きんいろのうるか原案「金色の鯨」

高天原からやってきた
金色の鯨に
会釈を返して立ち去った
ある日の昼下がり

御手洗のほとりに一匹の鹿
鯉を狙って研ぎ澄ます
烏が降りてきて
角に止まれば
団子ひとつだけ咥えて行った

餞に渡された
榊を手に踊る
いつか鯨がきっと
ここに来ると信じ

金色の鯨がね
何処にいるかなんてわからないから
何処にでも祀れるよう
国じゅうに話をして練り歩く

この旅がどうか良きものになると
祈りを捧げ星を見上げて
(以下未定)

狼の尻尾の後を追いかけて
猿が出てきて威嚇され
蛇に出会ってこんにちは
川に向かって導かれる

橙に気を取られ
足もいつしかそぞろに
だけど鯨にきっと
また会えると信じ

金色の鯨の伝説は
いつしか神話になり
(以下未定)


きんいろのうるか原案
金色の鯨
当初は神話系ファンタジーの予定だった。
しかしネタ曲としてはインパクトがない。
クジラクジライルカ……
「ウルカ?」
イマジナリー姐さんがウルカとか言い出した。
飲兵衛め。
そんな流れでクジラがついに魚の内臓になってしまった。
原案バージョンの曲は気が向いたら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?