環境内のテーブル定義を参照
ドキュメント情報
アプリ:Microsoft Dataverse
更新日:2024年08月29日
ドキュメント: Microsoft ドキュメント
タイトル: Browse table definitions in your environment
URL:https://learn.microsoft.com/en-us/power-apps/developer/data-platform/browse-your-metadata
概要
Microsoft Dataverse を利用してアプリを開発する際には、テーブル定義情報を参照されたい場合があります。
参照する為には、Web API などを利用することもできますが・・・テーブル定義ブラウザーというアプリを利用することができます。
この記事では、定義ブラウザーのインストール・利用手順をご紹介していきます。
ダウンロードとインストール手順
まず、最初にアプリ(ソリューション)をダウンロードし、インポートを行います。
以下 URL から圧縮ファイルをダウンロード
Power Apps にサインイン
左側メニューから「ソリューション」を選択
コマンドバーから「インポート」を選択
「参照」を選択し、ダウンロードしたファイルを選択
「次へ」を選択
「インポート」を選択
アプリを起動
ソリューションのインストールが完了したら、左側メニューから「アプリ」を選択し、アプリを起動します。
アプリの Entity の利用手順
起動が、左側メニューから「Entities」を選択
全てのテーブル一覧が表示、選択後、上部メニューから次の項目を選択
View Entity Details - 選択されたテーブルのメタ情報を表示
Edit Entity - 既定のフォームを利用しテーブルを表示
Text Search - SchemaName, LogicalName, DisplayName, ObjectTypeCode, MetadataId を指定してフィルター処理・表示
Filter Entity - テーブルのサブセットを表示する為のフィルターを設定
Filter Properties - 100件の項目を使用してプロパティを選択
アプリの Entity Metadata の利用手順
選択したテーブルのメター情報を表示
選択したテーブルから以下のアクションを実行
Entity - 表示するテーブルをプルダウンから選択
Properties - テーブルの全てのプロパティを表示
Edit Entity - 既定のフォームを利用してプロパティを修正
Filter Properties - 100個のプロパティから必要なプロパティを選択
Attributies - テーブルの列を基本/詳細で表示
Edit Attributes - 既定のフォームを利用して属性を修正
Text Search - SchemaName, LogicalName, DisplayName, ObjectTypeCode, MetadataId を指定してフィルター処理・表示
Filter Attributes - プロパティ値で列をフィルター
Filter Properties - 表示する属性から必要なプロパティを選択
Key - 代替キー有効時、構成方法を確認
RelationShip - 3 種類のテーブル リレーションシップ (一対多、多対一、多対多) を表示
Edit RelationShip - 既定フォームを利用し、表示・編集
Text Search - 文字入力により検索・表示
Filter Properties - リレーションシップ プロパティ値でリレーションシップをフィルター
Privilege - テーブルの表示権限
まとめ
UI を利用し、マウスを利用し簡単・素早くテーブル定義を確認し、必要時に素早く変更することができます。
Dataverse を利用している方は、ぜひ、メター情報を含め、修正に活用して見て下さい。
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