河原伸一

Power Platform は、「ノーコード・ローコード」というキーワードで開発者で…

河原伸一

Power Platform は、「ノーコード・ローコード」というキーワードで開発者でなく業務担当者が、業務効率化・課題解決を実現できることを目指し提供されているツール群です。Power Platform を利用して「市民開発者」育成に協力できような情報を発信しています。

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Power Platform に魅せられて

開発者として、VB.NET, C#, ASP.NET などコードを利用して 30年間システムを開発してきた技術者が・・・ある日、Power Apps に出会った。 その時は、 「エクセルのマクロで開発したツールの代わりぐらいだろうな~」というのが、印象でした。 しかし、とんでもなかった。 上記画像は、Power Apps で利用できるコネクタ―の一覧です。 業務で利用できる外部サービスを Power Apps から利用(無償・有償あり)できる仕組みが提供されています。

    • [TIPS] Windows 11 で初めてのフロー実行

      概要 本日(06/29) 未明に Windows 11 Pro にアップデートが正常に完了しましたので、初めてのフロー実行ということで動作を確認してみます。 今回の動画では、Webサイトから表データで取得し、エクセルファイルに保存するというシンプルなフローで動作を見ていただこうと思います。 利用アクション・新しい Microsoft Edge を起動する ・Web ページからデータを抽出する ・Excel の起動 ・Excel ワークシートに書き込み ・Excel を閉じ

      • [TIPS] Teams のファイル一覧を取得

        概要 Teams でメッセージ・ファイルなどの履歴管理を行うようになり、従来のように登録したファイルを一覧表などで管理する必要性がなくなってきているように思われます。 ですが、時間を掛けずに最新のファイルリストなどが作成されれば、履歴管理としては有効なツールになるかと思います。 Teams で管理されているファイルなどは、自動的に  SharePoint に保存されるようになっていますので、今回は、SharePoint から最新の保存ファイル情報を取得し、エクセルファイル

        • [TIPS] 正規表現を利用してページから必要情報を取得

          概要 Web ページから非連続に並んでいる項目を一括で取得したいことがあります。 例えば、以下のような項目になります。 ・メールアドレス ・ページURL ・イメージURL 今回の動画では、上記情報から正規表現を利用してイメージのURLを一括取得する手順を説明します。 利用アクション ・Web からダウンロードします ・テキストの解析 ・Excel の起動 ・Excel ワークシートに書き込み ・Excel を閉じる ひと言コメント Webページから情報を取得する ・W

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        Power Platform に魅せられて

          [リクエスト] PDF ファイル統合フロー作成

          概要 異なるフォルダーに保存されている PDF ファイルをファイル文字列をキーに統合するフローを作成する手順を説明します。 今回の動画では、3つのフォルダーを利用して統合するフローを作成していますが、更に複数のフォルダーを利用する応用にも利用できると思いますので、ぜひ、チェックして見て下さい。 利用アクション ・フォルダーの選択ダイアログを表示 ・フォルダー内のファイルを取得 ・For each ・サブテキストの取得 ・変数の設定 ・If ・PDFファイルを統合 ・Wai

          [リクエスト] PDF ファイル統合フロー作成

          [TIPS] ポップアップウィンドウを終了する手順

          概要 Web ページでの操作をされている場合に表示されるポップアップウィンドウを終了する操作が必要になります。 ページ内で定義しているポップアップの場合には、特に悩まれることなく UI 要素またはボタン操作で終了することができます。 ただ、iFrame などで異なるページを表示している場合には、UI要素が見つからないというエラーメッセージが表示されることがあります。 今回の動画では、ポップアップを終了する操作でエラーが発生する場合の操作手順について説明します。 利用ア

          [TIPS] ポップアップウィンドウを終了する手順

          [TIPS] UI要素を指定してキャプチャー画像を保存

          概要 以前に「Web ページのキャプチャーを連続して取得」というタイトルで、キャプチャーする手順についてご紹介しました。 過去の動画について、詳細を確認される方は、以下にアドレスを記載していますので、ご参照下さい。 今回は、同じアクションを利用して特定の UI要素のみをキャプチャーして、ファイルに保存する手順を説明します。 利用アクション ・新しい Microsoft Edge を起動する ・現在の日時を取得します ・datetime をテキストに変換 ・Wait ・W

          [TIPS] UI要素を指定してキャプチャー画像を保存

          [リクエスト] 動的に変化する項目を指定して出力

          概要 動的に変化する項目をどのように振り分けて抽出・表示するかということは、アクセスするページの構成により大きく変わるかと思います。 また、Power Automate Desktop のアクションをどう組み合わせるかということでもフロー作成手順は変わってくると思います。 Power Automate Desktop では、ノーコード・ローコードでフローを作成することが出来るツールですが、どのアクションを組み合わせるかも重要になってきます。 UI要素を判断する方法も考え

