多井 隆晴さんの凄みを改めて実感したという独り言
私について
私は、Mリーグは大体TV観戦して、他の麻雀のリーグ戦などをたまに観戦して、リアル麻雀は月に1、2回打つ程度の初心者です。
リア麻歴は1年くらいで、多井さんについては、あまり多くを知らないです。たまに多井さんのYoutube Live見たり、切り抜きを拝見するくらい。
多井隆晴さんとは
52歳の大ベテランです。
プロ入会は、1995年。今から約30年前。
そんな多井さんが今日何をしたか?
Youtube Live にて、Mリーガーの(愛称)じゃが、ふとっしー、アサピンのお三方と対局→検討という勉強会を無料で垂れ流していました。
ご本人は「俺の勉強のためだ!」と言っていました。
が、そうだとして教わる姿勢や心意気、さまざまなマインドセットに凄みを覚えました。
もちろん、これは私が妄想しているだけに過ぎないので、事実がどうかは知り得ません。
多井さんのすごいなと思うところ(小並感)
早速ですが、私が感じる多井さんすごいなと思うところ。
ざっくり書いてもいくつかあります。
自らがドラフト1位である渋谷ABEMASの構成メンバーが、麻将連合以外の4団体で構成されている(所に一役買ってそう?)
(藤田チェアマンの夢もあるかもですが)
VTuberをリスペクトし、麻雀配信を通じて認知度を向上させている
さまざまなゲーム配信をして、ストリーマーとして認知度を向上させている
ご自身を「麻雀星人」とブランディングして、エンターテイメントとして昇華させている
全てが全て、全視聴者の望むようなものではないかもしれませんが、これだけのことをイチ個人事業主が行えるという事がとんでもない事だと、兼ねてから感じておりました。
業界歴や業界への影響力など様々なファクターの違いはあれど、同じ個人事業主である私が数十年後あのようになれているかと問われたら、無理に等しいです。途方もない努力と情熱や展望、そしてマインドセットがないことには、成立しない領域と思っています。
妄想で感じた凄み
ここから先は、私の妄想です。
まず、
(敬称略)じゃが、アサピン、ふとっしー と麻雀検討と配信をする時点で、52歳でこれだけの向上心。
Mリーガーである上に、RMUという団体のトップである時点で、地位や財力や影響力もあるのに。
①この前提で、向上心を持ち続けられている事がまず凄い。
もちろん、他のプロも検討を交えた勉強会は当たり前のようにやっているとは思う。
しかし、それを配信するって、どうなんだろう。
1視聴者としての率直な感想としては、この会話の内容や思考は動画コンテンツにしたり、書籍にしたりすれば、十分に価値になる内容だった。
②それを無料で、金曜日の夜(比較的サラリーマンや学生が見易い時間帯)に配信するというのが凄い。
名目上は「ご自身の勉強のため」と言っていたが、果たして、どこまでを見据えての企画だったのか私には知り得ない。
そして、参加者の三人は、当然のごとく全員が後輩だし、
実績についても、(Mリーグだけ見ても)多井さんの方が遥かに上位である。(累計スコアなど数値で測れる部分で)
にもかかわらず、頭を下げて教えを乞う姿勢を崩さない。
ご自身の向上のためとはいえ、③武勇伝を語ったり、昔話をしたりせずに、後輩に頭を下げて、何かを吸収しようとしていることがとんでもないこと。これが凄い。
底知れないというか。
「まだこれ以上伸ばすのかよ。」と若手麻雀プロは思っていることでしょう。
でも長い目で見るとそれが業界全体のためになる類のものだと思う。(素人ながら)
言葉の節々で相手の性格や戦法や選択をリスペクトし、自分と異なる部分があればスクショを取って差分を記録して、相手の意図や見えてる範囲などをしっかり尋ねて、自分は傾聴する。
その上で、ご自身が抱えている膨大な視聴者に対して、
④「スパチャありがとう。でもそれは他の麻雀プロにしてあげて。なぜならば、麻雀プロとしてのこれからのキャリアは彼らの方が圧倒的に長いから。」と言える。こんなことを飾りなく言えるのが凄い。
そして、配信の終わりに、「これからもこの企画をやっていきましょう」と周りに呼びかけていた。
他のMリーガーである園田さんや堀さんや渋川さんにもお声をかけたい旨を発言されていた。
今日開催されたこの勉強会企画は、これから名物企画になることでしょう。楽しみである。
あっ、というところからも、⑤企画力も凄い(小並感)
こういった、
団体の垣根を超えた専業麻雀プロ同士の交流は、業界発展の至上命題だと感じる。(部外者なりに)
長い目で物事を見ると、閉鎖的であったり独善的であったりする業界や団体は廃れていて、どこの界隈も「風通しの良さ」というところが今後課題になると思う。
そんな課題がもしあったとしたら、動いてくれる大ベテランがいるだけで、どのくらい寄与するか?
⑥ご自身で振る舞える最適解を見出す俯瞰力と、
⑦業界全体の未来を見越した先見性が凄い。
個人事業主同士の交流って、自然発生的に起こるものではない。何かしらの志があるものが集まって、エネルギーになって、動力になって、何かが変わる。
これが世の常だと私はイチ個人事業主として感じている。
しかし、誰かが働きかけなければ、業界はよくならない。
じゃあ誰がそれをやれるのか?という所で、
私は多井さんしかいないのかな。と今日の配信で思えてしまった。
萩原聖人選手も、名実ともにスターだが、多井さんもスターであることに違いはないなと感じた。
業界のスターというか。
さらなる、これからのご活躍に期待したい。
最後に
表情に出さない麻雀も恐らく出来るだろうけれど、放送対局ではあえてそれをやっていたり。
盟友である土田プロと、ビジネス不仲を演じたり。
にわかである私ですら、書ききれないほどの凄みがある。
実生活において、私の周りの多井さんの世代の方は、謙虚さに欠けたり、とっつきにくかったり、傲慢だったり、交流を図るにも難儀な方が多い。
そんな方々の多くは、ある種 職人気質のような凄みとも捉えられるかもしれないが、そんな凄みは現代的ではないと思っている。
そんな現代的な凄みにアジャストしている多井隆晴さんに、私は少し心酔してしまった夜でした。
本当に何も知らない初心者の独り言なので、何もかも間違っている可能性がおおいにあると思います。
ですが、何の影響力もない初心者のただの独り言なので、ご愛嬌としていただけたら嬉しいです。
fin.
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