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「秘密」

君が笑っていること
君が泣いていること
どんなときにでも
変わらない僕で
いられたなら
あの日、君を
泣かせることはなかったのに

なんて昔話をすぐしてしまう
癖をやめてほしいよと
何度あなたに言ったかわからない
そんな言葉も聞けなくなるのかな

イメージでつくった
大切な人のいない毎日は
とても味気なくて退屈だ

海にいこうと君が誘うから
僕は、きっとこの部屋から
出ていける
君が無理矢理に振り回すから
きっと できることが増えてく
それは嬉しくもあり少し
恥ずかしくもあるんだ

そしてまたひとつ日付が変わる
季節が変わる
明日も新しい君に出会えるのかな
それでも変わらない
僕と君でこの物語の続きを
誰にも秘密で書き記そう。

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