          [リクエスト] 動的に変化する項目を指定して出力

          [アップデート] 2021年6月更新プログラム

          概要 2021年6月18日に 「Power Automate Desktop」 が更新されましたので、更新内容についてご紹介したいと思います。 ■自動更新は遅れる 更新されたとのブログ記事を確認しましたので、「フローコンソール」 画面から、 「設定」「更新プログラムの確認」 を実行しましたが、「新しい更新はありません」とのメッセージが表示されました。 自動更新までは、少し時間がかかるようでしたので、ダウンロードして対応しました。 ・更新プログラムのインストール ・変更内

          [アップデート] 2021年6月更新プログラム

          [TIPS] Excel を起動し入力完了まで待機するフロー作成

          概要 特定のアプリを起動し、アプリでの操作完了するまで待機する処理が必要な場合があるかと思います。 この機能を Power Automate Desktop を利用して実現するフロー作成方法について説明します。 今回の動画では、Excel を起動し、データを入力・ファイル保存・新規入力データを選択後・ウィンドウ移動後に、選択した内容を取得・表示するというフローを作成します。 利用アクション ・Excel の起動 ・ウィンドウにフォーカスする ・ウィンドウを待機する ・E

          [TIPS] Excel を起動し入力完了まで待機するフロー作成

          [リクエスト] Webページの UI要素の属性を取得するフロー作成

          概要 Webページのソースを見ると様々なタグ・属性で構成されているページを確認することができます。 今回の動画では、ページ内の属性を利用して情報を判断するフローを作成する手順について説明します。 利用アクション ・Excel の起動 ・Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得 ・Excel ワークシートから読み取り ・変数の設定 ・新しい Microsoft Edge を起動する ・For each ・Web ページに移動します ・Web ページからデータを抽出

          [リクエスト] Webページの UI要素の属性を取得するフロー作成

          [TIPS] パスワード付きエクセルファイルの保存・読み込み

          概要 Power Automate Desktop でエクセルファイルを自動作成し、関係部署に配布する場合にパスワードでセキュリティを確保することが必要になります。 Power Automate Desktop では、パスワードを設定するアクションは、今の所ありませんので、他の方法を利用することになります。 今回の動画では、エクセルファイルにパスワードを設定し、保存及び読込を行うフローの説明をします。 利用アクション ・ファイル選択ダイアログを表示 ・入力ダイアログを表

          [TIPS] パスワード付きエクセルファイルの保存・読み込み

          [TIPS] エクセルの行を読み込み置換するフロー作成(VBScript編)

          概要 昨日「エクセルの行を読み込み置換するフロー作成」をアップさせていただきましたが、処理速度が遅いというご説明に、貴重なご意見をコメントでいただきましたので、ご紹介したいと思います。 コメントでいただきました通り、「フローデザイナー」で実行した場合には処理が遅くなります。 折角ご指摘いただきましたので、関連情報として、少しご紹介したいと思います。 ・フローコンソールとフローデザイナーの動作の違い 「フローコンソール」では、アクションのプロパティにより動作します。 具体

          [TIPS] エクセルの行を読み込み置換するフロー作成(VBScript編)

          [TIPS] エクセルの行を読み込み置換するフロー作成

          概要 エクセルシートから1行データを取得し、何らかの処理を実行し、エクセルシートに書き込むという処理は、VBAを利用される方にとっても良くある機能だと思います。 今回は、この処理を「Power Automate Desktop」で実現する手順をご説明します。 利用アクション ・Excel の起動 ・Excel ワークシートから最初の空の列や行を取得 ・Excel ワークシートから読み取り ・変数の設定 ・For each ・テキストを置換する ・Excel ワークシートに

          [TIPS] エクセルの行を読み込み置換するフロー作成

          [TIPS] Excel を利用して簡単なスペルチェック機能

          概要 Power Automate Desktopの標準アクションには、「Spell Check」という Bing Spell Check を利用したアクションがありますが、Azure への登録が必要になり利用する際に少し手間がかかります。 Excel には、「校閲」の中に「スペルチェック」という機能がありますので、今回の動画で利用するフロー作成手順について、説明します。 利用アクション ・入力ダイアログを表示 ・Excel の起動 ・Excel ワークシートに書き込み

          [TIPS] Excel を利用して簡単なスペルチェック機能

          [リクエスト] Google トレンドの情報を取得

          概要 Web ページから情報を取得する場合には、「Webページからデータを抽出する」「Web ページ上の要素の詳細を取得します」アクションを利用する方法が基本的なフロー作成手順になります。 ただし、ページの構成では、2つのアクションでは、正常に取得できない場合があります。以前にご紹介した開発者ツールから「CSS セレクター」をコピーして、UI要素に張り付けても動作しない場合があります。 今回は、正常に取得できないページから情報を取得する手順をご説明します。 利用アクショ

          [リクエスト] Google トレンドの情報を取得