洗濯機と猫型ロボットとDOG DAYS'の夢

洗濯機がある。
その部屋の洗濯機は部品の1部が壊れている。
実際にはまだ壊れてはいない。
なので稼働はする。
しかし、部品の一つを交換することが宿命づけられている。
それを交換してもらおう、という話をしていた。

その建物の側面、壁面はギャラリーとしても使えるように備え付けの棚があった。そこに洗濯機の部品が全部入った1mくらいのサイズの長方形のパッケージがある。これを使って洗濯機の部品を交換してから、係のものに後で連絡すればよいのではないか、と管理人に相談してみた。

彼と話をしているとベランダから声がした。
行ってみるとオサムがいて

「カガヤさん大丈夫ですか」

と言った。
状況として今こんな感じで交換してから連絡するとやり方を検討しているよ、と話した。

50人くらいで道路を雑巾がけしている。
これはイベントである。
ある種のパレードのようなものである。
小学生の頃の同級生も一緒だ。
雑巾がけをしながら道路を進んでいく。
しばらく、そうしていると後方から100台位の小さな猫型ロボットが並んで走ってきた。aiboを小さくしたような形状で、複数のカラーの筐体が一斉に走っている。

「これらがパレードに加わったんだ、すごいね」

とサダヨシが言った。

その後、我々はハンカチで雑巾がけをしていった。
道路はアスファルトではなく床のような材質である。
しばらく、おそらく50mくらい、進んで左へ曲がったあたりで、陸橋にさしかかった。そこから人々は立ち上がり、進んでいった。
僕も陸橋の途中でハンカチを取り上げ、裏返しにして、汚れを払った後、歩いて陸橋を渡った。

カラオケの練習しなければいけないカウンターがオフィスの一角にある。
そこにはヘッドフォンとマイクが置かれている。
クローズ型のヘッドフォンを耳にかけると岡村靖幸のドックデイズが流れている。曲を聴きながら歌詞を思い出して、口ずさまなければならない。
傍らにおかれている無線のマイクはヘッドフォンでモニターできる。
その奥にある有線のマイクは会場用のマイクである。
マイクを手に取って、モニターできることを確認し、途中で歌をやめた。

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