割を失くさせない事が自分の人生のテーマだとも思っている。
異性としてどうとかじゃなくて、人として好意を寄せるのはそういうところだ。
これが私が彼女と結婚をするに至った大きなファクターの一つだと思う。
私が重度の花粉症持ちということもあって、
1月末あたりから、洗濯物は外干し出来ないし、布団も同様だし、
お花見や遠出なども出来ない数ヶ月を妻には強いてしまっている。
ありがたいことにセットのお誘いいただけたので、白米だけ炊いて休みの夫を家にほっぽってきました🏠(送迎ありがとう🚗)
— どりぃ🐤麻雀垢 (@M_dolly0918) April 6, 2024
お家時間が増えるとたまのお出かけで季節の変化を実感しますね🌸
早く花粉が撲滅されますように😷
そんな状況の中、
↑のツイートのように「季節の変化が〜」というのを忖度なく感じて、それを発せられるのは、妻の美しさというか優しさというか魅力だなと感じた。
麻雀イベントやセット麻雀に対する「キャンセルの重さ」について
思いの外、妻に対する記事を長く書いてしまったので、
私が元々描きたかったテーマについて書いていこうと思う。
麻雀イベントやセットについて、キャンセル→急募のツイートをよく見かける。氷山の一角かもしれないが、それでも多いと感じる。
やむを得ない事情があるにせよ、
参加者や運営・企画者などに、少なくない迷惑をかけてしまう。
麻雀ファンの中では、そういうことが常態化せずに減ってほしいなと思う。
あるいは、運営・企画者側が困らない仕組み作りができたらいいなと思っている。
当たり前のことだが、可能な限りキャンセルはしない方が良い。
その予定を見越して体調管理とか予定調整とかすべきだ。
なんらかのリスクがあるなら、リスクヘッジしておくのもマナーの内だと思う。
そして、やむなくキャンセルをするにしても、キャンセル連絡は1分1秒でも早い方がいい。
この辺りは、マナーやモラルの問題だと思うので、
各個人が「当たり前」を「当たり前」と思わない気構えが重要だと感じている。
こういったマナーやモラルを差し置いて、
なぜキャンセルが重いのか?というと、麻雀は四人一組でやるゲームだからだ。
ゲームであれば、CPUやAIを入れることもできるかもしれないが、「卓を囲む」というのは、人がいなければできない。
最低でも三人以上の予定を空けてもらっている。それが重い。
人様から時間を頂く事の難しさと有り難み。
そして、セットに誘ってもらえることの有り難み。
こういったことの積み重ねで、セット麻雀は成り立っている。
1つの卓を囲んで、数時間打ち続けて、
成績が出て、楽しかったね。おしまい。
となるのがセット麻雀だが、そこに至るまでには多くの当たり前じゃないものが積み重なっている。
これが麻雀の1つの醍醐味だなと思う。
「卓を囲める」ことは決して当たり前じゃないということ。
数多くの人の時間を占有しているということ。
これだけは忘れちゃならないなーと思っている。
だからこそ、イベント企画者や参加者へのリスペクトを怠らず、今後とも麻雀を楽しみたいと思っている。
こういうことを各麻雀プレイヤーたちが再認識すれば、卓を囲む上での不幸の総量は少し減るんじゃなかろうかと頭お花畑なりに思っている。
セット募集のお願い
というような、堅い価値観を持っている私でよければ、セット麻雀や麻雀大会についてお誘い頂けましたら嬉しいです。
ルールは知らないですが、ポーカーや他のボドゲなどのお誘いでも構いません。
点数計算や打牌選択も精度が怪しい初心者ではありますが、麻雀が好きです。それ以上に人と遊ぶことが大好きです。
DMやリプライにてお誘い頂けましたら嬉しいです。
昔点棒投げる人がいて、
— かげぴー@🀄️ (@kagep_mahjong) April 2, 2024
『初心者の人萎縮しないかなあ。』と悩んだ事あった。
しかし、その人も決して『悪い人』じゃないってのが、タチの悪さ。
雀荘の出禁とか、同卓拒否とか。
ゲストの付き纏いやボディータッチ、オフ会からのストーカーとか。
麻雀の熱狂と共に悩むであろう未来を憂慮した。
謎な感情を吐き捨てるだけの記事でしたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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