相談箱より:仕事と人間関係に関係する悩みを持っています
占星術相談箱からのおたよりです。
勇気を出してご相談いただいたのに恐縮ですが、出生日時のところに生年月日が抜けてしまっていました。
ひとまずタロットで見られる範囲でおこたえしますが、たぶん「生まれついての性質」にご興味があるだろうなと思います。
もし占星術で見てほしい、ということでしたら、あらためて生年月日を添えてご相談ください。
自分の性質:カップ2(逆)
周りの環境:ソード10(逆)
アドバイス:ソードのクイーン(逆)
すべて逆位置ですね。
かなり八方塞がりで、参っている状態だと思われます。
ご自身の性質としては、あまり大勢の人に囲まれるよりは、小さな範囲の交流を好まれる方だと思います。
ただ、それも現状うまくいっていないのでしょう。
周囲の状況からいっても、いろいろな無理や問題がたまって、もうどうしようもなくなっている、というように見受けられます。
ただ、どうしようもなくなったからこそ、新しい環境に進める、とも読み取れます。
アドバイスとしては、ご自身の向き不向きやつらいことを正面から受け止め、割り切って「できる」「できない」を切り分けていくことかと思います。
できないこと、つらいことを並べていると、どうしても気は沈みます。
しかし、それを明らかにするまでは、自分が穏やかでいられる場所も探せません。
「何もできない、ダメだ」と自分を責めるのではなく「できないこと」をできるだけ細かく言語化することが必要だと思います。
ご相談の中にあることでいえば「人との関わり」や「突発的なトラブル対処」かと思いますが、さらにもっと深掘りして「どんな人と関わりたくないか」「どんな人となら必要なだけ関わることができるか」「業務をするうえで必要な関わりはどこまでなら大丈夫か」などを考えていきます。
やみくもに転職をしようとしても、それらが言語化できていないと自分に合った職場は探せません。
今の職場にとどまるにしても、詳細な「自分の取扱説明書」があったほうがいいです。
おそらく、ご自分が困っていらっしゃることについても、誰にも相談できていないのだろうと思います。
まずは「自分はこんなことで困っています」と明らかにし、それを表現することが必要なのではないでしょうか。
ご友人についても「人と関わるとまたしんどい思いをするかもしれない」というのは、誰にとっても事実です。
知らない人と関わる、ということは、あらゆる可能性を含みます。
しんどい思いをするかもしれないし、一生の親友になるかもしれない。
一生の親友になったと思っても、つらい別れになるかもしれない。
ただ、あらゆる縁は切れたりつながったりするものです。
まだ起こっていない「しんどいこと」に怯えて閉じこもっていると、いつかひとりになってしまうかもしれません。
ひとりもそれはそれでいいものですが、寂しいなと思うなら、未知の可能性に賭けてみたほうがいいと思います。
ご相談の中にある「停滞してしまっている」「踏み切れない」という部分が、たぶんもっともご自身にとって問題なのでしょう。
なぜ、問題だとわかっているのに解決に向けて行動できないのか。
そこが性質によるものか、環境によるものかまではわかりませんが、
「なぜ」を責めるためではなく、問題の根っこを切り分けて解決へ導くために使う必要がありそうです。
これまでのご相談はマガジン「占星術相談箱」にまとめています。
創作関係のお悩み・病気のお悩みが多め。
ご相談はWebサイト「星かがみ」のフォームからどうぞ。
出生日時を教えたくない場合、タロットで占いますので「はとさん通信」に送ってください。
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