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「授業中にカムイ伝を読む夢」と「寒の水」と夢の中でVRを発動させる事についての考察

授業を受けている。
授業中にカムイ伝の文庫を読んでいる。
文庫はカラーになっていて、実際のカムイ伝とは違い劇画ではなく淡く着色された線画で描写されていた。

窓際の机にノートを広げ、文庫を読みながら授業を聞いていた。

しばらくして、眼鏡をかけた男性がやってきた。
彼が教室を見回って、友人のスターバックスの女性がそこにいるの見て何か企画の話をした。

その男性はファッション誌の有名な編集者であることがわかった。
僕達も話をした。

男性が作っている雑誌を見せてもらった。
その雑誌は存在としては空中に展開する雑誌でキリストの最後の晩餐みたいな感じで横長にスクロールしていく部屋が描かれていた。

部屋の中は雑然としてるがデザインされた部屋である。
昔の日本の大和絵のような描画手法を使ったタイムラインのある生死が空間になっている。
固定された静止空間が物語のように横へとつながっていく。

彼は鈴木さんという名前で企画について女性と僕と鈴木さんで話を進めていった。

【考察】
何を示唆しているのかは分からないが冒頭のカムイ伝のような文庫を読んでいることが重要だと感じる。本来、授業中に読んではいけないはずの漫画を読んでいる。これは、大事なことをしているのだけれど世間的にはそれが重要だとは認識されていない、を示唆している、という捉え方もできる。

昨日は御代田で行われる神事「寒の水」に参加した。
大寒の日に褌ひとつで零度近くの夜空の下、各所に設けられた水桶の水をかぶり無病息災を祈願する。参加するのは今年で5回目であった。

今年は、総勢52名が水行者として神事に参加した。
冷水は身体へと意識を集中させるツールであり、論理思考が低下し、集団の中にある種のトランス状態が形成されていく。
描写を試みることはできるが、体験を言葉で伝えるのは難しい。

夢に話を戻す。
授業中、あるいは仕事中にカムイ伝に似た漫画を読むことには意味も理由も存在しない。ただ、あの瞬間、脳のパフォーマンスが最大化するには至っていなかった。それは少しだけ論理的な迷いが生じ、シリアル処理が発動してしまっていたからだ。
次回は意味空間を書き換え、論理思考が入り込まない「場」を夢内でのVRとして構築する実験をやってみたい。

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