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インドの料理旅館とスーツケースと釣り糸

フジフジと一緒にインドにある料理旅館みたいなところにお邪魔している。フジフジが詳しいみたいで、この店の構造についていろいろ説明してくれている。

階段を歩く

店には回廊があって、外を望む回廊である。そこからは遠くに山々が見える。2人で回廊をスーツケースを転がしながら歩いて行く。しばらく行ったところで、スーツケースを持ち上げるのが難しいハシゴみたいな階段があり、スーツケースを入り口にサーバントに頼んで戻してもらった。

それから食事をする場所まで案内してもらって、フジフジとテーブルでインドの焼酎を飲み始めた。消臭調

焼酎を飲む

しばらく焼酎を飲んでいるとだいぶ酔ってきたみたいで、フジフジはかなり顔が赤くなっていた。自分も火照りを感じた。周りには何人か他の客もいて、そろそろ我々は次の予定があり、移動しなければいけない。

「カガヤさん、そろそろ行きますよ」

とフジフジに言われて、我々は席を立った。

席をたって、回廊を歩いて行くと、途中でインド人の家族の居室のような場所があって、階段の左右で子供たちが寝ていて、子供が1人起き上がって、一緒に階段を登ろうとするのを母親が止めていた。

階段を上って進んでいくと、しばらく行ったところで左手に会計をするための場所がある。入り口には我々が入ってきたホールがあって、そのホールの奥側に外に続く回廊があった。そちらは外に続いているため、床面が少し濡れていた。荷物の中からスリッパを取り出し、スリッパを履いて、外側の回廊を歩いて行った。

釣り糸を結ぶ

釣り糸の整備をしていた。
どうやら釣り糸はちょっと細めだったようである。
なので、太めのワイヤーを交わせたリードに変えてみてはどうかと提案された。それもそうだなと思いつつ、リードと釣り糸を結ぶ、結び方を頭の中で反芻した。おそらく、その結び方を試すのは30年ぶりだと思う。

車とモニター

迎えに来た車に乗り込もうとすると、車の手前にモニターがあって、そのモニターは赤色がかったモニターなのだけれど、そこに先程までのインド料理屋での我々のコメントが顔と一緒に表示されているのが見えた。


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