見出し画像

相談箱より:生活や創作活動をするときの私はどんなタイプで、どう向き合うのがよいか

占星術相談箱からのおたよりです。

聞いてみたいことは「生活や創作活動をするときの私はどんなタイプで、どう向き合うのがよいか」です。漠然としてますね、すみません。

社会人3年目でうつ病を患い、休職を繰り返しながら仕事を続けていましたが、来年からまったく新しい職場に転職することになりました。思いきって地元エリア(中四国など)も離れ、東京で暮らします。

創作をするオタクなので、東京での暮らしには「文化教養へのアクセスがたくさんあるんだろうな」という楽しみがある一方、病気とは一生の付き合いになる覚悟もしています。ソーシャルスキルトレーニングや認知行動療法も試しながら、一人で生活を運転していく方法を模索していますが、いつも「私はこの生き方で正しいんだろうか?正解だろうか?」という脅迫観念があります。
そういった、自分で自分を責め、ジャッジする自分と少しでも距離を取るために、「私はこれでいいのだ」と思える言葉を第三者から聞いてみたくて、メッセージしました。

「あなたはこういう星の人間ですよ」という説明の中から、自分にピンとくる言葉を見つけられたらいいなと思って、相談箱を送ってみました。よろしくお願いします。

ご病気の中で頑張っていらしたこと、大きな転機を迎えたこと、そのタイミングでわたしの活動が目に入ったこと。偶然のことですが、こうしておたよりをいただけたことにやりがいを感じます。

新生活を前に不安を感じるのはあたりまえですが、そういったときに「自分の生き方はこれで正解なのか?」と感じ、そのこと自体に距離を置きたい、と考える、非常に理性的な方のように思います(おそらく、ご病気の治療の中で身につけた考え方でもあるでしょう)。

今後の展望も含め、出生図を見ながら読み解いていきましょう。

とても堅実で実質を重んじる方だと思われます。ご病気の治療にあたっても、認知行動療法やソーシャルスキルトレーニングを試してこられたということですし、漫然と良くなるのを待つのではなく、治療のために努力を重ねていらしたのだと思います(うつ病となると、ただ休むということも実は大事ではあるのですが、それが性に合わないという場合もあります。その際に試せる治療法にアクセスできたのは幸いなことです)。

人に喜んでもらえることが自分の喜びともなりそうな位置の金星ですが、水属性に冥王星がひとつなので「喜んでもらっている実感」を得にくく、それで苦しい思いをしてきたのかもなと思います。「なんか嬉しそう」「嬉しがってもらえて私も嬉しい」という共感ではなく、「喜んでくれた証拠」のようなものを求めてしまっていたのかもしれません。

「このやりかたで正解だろうか?」と不安に思うのは「誰かに採点してほしい」という気持ち、つまり「正解かどうかを決めるのは自分ではない」と思ってしまっている可能性があります。

だいたいのことは「自分が心地よくできればそれが正解」です。

もしも採点が必要ならば「どのようにしたときに自分が心地よいか」をリストアップしておき、それをもとに生活を点検するのがいいでしょう。「自分が心地よいリスト」も、常に更新が必要です。新しい場所でひとり暮らしをはじめるのであれば、その城を管理運営するのは自分です。すべてを自分のためにチューニングすることができますし、チューニングは常に変化する自分に合わせて終わることはありません。

実質・実利、目に見えるものが大事な方でしょうから「書き出して自分の頭の中から出力し、自分と切り離す」ことはかなり有効なはずです。頭の中でぐるぐる考えているうちは「自分」の一部ですから判断の自信もなくなってしまうかもしれませんが、出力して「この基準でいく」と決めればその通りにきっちり運営していくことができそうです。

その基準を見直す頻度も、あらかじめ決めてしまうほうがいいでしょう。3ヶ月に1回でも、半年に1回でも、どんな頻度でもかまいませんが、決めるのです。できれば書いて貼っておきます。そういった「自分で決めたルール」が人生を円滑にするでしょう。



サポートしていただけるとシンプルに食費が増えます。