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B級ホラー映画「富士五湖奇譚 呻母村」、結局謎は解けず!(1/5点)

ホラー映画「富士五湖奇譚 呻母村(ふじごこきたん うめくぼむら)」を見ました

【作品情報】
監督:望月健二
出演:瀬田佳奈子、田中達也、佐藤まんごろう、他

【おすすめ度】
★☆☆☆☆(1/5)

あらすじはこちら。公式サイトから

山梨県富士五湖周辺には、数多くの廃村がある。北に位置する“呻母村”もその一つ。

[EP1] 心霊系動画配信を生業にしている、おなりぃ(田中達也)は、心霊スポット巡りと称して呻母村に向かう。
そこで村を守る祠から、祀ってあった“ひとがた”を盗む。その日から誰も彼を見ていない。

[EP2] 同じ頃東京の霊媒師・皆川(三浦清光)にも、かつて訪れた呻母村の呪いが連鎖し始める。
ある日皆川のもとに何者かから“ひとがた”が送られてくる。彼の能力では敵うはずもなかった。

[EP3] ダークツーリスト、ミフユ(瀬田佳奈子)は、山梨のとある事件があった場所をひとり取材していた。
やがて森で迷う。そして彼女は、決して見てはいけないものを見てしまう。そこが呻母村とも知らずに…。

Youtuberであるおなりぃ氏の動画撮影から始まり、その先輩Youtuberのぱいせん氏、霊媒師の皆川氏、そして最後は紅一点のYoutuberミフユ氏にいく流れ。

おなりぃ氏の底辺Youtuberのノリにまず着いていけず。いかにもな祠を蹴って崩したり、その場にあった縄の人形(ひとがた)を盗んだり。うん、皆様の頭の中に思い浮かべる底辺Youtuberそのまんま

途中で人の顔が窓から見えたりするのもまぁあるあるな演出ですよね。

最後に村から謎の女性(おそらく村の住民)が出てきて逃げるところはまぁ良かったし、帰り道の道路にその女性が現れるのもあるある。

ありきたりなんだけど、そこがある意味B級っぽさである

底辺君、家に戻った後日に失踪したよう。
戻った時に「なんか人形がなくなったんだよねー」なんて言ってましたが。

その人形は、その後霊媒師の皆川氏の基に郵送されたみたい。

うん、なぜ??

胡散臭さ全開の霊媒師 皆川氏、除霊依頼がきた家をお祓いしているシーンがあるが、胡散臭い。

でも、家にその人形が届いた後はなぜか少し漢気を出す。

「こいつと俺との勝負だ!」

って言っていたようないないような(もう記憶があいまい)。こういうキャラのブレ感も、とてもB級で素敵だ

後日、みなさまの期待通り、無事死亡。

最後のミフユ氏は、個人的には超好みの女子。髪の毛めっちゃツルツルでキレイ♪写真映りが悪いのが弱点(タイトル画像をご覧ください)

それはおいておいて、Youtube撮るの乗り気じゃなさそうなのに結構怖いところに一人ぶっこんでいけるのが不思議。キャラ設定の妙。最近の子によくある、考え無しの勇気というやつか。

呻母村を探し当てるが、そこにいた謎のおばあちゃん(おそらく村の住民)に襲われ足を怪我。その後病院でまたYoutuber録画しているが、片足喪失していた、、、かわいそう、、、

足動けないくらい怪我したのに、そもそもどうやって病院に戻れたんだろう?と聞くのはB級に対しては野暮だろうか

ここで、作品はお終い。

全体を通して。カラスの羽があらゆるところに落ちてたり、縄が出てきたりですべて連関しているのは分かる。

が、結局呻母村の謎はなんだったんだろう?という感じで終わってしまった。

おそらくは呪いが原因で縄だったりカラスだったりが出てくるんだろうけど、呪いの謎が解かれていない。

最初に出てくる村の女性もそのあとのおばあちゃんも、生きている人だと思うんだけど、彼女達は何?とか。

謎が解かれることなく、Youtuber達が被害だけ受けて終わった感じの作品でした。

B級っぽさだけは十分に出てたので、私のようなB級マニアは楽しめます♪
なので、1点あげちゃう。

低予算で作られているので、その工夫はしっかり感じられる。
女の子(瀬田佳奈子さん)も可愛い、今週豊洲のイベントの司会をしているよう。

演者さんの演技もOKで、監督さんも良いと思う。

それだけに、もうちょい謎を解いて頂けていたらよかったなと。

70分くらいの作品なので、もしB級の雰囲気を味わいたい気分でしたら、おススメします。


今日は以上です。
ゴールデンウイークなので、明日もB級ホラーみようかな♪

では、お読み頂きありがとうございました。

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