訪問看護の魅力って?
おはようございます。何日続くか分かりませんが、今日も書いてみます。
3日坊主って言葉考えた人、期間が絶妙ですよね。抗いたいです。
さて、訪問看護や訪問リハビリを行うのはもちろん在宅です。施設の時もありますが、利用者さんの生活の場です。
病棟とは違って、利用者さんが生活してきた大切な場所です。そこには思い出の品や写真が飾ってあります。
お孫さんの写真や成人式の写真、お母さんの古い写真、旅行に行った時の写真、ご本人が自ら書いた絵、お土産として買ってきた民芸品、色々な書籍、こけし、ペナント、キーホルダーなどなど。
どれも古くなってたり、ほこりをかぶってたりしますが、大切なものですね。
私が訪問した時はそれらについて話を聞きたくなります。利用者さん自身への興味が湧きたちます。
お孫さんのことについて聞かれた利用者さんは嬉しそうに話しますし、ご自身の趣味について聞いても、楽しそうに話します。
ご本人が会話が難しいときはご家族が話してくれることもあります。
利用者さん自身のことを知ることって単純に楽しいです。
昔、オーディオのセットが応接間にある方がいらっしゃいました。音楽の話を聞くと、趣味の話を嬉しそうに話してくれます。
その方は寝室のベッドで酸素を使用して寝ておられたんですが、もうご自身では応接間に行くことも、オーディオで音楽を聴くことも難しいと考えていました。
そこで、
酸素の延長チューブを準備して、応接間まで移動して音楽を聴くことを提案しました。
訪問リハビリの日に一緒に応接間まで行って、豪華なオーディオで素晴らしい音楽を聴くことができました。
それで病状が変わったかというとそんなことはなく、末期の方だったので、ひと月後ぐらいに旅立たれました。
なんだそんなことって感じるかもしれませんが、私はこのような関わりが大好きです。
できないと考えてきたことが、ちょっとした工夫でできた時って、とても素敵な表情をされます。
引き込まれるような笑顔といいますか、こちらも楽しくなってしまいます。
そんな場面に多く遭遇できる、関わる人の工夫によって大きな変化があるのが訪問看護だと思います。
文章下手だなって思うかちょうでした。
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